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藤本先生に関する報道ログ等をまとめています。
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藤子・F・不二雄大全集関連

藤子不二雄:デビュー作「天使の玉ちゃん」よみがえる 掲載の毎日小学生新聞撮影(毎日新聞大阪夕刊)

◇デビュー作、全集に 
漫画家・藤子不二雄のデビュー作「天使の玉ちゃん」が掲載された毎日小学生新聞(大阪本社発行版)を所蔵する毎日新聞大阪本社でこのほど、紙面に掲載された四コマ漫画の資料撮影が行われた。小学館が発行する「藤子・F・不二雄大全集」(第3期)に収録される予定。

「天使の玉ちゃん」は、1951年12月16日から不定期に掲載され、翌52年4月まで続いた。富山県の高校3年生だった安孫子素雄さん(藤子不二雄A)と故・藤本弘さん(藤子・F・不二雄)の共作で、天国から下界に落ちた時になくしてしまった羽を捜す玉ちゃんの物語だ。当時はタイトルの下に「あびこもとお・ふじもとひろし」と本名が、ひらがなで書かれていた。

小学館「ドラえもんルーム」の副編集長、徳山雅記さんは毎小を手に「藤子・F・不二雄さんの、非常に大切な原点にたどり着けてうれしい」と笑顔で見入っていた。
毎日新聞 2010年7月7日 大阪夕刊

藤子不二雄:デビュー作、全集に向けて撮影記録毎日小学生新聞

「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」が2011年9月にオープン 5万点の原画を寄贈、川崎市多摩区の向ヶ丘遊園跡地に(GAME Watch)

(略)
 記者会見では、株式会社藤子・F・不二雄プロ 代表取締役社長の伊藤善章氏、藤子・F・不二雄夫人の藤本 正子さん、川崎市長 阿部孝夫氏、そして、アーティストの村上隆氏が挨拶した。

 株式会社藤子・F・不二雄プロ 代表取締役社長の伊藤善章氏は、「夫人から、漫画の原稿すべてを、長年住んでいた川崎市に寄贈したい、というお話をいただいたところから始まった」と今回のミュージアム設立の経緯を説明。藤子・F・不二雄氏の漫画は現在も人気を博し、昨年発売された「藤子・F・不二雄 大全集」第1期全33巻(小学館)は、予約者だけで12,000セットを販売したという。第2期33巻も今年8月に発売が予定されている。また、現在上映中の「映画ドラえもん のび太の人魚大海戦」を合わせた、映画全30作品の累計入場者数は9,000万人を超え、これは動員日本一とされる「ゴジラ」シリーズの累計9,900万人に次ぐ2位となる。
(略)
2010年3月 29日 GAME Watch

30~40代に向けた、子どもの頃の感動体験を喚起させる発信(朝日新聞広告局)

小学館『藤子・F・不二雄大全集』

 7月24日、小学館は藤子・F・不二雄が残した全作品の集大成を目指す『藤子・F・不二雄大全集』(第1期全33巻)の刊行を開始した。全巻予約申し込みが10月末現在で11,000セットを突破し、編集部の予想以上に滑り出しは好調だ。小学館マーケティング局雑誌宣伝一課副課長の山﨑俊一氏に聞いた。

2011年のミュージアム開館に向けて全作品網羅を目指す

――『ドラえもん』をはじめとする藤子・F・不二雄の多くの人気作品と小学館は長年の深いかかわりがありますが、今回の全集刊行の経緯は。
 藤子・F・不二雄先生の漫画家デビュー60周年にあたる2011年の9月3日(ドラえもんの誕生日)、川崎市に「藤子・F・不二雄ミュージアム」が開館する予定です。その時までに先生の作品が網羅的に読める環境を整えておこうと、開館に向けたカウントダウン企画としてスタートしました。毎月2~3タイトルずつ刊行し、全作品の網羅を目指しています。当時の編集担当者がそろう小学館ならではの企画と自負しています。

――どのように告知をしましたか。
 今年3月7日のドラえもん映画『新・のび太の宇宙開拓史』の公開と同時に発信し、ウェブサイトを立ち上げました。また、詳しい情報を紹介したパンフレットを書店に配布し、ページ見本を原寸大で見てもらえるようにしました。マンガ作品ということもあると思いますが、大型全集ではおそらく初めて、「ウェブで知った」という人が「書店で見て知った」という人を上回りました。

