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ニコニコ動画で話題!あのドラえもん達がこんなセリフを!?(日刊テラフォー)

2011年3月に映画のロードショーも決定し、昔も今も愛され続けているドラえもん。
みなさんはアニメではなく漫画は読んだことがあるでしょうか?

動画の漫画は藤子・F・不二雄先生の時に描かれたもので、ゴールデンでのTV放送はちょっとできないかも・・・という内容のものを合わせた動画です。また、この漫画の編集には一切手を加えてはいないそうです。

ドラえもんやのび太が「え!?こんなこと言うの!?」と言ってしまいそうなものばかりです。
漫画でしかわからないドラえもんの世界、みなさんも一度読んでみてはいかかでしょうか?

ドラえもんに出てきた衝撃シーン
2010.10.23 日刊テラフォー

『ドラえもん』のび太のパパはニコチン中毒(サーチナ)

  人気漫画『ドラえもん』に登場するのび太のパパが、ニコチン中毒である事が判明した。これは小学館から発売されている『ドラえもん』コミックス24巻にもハッキリと明記されており、のび太のママがパパに向かって「完全にニコチン中毒ね」と発言している。

  家でガンガン喫煙していたパパだったが、禁煙を決意。しかしすぐにガマンできず吸ってしまい、ママに「これで何度目の禁煙失敗かしら」と皮肉を言われるほどの愛煙家。パパは「しばらく吸わないとイライラしてつい……」と言い訳をしている。

  のび太がニコチン中毒の意味を知らずにドラえもんに聞いたところ、ドラえもんは「ニコチンとはタバコに含まれている成分だ。それが身体に染み付くとタバコを吸わずにいられなくなるんだよ。頭がボーッとして、イライラして、仕事が手につかなくなって…」とのび太に教えていた。

  この『ドラえもん』が掲載されていた時代は、タバコの副流煙で健康被害があるとは言われながらも、家でガンガンタバコを吸っている父親が多くいた時代なのかもしれない。

  ちなみにこのエピソードでは、ドラえもんが出した『ヤメラレン』という「人を中毒にしてしまう秘密道具」でパパをガム中毒にし、タバコ中毒を打ち消すという行動に出ていた。しかしパパは食事よりもガムを噛む事に夢中になり、食卓に姿を現さなくなった。

  最後にひとつ補足をすると、ニコチン中毒という名称は正式には存在せず、喫煙依存症というのが正しい言い方である。タバコは健康被害を発生させる場合があるので、皆さんはのび太のパパのように吸いまくる事はせず、ほどほどにしておこう。

  Photodhilung.(情報提供:ロケットニュース24)
2010.10.21 サーチナ

あまりにもシュールな『ドラえもん』の世界(ガジェット通信)

国民的な漫画として認知されている藤子・F・不二雄先生の『ドラえもん』。日本だけでなく世界中で単行本が発売されており、テレビアニメーションも各国で放送されています。四次元ポケットから出てくる秘密道具が、世界中の子どもたちに夢を与えているようです。

しかし、『ドラえもん』は夢を与えているだけではないようです。シュールなシーンや展開が多く、けっこう残酷で厳しいシーンもあるようなのです。そのようなシーンやセリフを紹介している動画が『ニコニコ動画』で注目を集めています。
ドラえもんが「マジだぜ!?」と泣きながら話しているシーン。物を撃つと別の物に変えてしまう銃でラジコンを作ろうとしたとき、ドラえもんが「できるだけラジコンに近いものが良い」と言いつつ、ラジコンとは程遠いダイコンを銃で撃つシーン。ドラえもんの前でのび太が「しかし機械で友達を作るなんてかわいそうだね」と話すシーン(しかもドラえもんはニコニコしている)。

ドラえもんが昔にタイムトラベルをして恐竜を殺している恐竜ハンターを批判するシーンがあるのですが、別の回ではドラえもんが「セワシ君と恐竜狩りに行ってきたんだ」と自慢げに話すなど、とにかくシュールでカオスな展開が多いのです。

