Rising Moon the Samurai & the Gunman(後編) ◆wYjszMXgAo



◇ ◇ ◇


「ビシャァァアアァァァアァァーーーーースッ!!」


――――カレン・シュタットフェルトだったモノが血と臓物を撒き散らして転がった。
どう見ても致命傷だ。駆け寄って声をかける必要すらもないくらいに。
上半身と下半身が皮一枚で繋がっているだけなのだから。
中に詰まっていた臓器やら脊椎やらは血煙となってカレンだったモノの上に漂っている。

上半身から覗くのはアバラや黄色い脂肪、それに紫色の臓物だ。
腹側のアバラの周りの脂肪分が多い部位がカルビ。
反対に、背中の方の赤い血を流し続けている辺りがロース。
どろどろと零れ落ちてくる横隔膜の周辺が文字通りのハラミだ。
そうした筋肉の間からちらちらと、レバーやハツ、つまり心臓が精一杯まだ生きていることを示そうとしているのが見える。
勿体ないことに、ミノやギアラと呼ばれる胃の部分は完全に木端微塵になってしまったようである。
下半身の方もだいぶ内臓系のは吹っ飛ばされてしまったらしい。
しかし、半分くらい残ったホルモン、いわゆる大腸が弾ける寸前のソーセージの様に蠢きながら自己主張をしている。
焼肉にはあまり使われない小腸も一緒に、臓物が後から後から押し出されてくる。

その、モノの横を見向きもせずに通り過ぎ、血煙の奥から湧き上がるように歩み出てきた影が一つ。
誰、などという疑問は顔が見える前から吹っ飛んでいる。
その手にある獲物は、紛う事なき日本刀。
……その男の名は、ビシャス。
自身のかつての相棒であり、最大の宿敵でもある野心家だった。


◇ ◇ ◇


銀の髪の男は、モノを見続ける黒髪の男の視界を遮るようにモノの前に立ち塞がる。
そして、抜き身の刀を手から下げながら、告げた。
……この場における台詞として、この言葉以外などは在り得ない。

これは再演。
いつかどこかの世界で告げたときと同じ様に。
戦いは、繰り返される。

「ようやく目が覚めたか。
 ……いつか言ったはずだスパイク、お前を殺せるのは俺だけだと」

黒い髪の男の眼光に既に驚愕はない。
僅かにヒトだったモノへの哀悼を漂わせるも、今この時に気を取られている暇などない。
手の中にデザートイーグルを収め、握り締める。
どんな因果か、この銃は彼の愛銃と同じメーカー製の逸品だ。
世界最強のオートマチックとの呼び名も高いその威力は、手にした時の馴染み具合の悪さを補ってくれるだろう。

「……そのままお前に返すぜ、ビシャス」

二人の男が睨み合う。
月は高く、足場は朽ちて。
一人の女の死がその戦いを呼び込んだ。
他に何の音も生じない。
ただ、潮騒が遠くから響く、それだけだった。

「……どの道お前とはこうなる運命だ」

言葉が放たれ、それが契機となった。

世界の全てがコマ送りになる。
最早余分な修飾は、必要ない。


黒髪の男が銃弾を放つ。
直後、銀髪の男がナイフを投げた。
黒髪の男はそれを意に会さない。
ナイフをその身に受けながらも迷うことなく突撃する。
だが、銀髪の男は流れるようにそれをいなした。

そして、銃と刀が交差する。
両者とも、押し負ける事はない。
ぶつかり合う銃と刀を挟んで、二人の男は眼光を刺し合う。

不意に、黒髪の男が2発、銃弾を撃ち放った。
しかし決定打にはならない。銀髪の男の頬を掠めただけだ。
そのまま銀髪の男は刀で黒髪の男の足を斬りつける。
だが浅い。

直後。
銃と刀が激突する。
――――二つのくろがねが、宙に踊った。
それぞれが持ち主の手元を離れ、それぞれの仇の元へと飛んで行く。
二つの武器は仇の足下に転がり、しばしの静寂が訪れた。