――刊行スタートの当日には、朝日新聞朝刊に全15段カラー広告を出稿しました。
 全集のターゲットは、子どもの頃に『ドラえもん』や『オバケのQ太郎』『パーマン』などを読んだ経験を持つ30~40代の方々と想定していました。例えば『ドラえもん』の場合、約900作品がてんとう虫コミックスに収録されていますが、先生が描いた『ドラえもん』は全部で約1,300作品あります。コミックスに収録されていない作品をもう一度読みたい、宝物としてコレクションしたい、と思ってもらえるよう、30代以降の方々に情報が届く媒体として、新聞を使いました。さらに、大きな企画にふさわしい登場感が出せること、読者が自分なりの時間で接触できることが新聞を選んだ理由です。メッセージに共感してもらえれば、読者の目に長く留まり、読後にも余韻が生まれるのではと思います。

ドラえもん世代の20代からも関心を集めた全集

――第2回配本の8月26日には、第2弾となる新聞広告を出稿しました。
 第1回配本以来、人気は編集部の予想以上です。何度も増刷がかかり、「好きだった作品を久しぶりに読み返すことができて感動した」といった手紙をたくさんいただきました。そうした読者の声をそのまま紙面に載せることで、感動体験が日本中に広がっていることを伝えました。

――実際の購買層は想定ターゲット通りでしたか。また反響は
 年齢別に見ると、想定通り30代が最も多くなっています。次に多いのは40代と予想していましたが、実際には、映画とともに成長した「ドラえもん世代」ともいえる20代でした。30代以降の方からは、「親が読んでいたら、子どもたちも読み始めてハマっている」といった声もいただいています。親が買ったマンガを、子どもや孫たちが勝手に読み出して新鮮な衝撃を受け、共感したり、笑ったりしているというのが、先生の作品のすごさだと改めて感じます。

――今後の展開については。
 12月末までに全巻購入予約をいただいた方には、特典としてプレミアム画集「Fnote(エフノート)」をもれなくプレゼントしています。この画集には先生の息づかいが伝わってくるような、描きかけのスケッチやアイデアメモ、原稿の下書きなどが収録されており、この画集が欲しくて予約をされた方も少なくありません。今回は、「藤子・F・不二雄ミュージアム」開館に向けた出版事業ということで、難しいと思われていた貴重な原稿の公開が実現しました。今後は、その点をアピールしながら、第2期以降の刊行につなげていきたいと思います。
2009/11/11 朝日新聞広告局

復刊漫画「大人買い」誘う(日本経済新聞)

中高年男性 じっくり昔懐かしむ
「オバケのQ太郎」「月光仮面」など昔の漫画の復刊本が売れている。価格は割高だが、財布に余裕のある中高年の男性がまとめ買いしていく。子どものころ手の届かなかった漫画を、じっくり楽しんでいるようだ。

小学館が7月24日に刊行を始めた「藤子・F・不二雄大全集」では第1弾の「ドラえもん 1」(定価1470円)、「オバケのQ太郎 1」(同1260円)、「パーマン 1」(同1155円)は完売する店が続出し、文教堂書店では計5000部売れた。
文教堂によれば、30代以上の男性がまとめ買いしている。小学館は33巻の全巻セットの予約を受け付けており、50610円もするにもかかわらず9000セットを超えた

「月光仮面」「スポーツマン金太郎」などを復刊したパンローリング(東京・新宿)では2004年以降ほぼ毎月6巻を復刊しており、累計で25万部が売れた。
1冊1890円で、主に50代以上の男性が買っている。同社は「昭和30年代は漫画雑誌は高価で、多くの子どもは友人から借りて回し読みしていた。当時を懐かしんでいるのでは」とみている。
8/28 日本経済新聞(朝刊)

藤子・F・不二雄大全集(第1期33巻)が遂に刊行開始!(プレスリリース)

話題沸騰で全巻予約7000セット突破
未収録作品掲載のドラえもん(1)、待望の再刊, オバケのQ太郎(1)、パーマン(1)が発売たちまち重版!
藤子・F・不二雄まんがの魅力をあますところなく収録した究極のコレクションが刊行開始!今後複数年にわたって刊行し、全作品の完全収録を目指します。「ドラえもん」はかつてない画期的編集方式を採用。連載当時の順番で読める<学年繰り上がり収録>で、幻の最終回など未収録作品も完全網羅。待望久しい「オバケのQ太郎」「ジャングル黒べえ」もこの全集で復活します。全巻予約者特典としてFノートプレゼント中!
8/3 ドリームニュース(プレスリリース)

藤子・F・不二雄の全作品の網羅を目指す全集が刊行開始、絶版や単行本未収録作品も(CINRA.NET)