特にすごいのは、「のび太が話しかけても完全に無視して明後日の方向を見ているドラえもん」が多いところ。のび太の行動にあきれているのはわかりますが、ストーリーのオチの部分(最後のコマ)でものび太をガン無視をしているドラえもんが多く、非常に冷たいシーンが多くあるのです。

けっこう大人になっても別の意味で楽しめる『ドラえもん』。いま読み返してみると、けっこう新鮮かもしれませんよ? 記者も先日『ドラえもん』のコミックスを読み返してみたのですが、特に1~10巻あたりまでの『ドラえもん』にシュールで危ない表現が多くあった気がしました。
2010.10.17 ガジェット通信

ホントに異色! な藤子不二雄短編集(Excite Bit コネタ)

「科学的な知識の豊富さ・SF性の高さにおいて、科学の専門家や科学ライターの間でよく知られているのが、藤子・F・不二雄と秋本治の両氏ですよ」
以前、ある科学ライターさんからそんな話を聞いた。

秋本治は今でも『こちら葛飾区亀有公園前派出所』において、最先端のテクノロジーなどを元ネタにしたマンガを多数書いているし、藤子・F・不二雄のSFといえば、『ドラえもん』『パーマン』『エスパー魔美』などの作品はもちろんのこと、数多くのSF短編を残していることでも知られている。

なかでも、子ども向けでなく、「大人向けのSF短編」は、後味の悪いオチや、読後の言いようのない絶望感、さらには鮮やかなどんでん返し、風刺やブラックユーモアの効いたものが多く、初めて読んだ人にとっては衝撃的な作品ばかり。
しかも、『魔太郎がくる!!』や『笑ゥせえるすまん』など、もともとブラックな絵柄の印象も強い藤子不二雄(A)のタッチならまだしも、恐ろしいのは、ストーリーもさることながら、それを『ドラえもん』などと同じ、キレイで可愛い絵で淡々と描いていることだ。

そんな藤子・F・不二雄の「異色」と言えるSF短編集は、現在までいくつかのシリーズが出ていて、いずれも評価が高いが、その中でもとびきり異色と思えるコミックを、先日、古本屋で入手した。
その名も『異色短編集(全6巻)』(ゴールデン・コミックス/小学館/1977年~)だ。

現在、絶版となっているシリーズで、まだクレジットも「藤子不二雄F」となっている時期のもの。
『藤子・F・不二雄SF短編PERFECT版』に収録されている作品など、他のシリーズでお目にかかったことがある作品もけっこうあるが、何より“異色”なのは、そのあまりに異様でキョーレツな表紙である。

私の入手した『2 やすらぎの館』では、Vサインをした手が大きく描かれ、立てた2本の指には、ヒゲ&一九分け(ゼロ十?)ヘアのおじさん、ベロを出した男の子の首(指人形?)がはめられている。
これって何!? あまりに異様な表紙で、思わずジャケ買いしてしまったのだが、これ、当然、藤子・F・不二雄先生の絵であるわけもなく、中に収録された短編を全部読んでみても、つながりや意味がまったくわからない。

このカバー装画は、絵本『ふしぎなナイフ』などの著書があるイラストレーター・福田隆義氏のもので、子どもの頃にこのシリーズに出合った人は、一見して「藤子F先生の何か特別な本」と察知したらしい。
このシリーズは他に『1 ミノタウロスの皿』でビームを受けているような? 牛の絵が、『4 ノスタル爺』では白無垢の怪しい横顔が、『5 夢カメラ』では腕のくだけた自由の女神?が描かれているなど、どれもこれも本当に異様で異色!