「……カレンは逝っちまった。……終わりにしようぜ」


「望み通りに」


二人の男は、互いの仇の相棒を互いに放る。
男と男は、それぞれの獲物に手を伸ばし。
相手よりも早く一撃を加えようとする。


決着は一瞬。


再演は、終了した。




全ての結末は物語通りに。
倒れ伏せるのは銀髪の男。

黒髪の男は。
――――スパイク・スピーゲルは、因縁を清算した。
残るのは、それだけだ。
ただその事実だけが、残っていた。


◇ ◇ ◇


「くそったれ」

スパイクは倒れて動かないビシャスと、その奥のカレンの残骸を見る。
自分のもたらした結末が、そこにある。
たとえ、殺し合いに乗っていたのだとしても。
――――カレンは、自分達の因縁に巻き込まれたのだ。

「……くそったれ」

気分が悪い。
旨い肉をたらふく食ったばかりというのに、とんでもなく気分が悪い。
肉抜きのチンジャオロースが恋しかった。
因縁を清算したのに、その後に残ったのは清算したというその事実だけだ。
他に何も手に入れたものなどない。
ジュリアもここにはいない。
二つの死体があるだけだ。

「…………くそったれ」

自分の傷は浅い。大したことはないだろう。
それ故に、カレンの事が脳裏から離れない。

「……だから、ガキと女と動物は、嫌いなんだよ」

カレンとビシャスに背を向け、スパイクは一人のろのろと歩き出す。
もう、自分にできる事は何もない。
埋葬くらいはしてやるべきなのかもしれないが、その気力も湧かないほどに気分が悪い。
一心地、つきたかった。


僅かに痛む足で、とりあえず病院に向かう。
そこには清麿というジンの仲間がいるはずだ。
……脱出していたり、カレンの様な目にあっていたりしなければ、の話だが。

ジン達、そしてルルーシュにはどう説明すればいいのだろう。
彼女は自分を消そうとしていた、それはおそらく正しいはずだ。
だが、それがルルーシュの意図なのか、彼女自身の考えなのかは今となっては分からない。
……ただ、それを伝えるのが気が重かった。
彼らは自分の事を信用してくれるだろうか。
二人きりになって、合流した時には一人減っている。
そんな状況で自分の事を信じてくれる可能性はどの程度のものか。
疑問ばかりが脳に浮かぶが、しかしそれ以上考える気力は浮かばない。

黙々と、黙々と。
スパイクは振り返りもせず、ただ、綺麗な月の下を一人歩いていた。


……だから、彼は気付かなかった。
最強にして最大の個人兵装が、彼の背中に照準を定めていたことに。


◇ ◇ ◇

――――負けた。
純然たる事実として、自分は負けた。

その事に異論を挟むつもりはない。
因縁は清算された。自分の敗北という形で。
だから、もうそれをどうこうするつもりは一切ない。

だが。
……だが。


――――ビシャスは生きていた。
もちろん無傷ではない。
相手取ったのは世界最強の拳銃の一つだ。
それを食らって生きているのは幸運としか言えないだろう。
体は明らかに異常を訴えている。
これだけ早く意識を取り戻せたのが不思議なくらいだ。

しかし、それでも。
それでもビシャスは決闘を生き延びた。
何故か。
……偶然手に入れた、防弾チョッキを着込んでいたからだ。
それがなければ、確実に死んでいただろう。

とはいえ、防弾チョッキとは銃撃を無効化するような代物ではない。
衝撃を分散させ、打撃という形に変換するだけだ。
運の良いことにデザートイーグルの弾丸が直撃したのは右胸だった。
反動の大きさがわずかに狙いをズラしたのだろう。
心臓に直接のダメージはない。
だが、それでも被害はあまりに大きすぎる。

呼吸がしにくい。
おそらく、アバラを粉砕骨折でもしたか。
喉元から血と一緒に何かの塊がせり上がってきた。
肺が潰れた公算が大きい。
内臓にもダメージが行っているだろう。

自身の状態を鑑みる。
……以前の女格闘家とのダメージも相まって、最早相当危険な状態だ。
この調子では夜明けまで保つかどうかすら怪しいとさえ思える。
長く見積もって、朝。
早ければそれ以前に。
自分の命は尽きることになる。
……運良く回復手段でも見つけない限りは。
だが、そんな魔法のような回復手段など期待するだけ無駄だろう。

故に、その前に。
どうにかしてでも、この会場の人間を殺し尽くさねばならない。

既にスパイクとの決着はついた。
だからこそ、それにこだわる必要はもう、ない。
自分は生きている。
ならば出来ることをするまでだ。
日本刀を用いる理由はなくなった。
自分の使えるありとあらゆる手段を以って、所在なげに暗闇の中を歩き続けるあの男を抹殺する。