藤子・F・不二雄の膨大な全作品の網羅を目指す『藤子・F・不二雄大全集』(小学館)の刊行が、7月24日よりスタートした。
全33巻となる第1期は、2010年6月までの刊行を予定。代表作である『ドラえもん』をはじめ、『オバケのQ太郎』『パーマン』『エスパー魔美』などの名作が収録される。『ドラえもん』1巻は約770ページ、厚さ5.2センチの分厚さで、版型はワイドなA5判。長らく絶版状態だった作品や、単行本未収録作品も含まれる予定で、ファンにはたまらないシリーズとなっている。
なお、この全集は2010年8月から刊行開始予定の第2期で完結予定。国民的人気作家の全軌跡を振り返る、かつてないチャンスとなるだろう。
7/28 CINRA.NET

「藤子・F・不二雄大全集」刊行 甦る「夢のポケット」(読売新聞‎)

「ドラえもん」「オバケのQ太郎」など児童マンガの名作を送り出した巨匠の全作網羅を目指す「藤子・F・不二雄大全集」(小学館)の刊行がスタートした。来年には「藤子・F・不二雄ミュージアム」の建設も始まる。子ども時代のときめきを甦らせてくれる夢のポケットだ。(佐藤憲一)

 「予想を上回る反響。みな思い入れのある作品があるんでしょうね」。全集を編集する小学館の斎藤満ドラえもん企画戦略室長は手応えを語る。没後13年を経て刊行される全集は第1期は33巻を予定。税込み5万円を超す全巻セット予約は、年内目標だった5000を既に突破した。

 藤子不二雄(A)さんとの合作時代の名作「海の王子」なども含み、長く入手困難だった「オバQ」(合作)や、「ジャングル黒べえ」が復刊されるのも話題だ。

 国民的マンガ「ドラえもん」は単行本未収録作も収める「完全版」を目指す。ユニークなのは、「学年繰り上がり収録」という方式。作者はこの作品を、「小学一年生」から「小学六年生」まで毎月6冊の学年誌ごとに描き分け、てんとう虫コミックス版では選び直して刊行されていた。

 だが、今回の全集では、例えば1972年度の小学1年生が6年間に学年誌で読んだ全72話を時系列に沿って一冊で追体験できる編集が原則取られている。

藤子・Fの博物館 川崎に2011年開館
原画や仕事部屋など展示
 著作権を管理する東京・西新宿の藤子プロには、近くの前事務所にあった藤子・Fの仕事部屋が復元されている。好きだったという恐竜グッズに囲まれた机には、ペンと紙が置かれ、長身の背を丸めて巨匠が今にもマンガを描き始めそうだ。「先生が使っていた当時のまま。ミュージアムでもこのまま見てもらうつもり」と伊藤善章社長。

 この仕事部屋を始め、原画5万点や収集資料を公開する「藤子・F・不二雄ミュージアム」は川崎市多摩区に建てられ、2011年の開館を予定する。同プロが建物を建設し川崎市に寄贈。川崎市が、同プロなどに運営委託する方針で、今回の全集もミュージアム建設がきっかけとなった。

 藤子・Fが生涯に送り出した作品は約4万6000ページ、約3500話。こんな未来の発明品があったら、こんな楽しい友だちがいたらという夢を勇気づける児童マンガにこだわって62年の生涯を終えた。ミュージアム建設には、読者だった子どもたちに恩返しをという遺族の意向があるという。

 展示の企画を練る伊藤社長は、「先生本人も、すごくちゃめっ気があって、子供たちの素直な気持ちを忘れずにマンガを描き続けたのだと思う」と話している。
7/27 読売新聞‎

今週の本棚・情報:オバQ・ドラえもんなど、“完全版”で全集を刊行(毎日新聞)

2011年、川崎市に「藤子・F・不二雄ミュージアム」が開館するのを記念し、全作品の収録を目指す「藤子・F・不二雄大全集」(小学館)の刊行が、24日に始まる。第1期は約20年間絶版状態になっていた『オバケのQ太郎』(藤子不二雄(A)さんとの共著)など、全33冊(1155~1890円)を予定。10年6月まで毎月2、3冊刊行するという。『ドラえもん』では、ドラえもんが未来に帰るエピソードを描いた“幻の最終回”など約100話が、コミックスで初めて完全網羅される...
7/19 毎日新聞 

藤子・F・不二雄の網羅全集遂に(日経WagaMaga)

あと9日ですごい全集の刊行が始まる。『藤子・F・不二雄大全集』は小学館の壮挙だ。漫画誌「週刊少年サンデー」「月刊コロコロコミック」を刊行し、藤子・F・不二雄作品を世に送り出してきた小学館ならではの、全作品網羅を目指す初の大全集だ。