余談だが、水木しげる作品では、本の売り上げのために、おどろおどろしい怪奇モノの表紙にキレイな女の人の絵を描いたりした時期があったそうだが、この場合、逆に、キレイで可愛い藤子F先生の絵によって、そのブラックで衝撃的な世界の本を「間違って買ってしまう子どもがいないように」という配慮だったのだろうか……そんな推測もしてしまう。

ちなみに、2009年より刊行されている『藤子・F・不二雄大全集』において今後、「少年SF短編」は第2期に刊行予定となっているが、青年向けのほうは、まだまだ登場しないよう(装丁や収録作ちがいの文庫版は、現在も継続販売中です)。

異色すぎるゴールデン・コミックス。藤子不二雄ファンもSFファンも、ぜひご一読を。
(田幸和歌子)
2010年10月8日 Excite Bit コネタ

藤子不二雄の“リアルまんが道”。自伝的エッセイが復刊(コミックナタリー)

藤子不二雄(A)と藤子・F・不二雄による自伝的エッセイ「二人で少年漫画ばかり描いてきた」の復刊が決定した。2010年1月下旬に発売される予定だ。

「二人で少年漫画ばかり描いてきた」は、1977年に毎日新聞社より発刊、1980年には文藝春秋より文庫版が発売されていたが、現在はどちらも絶版に。ウェブサイト「復刊ドットコム」には多くの復刊リクエストが寄せられており、日本図書センターの自叙伝シリーズ「人間の記録」の第171巻として復刊されることが決定した。

作中では手塚治虫との出会いや映画漬けの少年時代、トキワ荘時代から青年マンガへの進出、少年マンガへの復帰までが記されており、主に藤子不二雄(A)が執筆、各章に藤子・F・不二雄のコメントが挟み込まれる構成となっている。

まさに「リアルまんが道」とも呼べるこのエッセイ、ファンならずともマンガ文化を理解するためには必携の1冊と言えそうだ。
2009年12月21日 21:55 コミックナタリー

のらくろ夢の共演 森下文化センター色紙画60点を展示 ドラえもん、アトムらと(読売新聞)

江東区森下文化センター(森下3)内の「田河水泡・のらくろ館」で、同館のオープン10周年を記念した「ぼくののらくろ色紙画展」が開かれている。

 同展は、漫画家・田河水泡(1899~1989年)の代表作「のらくろ」の連載が80年に終了した後、漫画家や評論家がのらくろへの思いなどを書いた直筆の色紙画約60点を展示。それぞれの漫画家の作品に登場するキャラクターとのらくろが共演するなど、漫画好きにはたまらない、夢のような作品がズラリと並ぶ。

 藤子不二雄の色紙画は、「ドラえもん」「忍者ハットリくん」「パーマン」がのらくろを胴上げし、手塚治虫の色紙画は、「鉄腕アトム」のアトムがのらくろと一緒に空を見上げる様子が描かれている。

 このほか、「サイボーグ009」の作者・石ノ森章太郎や、「ゴルゴ13」の作者・さいとうたかを氏らも色紙画を寄せている。

 29日まで(16日休館)。午前9時~午後9時(最終日は同5時まで)。入場無料。
2009年11月12日 読売新聞

ユニークかかしも冷たい雨に… 茨城・常陸太田で「かかし祭」(産経ニュース)

秋の冷たい雨が降り続いた11日、茨城県常陸太田市大中町の里美ふれあい館イベント広場で開かれている「里美かかし祭」(28日まで)で、展示されているユニークなかかしたちも、どことなく寂しい表情?

 かかし祭は、同市観光物産協会などが地域おこしを目的に毎年開いており、今年で22回目。秋の風物詩として定着し、会場は平日も大勢の見物客でにぎわうが、この日はさすがに、自動車の中からながめる人の姿が目立った程度。市里美産業観光課の助川喜作さん(39)は「かかしは雨の中でも立っているが、秋晴れの空が似合う」と、ちょっと残念そう。

 74体の展示作品から選ばれた今年のグランプリは、県立太田二高里美校の「ドラえもん 何でも夢ポケット」。

 同会場では14、15日に里美カントリーミュージックフェスティバルや里美新そば祭も開かれ、にぎわいをみせるという。
2009.11.11  産経ニュース

【コラム 風紋】何を読む(中日新聞)

