瀬戸の文鎮 ◆4hh7h3mKoc
ここはE-3の高速道路。
現在、爆弾によりバイクが赤々と燃えている。
動くものは無く静寂が辺りを包む。
いや、どうやら一人気がついたようだ。
現在、爆弾によりバイクが赤々と燃えている。
動くものは無く静寂が辺りを包む。
いや、どうやら一人気がついたようだ。
「ううん、何が起こったんだ。バイクを発進させたら突然操縦不能になって、そうだクルクル君は」
辺りを見回すと炎に包まれた枢木スザクを見つけた。
「クルクル君!」
急いで駆け寄ると上着で炎を消しにかかる。
しかし、時すでに遅く彼の命の炎は燃え尽きた後だった。
「クルクル君、何故」
そんな言葉を呟きながらちょうど炎を消し終わった時
辺りを見回すと炎に包まれた枢木スザクを見つけた。
「クルクル君!」
急いで駆け寄ると上着で炎を消しにかかる。
しかし、時すでに遅く彼の命の炎は燃え尽きた後だった。
「クルクル君、何故」
そんな言葉を呟きながらちょうど炎を消し終わった時
ドゴッ
背後で何か壊れる音がした。
まだ敵がいたのか、
そんなことを考えながら急ぎ振り向く、
そしてその光景を目撃して……唖然となった。
まだ敵がいたのか、
そんなことを考えながら急ぎ振り向く、
そしてその光景を目撃して……唖然となった。
ありえない。さっきまではあんなものは無かった。
だが実際に今目の前にあるのは現実だ。
それともこれは夢なのか。
だが実際に今目の前にあるのは現実だ。
それともこれは夢なのか。
そんな混乱する彼の目の前に、燃えずに残った一枚の紙が落ちてきた。
その紙には一文だけ書いてある。
その紙には一文だけ書いてある。
『瀬戸焼の文鎮×4』
その一文が彼の目に留まったとき彼の時間が動き出す。
――何!? 文鎮? 文鎮だっていうのかこの物体が!
嘘だ! そんな馬鹿な話があってたまるか!
でも、それ以外ありえない? 何故?
何であれが文鎮だというんだ? 使えるか。
あんなもの文鎮として使ったら、確実に死ぬわ!
嘘だ! そんな馬鹿な話があってたまるか!
でも、それ以外ありえない? 何故?
何であれが文鎮だというんだ? 使えるか。
あんなもの文鎮として使ったら、確実に死ぬわ!
もっともその一文は更なる混乱を招いただけだったようだが。
数分後やっとのことで落ち着き辺りの探索に動き出した。
まだ敵か近くにいるかどうかわからない。
まあ、長時間放心状態でいたところを襲わなかったところを見て、いないと思われるが一応確認のため。
結局誰もいないのが確認できてほっとする。
次に道具の確認を始めた。
ほとんどの道具が火事で燃えてしまったためだ。
結局燃え残っていたのはバック二つにクルクル君の持っていた日本刀(ちょっと焦げてるが)、
それと巨大ハサミの片方の刃。これだけであった。
その中に未確認の物があった。
バックだ。
唯一不明なバックの中身を確認するために開ける。
「???」
バックを埋め尽くすきのこ、キノコ、茸。
とりあえず一つつかんで匂いを嗅いでみる。
「椎茸か、本来ならはずれだろうが食い物なくした俺にとったら当たりだな」
呟くとバックを閉め、クルクル君のほうに歩いていく。
「よっと」
クルクル君を持ち上げると道端のほうに移動させて腹の上で手を組ませた。
「クルクル君、いや枢木スザク君。すまないな、本来は埋葬してあげたい所だが
ここはコンクリート、そのうえそんな時間も無いんだ。申し訳ないがここで安らかに眠ってくれ」
そういうと彼の顔に手を当てて瞳を閉じさせた。
荷物を掴むと歩き出した。
南は道がふさがっているため北に向かって。
まだ敵か近くにいるかどうかわからない。
まあ、長時間放心状態でいたところを襲わなかったところを見て、いないと思われるが一応確認のため。
結局誰もいないのが確認できてほっとする。
次に道具の確認を始めた。
ほとんどの道具が火事で燃えてしまったためだ。
結局燃え残っていたのはバック二つにクルクル君の持っていた日本刀(ちょっと焦げてるが)、
それと巨大ハサミの片方の刃。これだけであった。
その中に未確認の物があった。
バックだ。
唯一不明なバックの中身を確認するために開ける。
「???」
バックを埋め尽くすきのこ、キノコ、茸。
とりあえず一つつかんで匂いを嗅いでみる。
「椎茸か、本来ならはずれだろうが食い物なくした俺にとったら当たりだな」
呟くとバックを閉め、クルクル君のほうに歩いていく。
「よっと」
クルクル君を持ち上げると道端のほうに移動させて腹の上で手を組ませた。