十字架を引きずり出し、機関銃の銃口をスパイクの背に向ける。
これは手始めだ。
自分の人生で最も長い夜の始まりを告げる開幕のベル。
それをあの男に奏でてもらう。


別れの言葉に、銀髪の男が何と言ったかは定かではない。


◇ ◇ ◇


――――彼女の意識は、混濁していた。
しかし、そんなぐちゃぐちゃになった自我の末路でさえも、分かることが一つある。
……自分は、もう間もなく死ぬ。

何か、やらなければいけないことがあった気がする。
何か、守らなければいけないものがあった気がする。
何か、成し遂げたかったことがあった気がする。

しかしそれも最早叶わない。
このまま自分にできるのは、横たわって混沌とした意識が完全な無に帰るのを待つだけだ。


……本当に?


何か出来る事はあるだろうか。
頭の中は混沌さえ薄れつつある。
それ故に多少ははっきりとした意識でそんなことを考えた。

そして、声が聞こえた。
二種類あった。
一つは自分の敵だ。少なくとも、自分の知る誰かはそう判断した。
そして、自分がそれを消そうとしたのだ。
もう一つははっきりと分からない。
ただ、聞いたことがあるような気もする。
それはどこかのVの字だったろうか。それともどこかの国の皇だったろうか。
それとも全く関係のない人間か。
……分からない。分からない。

ただ、一つ理解できた。
前者の“敵”は“敵”ではなかった。
おそらく、自分の死に対して怒ってくれたのだから。
“敵”とは後者だ。
紛う事なき、敵だ。
災厄そのものだ。
この男を、大切な何某かに近づけるわけにはいかない。

ぼんやりとした視界に、歪んだ像が映り込む。
銀色の髪の男が、自分を撃ち抜いたと思しき十字架を黒い髪の男に向ける。
あの男は自分達が死んだと思っていて、全くこちらを意識していない。

……それだけは、させてはならない。
彼の正体を知るのは既にあの男だけだ。
自分はもう力になれない。
だから、彼を誰かに守ってもらわなくては。
たとえそれが、彼が危険だと判断した存在であっても。

意識は、それを決意した。
しかし体は動かない。
当然だ。血を流しすぎた。
それ以前に下半身と上半身が泣き別れしている状態で動けるほうがおかしいだろう。

動かない。
動かない。
動かない。
動かない。
動かない。

止める手段はあるのだ。
未だ手には銃が握られたままなのだから。
あの男を殺すはずだった銃が。
しかし体は動かない。

動け。
動け。
動け。
動け。
動け――――!

動かない。
動かない。
動かない。
動かない。
――――動いた。

それは火事場の馬鹿力か、死せるものの最期の力か。
分かるものはこの場にはいない。
ただ、緑色の光がそこにあった。
螺旋が今わの際にいる少女の瞳の中に浮かぶ。

そして、ほんの少しの間だけ。
彼女の体が満足だった時と同じだけの動きを神様が許してくれた。


◇ ◇ ◇


――――銃声がした。
それも、自分が葬ったビシャスの方からだ。

聞き届けると同時、スパイクは振り向き、そして驚愕した。
死んだと思ったビシャスがこちらに機関銃の砲口を向けていたこともそうだったが。
……何より、明らかな死人だったはずのカレンの上半身が、寝転んだままビシャスの足を撃ち抜いていた事に。

こちらを向いて、彼女は吠える。
死人同然の体だというのに。
それが最期の命の炎を燃やし尽くして告げる言葉だったからこそ、スパイクはそれを何よりも強く意識した。

「……スパイク・スピーゲル……ッ!!
 ル、……ゼロを、守って……!」

それだけを告げて、彼女は再度ワルサーをビシャスに向ける。
だが、ビシャスは即座に日本刀を抜き放っていた。

……スパイクの決断は一瞬だった。
駆け足で、この場を離脱する。
今の間合いはまさしく機関銃の的でしかない。
拳銃で応戦するのは自殺行為すぎる上に、近寄ることすら出来はしない。
出来るのは態勢を立て直す為に退くことだけなのが明白であり、
何より、それが彼女の最期の時間稼ぎに報いる行為だと分かっていたからだ。