子どものころ、月一度、町の本屋さんが届けてくれる小学館の学習雑誌「小学五年生」「小学六年生」が楽しみだった。「学習」名目で、親に毎月とってもらっていたのだが、楽しみは「オバケのQ太郎」「ドラえもん」などの漫画と、厚紙を切ったり、張ったりして作る付録のおもちゃ。手回しの蓄音機なんてのもあった。すごろくや福笑いも結構楽しめた。
 両誌が本年度末で休刊するという。寂しく思うとともに、では、今の五、六年生は何を読んでいるの。まさか、先ばかりを読んで塾通い? 二十七日、読書週間が始まった。 (高岡支局長・逢沢哲明)
2009年10月28日 中日新聞

「小学五年生」「小学六年生」休刊へ 小学館が発表(朝日新聞)

少子化と長期不況で子供向けの雑誌が低迷している中、小学館は26日、学習雑誌「小学五年生」と「小学六年生」を休刊すると発表した。「六年生」は年末に発売の2・3月合併号、「五年生」は来年2月発売の3月号が最終号になる。

 両誌は、小学館が創業した1922年に創刊された。学年別学習雑誌の先駆けで、同社の「創業以来の基幹事業」という。「ドラえもん」など人気まんがも掲載され、73年に「五年生」が約63万部、「六年生」が約46万部まで伸びたが、最近は6万~7万部程度だった。

 スポーツ選手や作家も取り上げ、性教育に踏み込むなど改革を続けたが、小学館は「小学校高学年は趣味の多角化が進み、男女の性差が顕著で、情報も細分化している。学習、生活など幅広く網羅する編集方針が時代の変化に合致しなくなっていた」と説明する。

 不調について出版科学研究所は、「多くの読者をひきつける人気キャラクター不在が大きい」と分析している。

 小学館は09年2月期決算で売上高が前年比90.2%の1275億4100万円で、経常損失は63億7千万円となっていた。「小学一年生」から「小学四年生」までの4誌も部数が減ってきており、「内容の見直しと改革を進める」という。また、少女コミック誌「ChuChu」(ちゅちゅ)も、年末発売の2月号で休刊する。来春創刊予定の学習まんが雑誌「GAKUMANPLUS」は、欧米などでのまんが人気を狙ってか、海外展開も視野に入れているという。

 一方、学研教育出版発行の「学習」と「科学」は、79年5月号の総計620万部をピークに、現在の部数は「10分の1以下」(同社)という。「科学」は月刊を続けているが、「学習」は04年に年3回の学期刊になり、現在は春夏秋冬の季刊となっている。
2009年10月26日 朝日新聞

小学「五年生」「六年生」休刊=春に漫画学習誌創刊-小学館(時事ドットコム)

小学館は26日、1922年の創業以来の柱である学年別学習雑誌の編成を見直し、「小学五年生」と「小学六年生」を今年度で休刊すると発表した。発行部数が共に最高を記録した73年4月号は「五年生」63万5000部、「六年生」46万部だったが、近年は各5、6万部で推移していた。
 学習、生活、娯楽など幅広い題材を男女の別なく扱う総合雑誌という編集方針が時代の変化に合わなくなったと判断した。一方で学力向上へのニーズが高まっているとして学習漫画誌「GAKUMANPLUS」(仮題)を来春創刊する。また、存続させる「小学一年生」から「小学四年生」も内容を見直し、学習的な読み物を増やすという。
2009/10/26 時事ドットコム

「小学五年生」「小学六年生」休刊へ(読売新聞)

小学館は26日、87年前の創業以来、刊行してきた学習雑誌「小学五年生」と「小学六年生」を2009年度末で、休刊すると発表した。

「五年生」は来年3月号、「六年生」は同2・3月合併号が最後になる。

 大手出版社が社名の由来になった基幹誌の一部休刊に踏み切る理由について、同社広報室は、「ゲーム、スポーツなど趣味の多様化が進み、男女の性差も顕著になる中、学習から生活まで幅広く網羅する編集方針が読者のニーズに必ずしも合致しなくなった」と説明している。「小学一年生」など他の学年別学習雑誌の刊行は継続し、高学年向けには来年春、「学習まんが雑誌」を創刊する。