「クルクル君、いや枢木スザク君。すまないな、本来は埋葬してあげたい所だが
ここはコンクリート、そのうえそんな時間も無いんだ。申し訳ないがここで安らかに眠ってくれ」
そういうと彼の顔に手を当てて瞳を閉じさせた。
荷物を掴むと歩き出した。
南は道がふさがっているため北に向かって。
さびしそうに歩く男の背中を巨大な文鎮×4はただ見送るだけだった。
ここで一つ剣持警部の知らない事実がある。
それは先ほど見つけた二つのバックについてだ。
中身は先ほど確認したとおり椎茸で間違いない。
間違いないのだが実はこの支給品、他の支給品同様に説明書が付随していた。
その中身をここに記そうと思う。
それは先ほど見つけた二つのバックについてだ。
中身は先ほど確認したとおり椎茸で間違いない。
間違いないのだが実はこの支給品、他の支給品同様に説明書が付随していた。
その中身をここに記そうと思う。
『ドミノのバック×2
違法キノコのブローカー ドミノウォーカーのバック
中身は見ての通り椎茸
だがもしかしたらドミノの剪定ミスによりヤバキノコも……』
中身は見ての通り椎茸
だがもしかしたらドミノの剪定ミスによりヤバキノコも……』
しかしこの説明書は先ほどの火事で燃えてしまった。
そのためこの内容が二度と知らされることはないだろう。
このことが彼にプラスに働くかマイナスに働くかはまだだれも知らない。
そのためこの内容が二度と知らされることはないだろう。
このことが彼にプラスに働くかマイナスに働くかはまだだれも知らない。
【E-3 高速道路路上 一日目 早朝】
【剣持勇@金田一少年の事件簿】
[状態]:背中を強く打撲
[装備]:スパイクの煙草(マルボロの赤)(19/20)@カウボーイビバップ
ビシャスの日本刀@カウボーイビバップ
巨大ハサミを分解した片方の刃@王ドロボウJING
[道具]:ドミノのバック×2@カウボーイビバップ
[思考]
基本:殺し合いを止める
1:北に向かい人を探す
【剣持勇@金田一少年の事件簿】
[状態]:背中を強く打撲
[装備]:スパイクの煙草(マルボロの赤)(19/20)@カウボーイビバップ
ビシャスの日本刀@カウボーイビバップ
巨大ハサミを分解した片方の刃@王ドロボウJING
[道具]:ドミノのバック×2@カウボーイビバップ
[思考]
基本:殺し合いを止める
1:北に向かい人を探す
[備考]
※高遠遙一の存在を知っている時期のどこかから参戦しています。
※スザクの知り合い、その関係について知りました。(一応真実だとして受け止めています)
※確認前に名簿が焼けたためだれが参加しているか知りません
※高速道路は瀬戸焼の文鎮×4@サイボーグクロちゃんが塞いでいます
※E-3の高速道路の壁の一部分のエリアが、爆発により破壊されました。ここから海に飛び込めます。
※ヴィラルがどうなったのかを知りません。
※高遠遙一の存在を知っている時期のどこかから参戦しています。
※スザクの知り合い、その関係について知りました。(一応真実だとして受け止めています)
※確認前に名簿が焼けたためだれが参加しているか知りません
※高速道路は瀬戸焼の文鎮×4@サイボーグクロちゃんが塞いでいます
※E-3の高速道路の壁の一部分のエリアが、爆発により破壊されました。ここから海に飛び込めます。
※ヴィラルがどうなったのかを知りません。
ドミノのバック×2@カウボーイビバップ
違法キノコのブローカー ドミノウォーカーのバック
中身は見ても通り椎茸
だがもしかしたらドミノの剪定ミスによりヤバキノコも……
違法キノコのブローカー ドミノウォーカーのバック
中身は見ても通り椎茸
だがもしかしたらドミノの剪定ミスによりヤバキノコも……
瀬戸焼の文鎮@サイボーグクロちゃん
ロミオが結婚式の引き出物に用意した自分がモデルの文鎮
とてつもなくでかくミー君でも動かせなかった
詳しくはこちらでttp://www.nicovideo.jp/watch/sm266392
予断だが原作では有田焼である
ロミオが結婚式の引き出物に用意した自分がモデルの文鎮
とてつもなくでかくミー君でも動かせなかった
詳しくはこちらでttp://www.nicovideo.jp/watch/sm266392
予断だが原作では有田焼である
時系列順で読む
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027:魔人 が 生まれた 日 | 剣持勇 | 107:剣持警部は忠実に職務を遂行する |