一人の少女の最期の輝きによって、カウボーイは闇の中に消えていく。
銀の髪の災厄は、少女のその輝きを断ち切るために髪と同じ色の刃を翻した。
月が刀に映り込む。

それを見て、少女は思う。
なんて綺麗な月なんだろう。
ああ、やっぱり――――いい夜だ。


――――銀の煌きが迫る一瞬。
少女は永い永い夢を見た。
兄と母が側にいて、皆でずっと幸せに暮らすのだ。

後は託した。
幸せな夢も見た。
悔いはある。不安もある。
……だが。
それでもきっと、結末は幸いであることを信じられた。

だから、これで一つの物語はおしまい。
一人の騎士のまま、一人の少女は眠りに就いた。

銀の刃からは赤い雫が滴り落ちた。
血溜りに映った月は紅く、紅く。

――――いい夜だ。

紅い月が、まるであの世の門であるかのように空に穴を穿っている。




【カレン・シュタットフェルト@コードギアス 反逆のルルーシュ 螺旋力覚醒】
【カレン・シュタットフェルト@コードギアス 反逆のルルーシュ 死亡】


◇ ◇ ◇


――――走る。
傷の手当もしないまま、走り続ける。
それは逃げる為に。

勝者は敗者を恐れてただ走り続ける。
敵わない事を認め、しかしその眼の炎は絶やさずに。

力が足りない。
倒しきれない。
だからこそ、それを得る為に。
既についた決着。
そこに残った最後の残滓、銀の髪の幽鬼を葬り去る為に。

男は血が滴り続ける傷を構いもせずに、力を求めて走り続け――――、
次第に速度を緩めていく。

力は足りない。
武器が足りない。
だが、それ以上に、……冷静さが足りない。

後ろを振り返り、幽鬼が追いついてきていないことを確かめ、ゆっくりと息を吐き出す。
一服の為に煙草を探すも、それがない事を思い出し、彼は舌を鳴らした。


「…………」


男は何も言わず、歩を再開する。
見れば、すぐ近くに建物がある。
暗闇の中でもうすぼんやりと月明かりに染まる白亜の城築。

――――病院だ。

傷の手当をして、仲間となるはずの少年を探さねばならない。
重機関銃に一人で対抗する術は今の所ない以上、誰かの力を借りる必要があるのだから。
決着はついた。
しかし、それは命のやり取りの終わりではなかった。
……それだけの話だ。

スパイク・スピーゲルは静寂の中に足を踏み入れる。
その脳裏に一人の少女の生き様を刻み込みながら。
彼女の遺言を果たす為にも、幽鬼を葬らなければならないことを理解して。

自分達と別れた少年に対する疑念が消えたわけではない。
だが、それでも。
この戦いが終わるまでは、彼の命の灯くらいは守ってみせよう。


「……せいぜい、出し抜かれんように気をつけねぇとな……」



【D-6/総合病院前/一日目/夜中~真夜中】

【スパイク・スピーゲル@カウボーイビバップ】
[状態]:疲労(中)、心労(中)、全身打撲、胸部打撲、右手打撲(一応全て治療済みだが、右手は痛みと痺れが残ってる)、左肩にナイフの刺突痕、左大腿部に斬撃痕(移動に支障なし)
[装備]:デザートイーグル(残弾4/8、予備マガジン×2)
[道具]:支給品一式×2(-メモ×1) ブタモグラの極上チャーシュー(残り500g程)、スコップ、ライター、軍用ナイフ@現実、不明支給品×1~2(中身は未確認)
[思考]
0:……くそったれ。
1:病院内を捜索し、高嶺清麿と合流する。
2:カミナを探しながら映画館もしくは卸売り市場に向かい、ジン達と合流後図書館を目指す。
3:準備が出来たら、今度こそビシャスを完全に葬る。
4:ルルーシュと合流した場合、警戒しつつも守りきる。
5:ジェットの肉抜きチンジャオロースが恋しい。

[備考]
※ルルーシュが催眠能力の持ち主で、それを使ってマタタビを殺したのではないか、と考え始めています。
 (周囲を納得させられる根拠がないため、今のところはジン以外には話すつもりはありません)
※清麿メモの内容について把握しました。
※ドモンと情報交換しました。会場のループについても認識しています。