 両誌は、学習雑誌を出そうと出版社を興した相賀武夫が1922年9月に創刊。他の学年誌の先駆けとなった。以来、ほぼ一貫して刊行され、紙製のおもちゃの付録や机に男女が向かう学年誌のシンボルマークも親しまれてきた。「ドラえもん」「ポケットモンスター」などの漫画も掲載された。

 1973年に「五年生」が63万5000部、「六年生」が46万部の最高部数を記録したが、現在は、5、6万部に落ちこんでいた。

 同社の少女漫画誌「ChuChu」も12月28日発売の2月号で休刊する。

2009年10月26日15時50分 読売新聞

【96年9月23日】「ドラえもん」生みの親、藤子・F・不二雄が急死(スポニチ)

「ドラえもん」の生みの親が突然この世を去った。「藤子・F・不二雄」のペンネームで活躍した漫画家の藤本弘(ふじもと・ひろし)は1996年9月23日午前2時10分、肺不全のため東京・信濃町の慶応大病院で亡くなった。62歳だった。亡くなる9年ほど前から肝臓を患い、入退院を繰り返していた。

 3日前の20日夜、自宅二階の書斎で漫画を執筆している最中に容体が急変した。夕食の時間に声を掛けられ、一度は返事をした。なかなか下りて来なかったために家族が様子を見に行くと、藤本は意識不明のまま机にうつぶせになっていた。すぐに慶応大病院に運ばれて入院したが、意識は戻らず、眠るように静かに息を引き取った。

 遺体はこの日、川崎市内の自宅に無言の帰宅。夜には、長年コンビを組んでいた安孫子素雄(当時61)、漫画家仲間の赤塚不二夫(当時61)、「ドラえもん」の声を担当していた大山のぶ代(同59)らが駆け付け、涙の別れを告げた。

 12歳から50年来の付き合いになる相棒はショックを隠しきれず、約5分間で会見を打ち切った。「肉親とは言えないが、友達を超えた特殊な付き合いだった」。藤本と安孫子は富山県の小学校5年生の時に出会った。漫画を通じてすぐに打ち解け、合作で漫画をかき始めた。手塚治虫氏にあこがれた2人は上京し、東京・豊島区のトキワ荘に住む同氏を訪ねた。手伝いをしながらそこに住み、仲間たちと切磋琢磨し、それぞれの名前を合わせた「藤子・F・不二雄」というペンネームでプロの漫画家を目指した。

 「夢を純粋に追求した人。僕にはとてもまねできなかった。彼は天才的な漫画家で、彼と知り合ったおかげで自分も漫画家になれた」。まじめ一徹、漫画一筋の藤本と、一方に社交的で機知に富んだ安孫子。1964年の「オバケのQ太郎」を最後に合作をやめ、以降はそれぞれの持ち味で作品をかき分けた。藤本は「ドラえもん」「パーマン」、安孫子は「忍者ハットリくん」「怪物くん」を生み出した。藤本はあくまで子どもの夢、ファンタジーにこだわった。

 漫画、アニメ界に一時代を築き、その枠を超えて足跡を残した。「ドラえもん」は小学館を代表する作品となっており、日本の出版界では異例の記録を更新中。2000年度末時点で全世界で1億7000万部以上販売されるなど、全世界の子どもたちに親しまれている。現在に至るまで藤本は子どもたちに夢を見せ続け、その心は引き継がれている。(敬称略)
9/3 スポニチ日めくり芸能界9月

エスパー魔美の仁丹消費量を検証してみた(Excite Bit コネタ)

今回はタイトルそのまんま。2009年7月から全集の発刊が始まるなど、再び注目が集まる藤子・F・不二雄(個人的には、敬意を込めて「F先生」と呼びたい)の名作『エスパー魔美』についての検証である。
『エスパー魔美』は、主人公・佐倉魔美(さくらまみ)がふとしたことから自分が超能力者(=エスパー)であることに気付き、その力を使って人助けをする、一話完結型のコミック。過去にアニメ化もされているので、ご存知の方も多いだろう。

