検証13:王子の力が効かない毛人
池田版でも、毛人には王子の力が効かないことになっている。
これは毛人が追っている獲物が王子に向かって突進してきて、王子が見据えて目力でどうにかしようとしたのだが、結局できずに、直前で毛人の放った矢が飛んで来て、間一髪、というシーン(決して毛人に助けられたというわけではなく、毛人に対して力が効かないかのような描写となっている)。
このシーンは山岸版の、物部との合戦の折に来目が敵に追われて王子の元に走ってきて、王子がジッと見据えたのに目力が効かず、直前で矢が飛んできて間一髪、というエピソードに似ている。(→力が効かなくて間一髪!)
迫り来る敵、見据えたが結局できないで間一髪、という時間の経過も似ているし、その後の王子の心理描写が「なぜだろういつもはできるのに」となっているところ、また次ページでは「蘇我毛人には何故私の力が効かないのか」と疑問に思っているのも、日出処の天子のラストで「私の力が効かない毛人という人間は何なのだろう」と厩戸が疑問に思っているシーンからのパクりだろう。
これは毛人が追っている獲物が王子に向かって突進してきて、王子が見据えて目力でどうにかしようとしたのだが、結局できずに、直前で毛人の放った矢が飛んで来て、間一髪、というシーン(決して毛人に助けられたというわけではなく、毛人に対して力が効かないかのような描写となっている)。
このシーンは山岸版の、物部との合戦の折に来目が敵に追われて王子の元に走ってきて、王子がジッと見据えたのに目力が効かず、直前で矢が飛んできて間一髪、というエピソードに似ている。(→力が効かなくて間一髪!)
迫り来る敵、見据えたが結局できないで間一髪、という時間の経過も似ているし、その後の王子の心理描写が「なぜだろういつもはできるのに」となっているところ、また次ページでは「蘇我毛人には何故私の力が効かないのか」と疑問に思っているのも、日出処の天子のラストで「私の力が効かない毛人という人間は何なのだろう」と厩戸が疑問に思っているシーンからのパクりだろう。