psgroove.hexソースの修正

LED点燈用の設定を基板の使用可能なポートにあわせて修正する。

makefileを編集

通常のテキストエディタで編集してよい。

基盤の種類

BOARD = USER

Board/LEDs.hを編集

通常のテキストエディタで編集してよい。

ポートの設定

LEDs.h内の以下の文字列を編集する事でLED点燈を行う制御ポートを変更する事ができる。
  • DDR*(93行目:*にはアルファベット)
  • PORT*(94,99,104,109,115,120,126行目:*にはアルファベット)
※ストロベリーリナックスの基板であればB,C,Dのポートが使える。

赤LEDの宣言

  • このLEDはPS3の電源投入後psgrooveが正常に起動するまで点燈する
  • 正常に起動すると消灯する
72行目のLEDS_LED1が赤LEDの宣言となっている。
(1 << X) Xの部分がLEDを繋ぐポートの番号で0~7が使える。
※ストロベリーリナックスの基板であればBであれば0~7,Cであれば2と4~7,Dであれば0~7のポートが使える。

緑LEDの宣言

  • このLEDはpsgrooveが正常に起動すると点燈する
74行目のLEDS_LED2が緑LEDの宣言となっている。
(1 << X) Xの部分がLEDを繋ぐポートの番号で0~7が使える。
※ストロベリーリナックスの基板であればBであれば0~7,Cであれば2と4~7,Dであれば0~7のポートが使える。

descriptor.h

動作確認をするのみならgitで取得したソースのままで問題ない。

LEDの実装

LED取り付け時の抵抗値の算出

計算式:(V-Vf)/If=R
  • V = 供給電圧:USBから供給されるので基本的には5Vで計算
  • Vf = 順方向電圧:LEDのカタログスペックを参照する、分からない場合は1.7V程度で計算
  • If = 順方向電流:LEDのカタログスペックを参照する、分からない場合は6mA程度で計算
  • R = 抵抗値:計算式から導き出されるLEDに繋ぐ抵抗の値

計算の例

例えば http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-03462/ の赤LEDを使用する場合。
V = 5
Vf = 1.67
If = 10mA = 0.010A
これを計算式にまとめると、(5-1.67)/0.010=333 となる。
つまり、333Ωに近い値の抵抗を用意すればよい。

基盤からの配線例

LEDs.hをDDRD、PORTDで設定し、以下のポートに設定した場合。
#define
LEDS_LED1 (1 << 3)
#define
LEDS_LED2 (1 << 6)

A = アノード(足の長い方)
K = カソード

D6 *── 70Ω─A|緑>K──* GND
D3 *──330Ω─A|赤>K──* GND

赤LED
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-03462/
(5-1.67)/0.010=333Ω

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最終更新:2010年09月06日 23:35