このゲームについて

Warhammer 40000: Dawn of Warはボードゲーム"Warhammer 40000"の舞台設定を基にしたSF RTSである。略称W40k、DoW。
開発はRelic Entertainment、販売はTHQが行っている。
このシリーズでは今までに以下の商品が発売されている。

Warhammer 40000: Dawn of War

シリーズ第一弾。2004年9月発売。
Space Marine、Chaos Space Marine、Eldar、Orkの4つの勢力が登場した。
キャンペーンは全11面からなる。Space Marineの戦団の一つである"Blood Ravens"の第三中隊隊長Gabriel Angelosを中心に、オークの侵攻にさらされている惑星Tartrusでの戦いを描く。キャンペーンでプレイヤーが操作できるのはSpace Marineのみ。

Warhammer 40000: Dawn of War - Winter Assault

拡張パック第一弾。略称WA。2005年9月発売。Warhammer 40000: Dawn of War本編が無いと動作しない。
使用可能な勢力にImperial Guardが加わり、既存の各勢力に一種類ずつ新ユニットが参加した。
キャンペーンはImperial Guard/EldarのOrderキャンペーンとChaos Space Marine/OrkのDisorderキャンペーンに分かれている。Space Marine以外の全勢力を操作できる。物語の舞台は同一で、惑星Lorn Vに眠る超兵器Titan: Dominartusをめぐって各勢力が対立する。
プレイヤーがどの勢力を操作しているかによって事態の展開が大きく変わる。各キャンペーンはそれぞれ5面で構成されており、最終ミッションのみ種族ごとに分かれている。
時系列としてはDoW本編の後に起こった出来事であるが、ストーリー上直接の関係は無い。

Warhammer 40000: Dawn of War - Gold Edition

DoW本編とWinter Assaultのパック商品。フロンティアグルーヴから日本語版が発売されている。

Warhammer 40000: Dawn of War - Dark Crusade

拡張パック第二弾。略称DC。2006年10月発売。Warhammer 40000: Dawn of War本編が無くとも動作するが、その場合マルチプレイヤーゲームで既存の5勢力を使用できない。インストール後、本編のCDキーを入力することでオリジナル4勢力が、WAのCDキーを入力することでImperial Guardが使用できるようになる。
TauとNecronsの2勢力が参加して全7勢力を扱えるようになった。また、既存の5勢力にはさらに新ユニットが1つずつ追加された。
パッチによって従来とは仕様が大きく変更されている。
キャンペーンは一つのストーリーラインを追うのではなく、一つの惑星をめぐって各勢力が争う形になっている。惑星上のエリアを一つずつ敵から奪い取り、敵対する全勢力を滅ぼすことが目標となる。物語の時系列としてはWAの後で、さまざまな偶然と必然によって7つもの勢力がお互いにしのぎを削ることになった(Space MarineとImperial Guardまで対立状態になっている)惑星Kronusが舞台。全ての勢力でプレイできる。

Warhammer 40000: Dawn of War - Platinum Edition

DoW本編・WA・DCを一つにまとめたパック。


Warhammer 40000: Dawn of War : Soulstorm

拡張パック第三弾。2008年3月に発売された。製作はRelicとIron Lore(Titan Questなど)。略称SS。

新種族として「Dark Eldar」と「Sisters of Battle」が参加した。
Dark Eldarはケイオス神スラーネッシュを崇めるエルダー。
Sisters of Battleは帝国国教正統派が抱える軍事組織であり、
スペースマリーンともインペリアルガードとも異なる指揮系統に属する。

ゲームシステムの変更としては、常時空中を移動する「飛行ユニット」が追加された。
また、Dark EldarとSisters of Battleはそれぞれ独自の「第三の資源」を有しており、
これを利用することで特殊なアビリティを発動させることができる。

単体でも動作するが、マルチプレイヤーで既存の種族を使用するためにはこれまでの作品を購入しなければならない。

入手方法

Platinum EditionやSoulstormなどはPCゲーム店でパッケージ版を入手できるが、Valve社が運営するゲームダウンロード販売システム"Steam"でGold Edition、Dark Crusade単体、Platinum Edition、Soulstorm単体が販売されており、これを用いることで容易かつ安価に入手することも出来る(クレジットカードが必要)。また、パッケージで購入したGold EditionのCDキーをSteamで購入したDark Crusadeに入力して既存5勢力の使用を可能にすることができる。
(日本語版Gold Editionの扱いについては報告例が無いため不明。日本語版Gold EditionのCDキーをパッケージ版Dark Crusadeに入力することはできるため、おそらくは可能であると思われる。)
SSではCDキーの入力は求められず、ダウンロード版とパッケージ版のCDキーの互換性に関する問題は発生しないようになっている。


体験版はDoW本編とWA、DC、SSの全てに存在する。4Gamerなどのサイトでダウンロードできる(Steamでも可能)。

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最終更新:2008年03月09日 17:18