魔美の代表的な超能力といえばテレポート(=瞬間移動)。テレポートの際に使われるのが、特製ブローチの中から飛び出す仁丹である。
仁丹が対象物に迫ってくるエネルギーを、テレポートのエネルギーに使用する仕組みで、意図的にテレポートするときには欠かせないアイテムなのだが、てんとう虫コミックス版全9巻を通じて、一体彼女はどれだけの仁丹を消費したのだろうか。

さっそく小学館に問い合わせたところ、この件に関しての公式データは存在しないそう。
う~む。となれば、コネタ魂でいちいち数えるのみだ。
なお、今回の検証にあたり設定したルールは以下のとおり。

● テレポートの有無にかかわらず、仁丹の描写があった場合は、その数をカウントする
● 仁丹が描かれていない場合でも、明らかにブローチを使用してテレポートした場合はカウントする
● 長距離の移動などのシーンでも、描写が省かれた分はカウントしない

それでは、さっそくレッツカウント!

……この短い行間のあいだ、かなりがんばって検証したのだが、この様子をレポートしてもまったく面白くないので、いきなり結果を公表させていただく。
なお巻数はすべて、てんとう虫コミック版に準ずる。

【エスパー魔美の仁丹消費量】
資料:てんとう虫コミックス『エスパー魔美』1~9巻/ライター調べ

1巻 28粒
(「くたばれ評論家の巻」で、仁丹を仕込んだブローチが初登場)
2巻 38粒
(「どこかでだれかがの巻」「わが友・コンポコ」で、仁丹がなくなる事態が発生)
3巻 55粒
(「弾丸よりもはやくの巻」で、弾丸がブローチに命中。仁丹が散らばる)
4巻 39粒
(「ずっこけお正月の巻」に、ジャイアンとスネ夫がゲスト出演)
5巻 32粒
(「サマー・ドッグの巻」で、テレポートの原理を利用し、魔美の血液をケガ人に輸血する)
6巻 29粒
(「恐怖のサンドイッチの巻」で、食中毒患者の胃の内容物を部分テレポート)
7巻 44粒
(「サブローは鉄砲玉の巻」で、久々に仁丹がなくなる)
8巻 26粒
(通常テレポートの擬音は「パピ」だが、「いたずらの報酬の巻」で友人・高畑から映画の招待券をもらった際の擬音は「ハッピー」であった)
9巻 45粒
(最終話2話では、魔美が意図的に、超能力を人前で使うシーンがみられる。全編を通じて、これはきわめて異例のこと)

というわけで、主人公・魔美が作中で消費した仁丹の数を集計すると、336粒であった。ちなみに、今回の検証結果はあくまでライター調べによるものなので、「納得いかん!」と思っても、小学館やエキサイトに確認しないように。
結果に疑問を感じた方は、藤子・F・不二雄大全集の8月発売分から『エスパー魔美』の刊行がスタートしているので、こちらをご購入のうえ、楽しく読み進めながら数えていただきたい。

最後に、久々に『エスパー魔美』を読み終えて。
ギャグあり、シリアスあり、ヒューマニズムありで、非常に面白かったです。
「理くつじゃないんだよ、人をしんじるってことは」など、F先生ならではの心にしみる名言も盛りだくさん。ぜひご一読あれ。
(新井亨)
9/10 Excite Bit コネタ

12月1日という日(産経ニュース)

【記念日】世界エイズデー、省エネルギー総点検の日、映画の日

 【誕生日】藤子・F・不二雄(本名・藤本弘、漫画家) 昭和8(1933)年、富山県高岡市生まれ。小学校時代に安孫子素雄氏と知り合い、2人の名前を合わせた「藤子不二雄」のペンネームで漫画を描き始めた。

 昭和39年、少年漫画誌で連載した「オバケのQ太郎」が人気となり、45年には未来の道具が出て来る不思議なポケットを持ったロボットの「ドラえもん」が誕生。平成8年9月23日に肝不全で永眠した。62歳だった。23年には、作品の原画などを展示する仮称「藤子・F・不二雄ミュージアム」が川崎市生田緑地に誕生する。
2008.12.1 03:11 産経ニュース


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