◇ ◇ ◇



――――完全な失策だった。

よもや、死に損ないがあのような動きをするとは。
緑色の光に全身が包まれた瞬間、小娘の上半身が生き返ったように動き出し、自身の右足を撃ち抜いた。
理由は不明だが、自分の消した女格闘女家同様の光を纏っていた気がする。
あれは、危険だ。
確認した場合、最優先で消去せねばならないだろう。

スパイクは逃げおおせた。
今の自分には足の負傷、そして呼吸の乱れからして、追う事すらままなるまい。
疲労も激しく、休息という選択肢もあるだろう。
だが、時間は残り少ない。
そんな悠長なことをしている暇などあるだろうか。

……考えるまでもない。
もとより自分のできることは殆ど変わらないのだ。
あの男の逃げた方向は分かっている。
追いつけないにしても、そちらの方に向かえば出くわす可能性は高いだろう。

――――決着に異論はない。
だが、生死を分かつ要素はまた別のものでしかないのだ。



【E-6/デパート跡付近/1日目/夜中~真夜中】

【ビシャス@カウボーイビバップ】
[状態]:疲労(大)、胴体にダメージ大、左肩と右脇に銃創(応急処置済み)、右肺損傷、右肋骨粉砕骨折、内蔵損傷、右脛部に銃創×3(長時間の疾走は不可能)
[装備]:パニッシャー(重機関銃残弾70%/ロケットランチャー残弾50%)@トライガン、ビシャスの日本刀@カウボーイビバップ 、防弾チョッキ(耐久力減少)@現実
[道具]:支給品一式×4(内一つの食料:アンパン×5、メモ×1欠損)、
日出処の戦士の剣@王ドロボウJING、アゾット剣@Fate/stay night、
ジェリコ941改(残弾7/16)@カウボーイビバップ、コルトガバメント(残弾:3/7発)、UZI(9mmパラベラム弾・弾数0)@現実、ワルサーP99(残弾11/16)@カウボーイビバップ、
レーダー(破損)@アニロワオリジナル、 ウォンのチョコ詰め合わせ@機動武闘伝Gガンダム、高遠遙一の奇術道具一式@金田一少年の事件簿、水上オートバイ、
薬局で入手した薬品等数種類(風邪薬、睡眠薬、消毒薬、包帯等)
[思考]
基本:参加者全員の皆殺し。元の世界に戻ってレッドドラゴンの頂点を目指す。
0:スパイクの逃げた北部へ向かう。
1:皆殺し。スパイクであっても手段を選ばず抹殺。
2:回復手段の模索。ただし期待はしない。
[備考]
※地図の外に出ればワープするかもしれないと考えています。
※スパイクとの決着には納得しています。故に、スパイクを特別視はしなくなりました。
※螺旋力覚醒を目の当たりにしたため、同様の現象を確認した場合、最優先抹殺対象となります。
※戦闘などの瞬間的なものを除き、走る事はできません。移動速度が低下しています。
※長くとも朝まで自身の体は保たないと見積もっています。あくまで自己診断です。


◇ ◇ ◇


「……しかし、良かったのか? ジン。
 あの女……、カレンはおそらくスパイクに敵意を抱いているぞ」

港湾を渡る橋に差し掛かったところで、不意にドモンは話題を切り替えた。
最初に出会ったときから感づいていたことだ。
カレンのスパイクへの態度はあまりにとげとげしすぎる。
それこそ、スパイクへ害意を抱いているといってもおかしくないくらいに。

「だからこそ、だね。
 カレンおねーさんには悪いけど、スパイク相手なら頭を冷やさざるをえないでしょ」

しかし、ジンはその質問を予期していたのか流れるように言葉を繋げる。

「分かってるだろ? それこそドモンがやってた事さ。
 拳の交換は時として言葉を束ねて編み上げた紐よりなお強靭。
 カナリアよりも高らかに歌い上げる事だってできるんだ」

ジンの返答に、ドモンは満足げに眼を瞑る。
ガンダムファイターといえど、休息は欠かせない。
休めるうちに休んでおかなければ体がもたないだろう。

「……フ。それもそうだな。俺も少し疲れがまわった様だ。
 人影を見つけたら起こしてくれるか?」

頷くジンを確認して、ドモンはひとまずの眠りに就く。
気がつけば、もう橋の真っ只中。
月の光に照らされる水面は黒く、静かにさざめき続けている。
空の星々も町の光もすでに遠い。

