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  ★ 検証画像




●参考資料







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検証5:不吉な惨殺場面を見る


何度も不吉な惨殺場面を見る(山岸版)

 山岸凉子の日出処の天子はいつも不吉な暗い影が作品全体を覆う。
 その一つとして、厩戸は未来の、子孫の大量殺害場面を何度も夢で見る。他には、滅ぼした物部達の亡霊が現れたりする。
 (物部の亡霊は池田版でも現れる。山岸版では未来の殺害場面は夢で見、過去の殺害された人間が現れるのは目覚めている時だが、池田版では逆にしており、未来の殺害場面は起きている時に見、過去の殺害された人間は夢で出てくる。→不吉な夢にうなされる王子
 絵の効果としては、とにかく残虐なシーンなのだが、その前後が一切なく、その場面だけが写真のように切り取られたように、突然、読者の前に突き付けられる感じだ。厩戸と同じように読者も驚いてしまう。



何度も不吉な惨殺場面を見る(池田版)

 池田版でも厩戸は何度も子孫が惨殺されるシーンを見る。
 聖徳太子が未来が読める、という点も同じであるが、何より、本人が見ようとしてではなく、突然に、しかも見てしまうのが「大量の人間が惨殺されている血生臭い場面」(切り取られた写真のように)であるという点までも同じである。
 また、それを厩戸本人が「自分の子孫は根絶やしになる」という意味であると理解し、あきらめか悟りなのか、その未来を受け止めて、それでも生きていく(子作りもする)、という点も同じである。












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