潮騒の音に包まれて、一台の車は夜の海の上を滑るように進み続けていた。
――――月の下で起こった一つの戦いの結末も、知ることがないままに。


【F-4/連絡橋上/1日目/夜中~真夜中】

【ジン@王ドロボウJING】
[状態]:消防車の運転席。全身にダメージ(包帯と湿布で処置)、左足と額を負傷(縫合済)、満腹
[装備]:夜刀神@王ドロボウJING×2(1個は刃先が少し磨り減っている)
[道具]:支給品一式(食料、水半日分消費)、支給品一式
    予告状のメモ、鈴木めぐみの消防車の運転マニュアル@サイボーグクロちゃん、清麿メモ 、毒入りカプセル×1@金田一少年の事件簿、カリバーン@Fate/stay night、乖離剣エア@Fate/stay night、ゲイボルク@Fate/stay night、短剣
[思考]
基本:螺旋王の居場所を消防車に乗って捜索し、バトル・ロワイアル自体を止めさせ、楽しいパーティに差し替える。
0:どうだいスパイク、そっちは上手くやってるかい?
1:豪華客船方向に向かいながら、カミナを探す。
2:仲間を集めつつ左回りで映画館、あるいは卸売り市場に向かう。スパイク達と合流した後に図書館を目指す。
3:ラッド、ガッシュ、技術者を探し、清麿の研究に協力する。
4:ニアに疑心暗鬼。
5:ヨーコの死を無駄にしないためにも、殺し合いを止める。
6:マタタビ殺害事件の真相について考える。
7:時間に余裕が出来たらデパートの地下空間を調べる。 
[備考]
※清麿メモを通じて清麿の考察を知りました。
※スパイクからルルーシュの能力に関する仮説を聞きました。何か起こるまで他言するつもりはありません。
※スパイクからルルーシュ=ゼロという事を聞きました。今の所、他言するつもりはありません。
※ルルーシュがマタタビ殺害事件の黒幕かどうかについては、あくまで可能性の一つだというスタンスです。
※ドモンと情報交換しました。会場のループについても認識しています。

【ドモン・カッシュ@機動武闘伝Gガンダム】
[状態]:全身に打撲、背中に中ダメージ、すり傷無数、疲労(中)、明鏡止水の境地、満腹、睡眠中 
[装備]:なし
[道具]:支給品一式
[思考]
基本:己を鍛え上げつつ他の参加者と共にバトルロワイアルを阻止し、師匠を説得した後螺旋王をヒートエンド
0:……………………。
1:カミナたちを探しながら、映画館または卸売り市場に向かう。
2:積極的に、他の参加者にファイトを申し込む(目的を忘れない程度に戦う)
3:ゲームに乗っている人間は(基本的に拳で)説き伏せ、弱者は保護し、場合によっては稽古をつける
4:傷の男(スカー)を止める。
5:一通り会場を回って双剣の男(士郎)と銃使いの女(なつき)と合流する。
6:言峰に武道家として親近感。しかし、人間としては警戒。
7:東方不敗を説得する。
[備考]:
※本編終了後からの参戦。
※参加者名簿と地図に目を通しました。
※正々堂々と戦闘することは悪いことだとは考えていません 。
※なつきはかなりの腕前だと思い込んでいます。
※ゲイボルクの効果にまるで気づいていません。
※ループについて認識しました。
※カミナ、クロスミラージュのこれまでの経緯を把握しました。
※螺旋力に覚醒したことを知りません。
※第三放送があった事に気が付いていません。
※ジンから支給品一式を受け取りました。
※清麿メモについて把握しました。

※螺旋力覚醒


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230:Rising Moon the Samurai & the Gunman(前編) スパイク・スピーゲル 240:天国の扉-Lucy in the Sky with Diamonds-
230:Rising Moon the Samurai & the Gunman(前編) ビシャス 236:やろうぜ、バトルロワイアル!(前編)
230:Rising Moon the Samurai & the Gunman(前編) カレン・シュタットフェルト  
230:Rising Moon the Samurai & the Gunman(前編) ジン 236:やろうぜ、バトルロワイアル!(前編)
230:Rising Moon the Samurai & the Gunman(前編) ドモン・カッシュ 236:やろうぜ、バトルロワイアル!(前編)





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