 藤子・F・不二雄(本名・藤本弘、1933~96年)が生涯に描いた漫画の総ページ数は約4万6000ページにのぼるという。ストーリー数にして約3500話。そのすべてを収録するという壮大にして夢のようなプロジェクトが今回の全集だ。

 藤子不二雄A(正しくはAを丸で囲む)のペンネームを名乗った安孫子素雄と組んで、漫画誌に残るコンビ「藤子不二雄」として数々の名作を生み出し続けた。ただ、実際は合作が多かった初期を除けば、2人はそれぞれに作品を手がけていた。1987年のコンビ解消後にはそれぞれの作品との関わりも公表され、藤子・F・不二雄が「ドラえもん」「パーマン」「21エモン」「ウメ星デンカ」「ジャングル黒べえ」「キテレツ大百科」「エスパー魔美」などの作者だったことが分かった。同全集ではその膨大な仕事の全貌に迫る。

 ファンを歓喜させているのは、「オバケのQ太郎」の完全カバーを目指していることだ。初期作品の「オバケのQ太郎」は、藤子・F・不二雄と藤子不二雄Aの2人に著作権がまたがった格好になっている上、複数雑誌にわたって連載が続いた事情もあって、これまでは完全収録が実現しなかった。複雑な著作権問題を整理して、刊行にこぎ着けた小学館担当者の労を多としたい。今回の全集では、「少年サンデー」での初登場第1話から、学年誌に連載された「新オバケのQ太郎」の最終回までQ太郎シリーズのすべてを収録する予定だという。

 絶版になってしまった作品や、単行本未収録だった作品も残らず網羅する計画だ。「ジャングル黒べえ」はアフリカ出身の主人公だった事情から、事実上の絶版状態が続いてきた。

 意外に感じられるが、「ドラえもん」や「パーマン」などの比較的よく知られた作品にも、単行本には収録されていないストーリーが少なからずある。今回の全集は完全収録を目指しているので、こうした埋もれた作品も陽の目を見る期待が大きい。例えば、「ドラえもん」では全1300話余りのうち、約100話が単行本初収録となる。

「ドラえもん」には3種類の「最終回」があるが、単行本に収録されたのは、「さようなら、ドラえもん」の1本だけ。しかし、今回の全集では残り2本が初めて収録される。「ドラえもん」ファンには待望の出来事と言えるだろう。

 刊行形態も行き届いている。例えば、「ドラえもん」は「小学一年生」から「小学六年生」まで6誌の雑誌に同時連載されていた。今回の全集では、当時のその順番のまま並べた、「学年繰り上がり式」に収録していく。進級していくごとに「小学三年生」から「小学四年生」へと繰り上がっていき、新たな学年誌で「ドラえもん」と再会するという成長を重ねていった経験を、「学年繰り上がり式」では追体験できる。

 第1期(全33巻セット)のラインアップは「ドラえもん」「オバケのQ太郎」「パーマン」など。「バケルくん」「海の王子」「ジャングル黒べえ」も第1期に登場する。毎月2、3冊のペースで刊行が続く。

 全巻購入予約者には作者の貴重なアイデアメモや、キャラクター設定画、漫画原稿の下書きなどを収録したプレミアム画集「Fnote(エフノート)」がプレゼントされる(2009年10月以降)。同全集の公式サイトでは「Fnote」の見本画像が公開されている(記事末の[関連サイト]参照)。

 第1期の全33巻セットの代金は5万610円。各巻は1155~1890円で、毎月25日ごろに発売される。

 ワイドなA5判だから、細部までじっくり眺め倒せる。今までは気付かなかった発見に出会えるかも知れない。

 2010年8月からは第2期の刊行が始まる見込みだ。同全集は第2期で完結する予定だという。漫画ファンの夢を乗せた第1期は7月24日、刊行が始まる。
7/15 日経WagaMaga

幻のオバケが出る~「オバQ」が全集で復活(サンケイスポーツ)

約20年にわたり出版が途絶え、“幻の漫画”とさえ呼ばれた「オバケのQ太郎」(オバQ)が、小学館が24日に刊行を予定している「藤子・F・不二雄大全集」(第1期)に収録されることになり、話題を呼んでいる。大全集は「パーマン」などを加えた全8作品33巻で、「ドラえもん」の単行本に収録されていなかった約100話も収録。「オバQ」はうち5巻だ。
2011年、川崎市内に開館予定の「藤子・F・不二雄ミュージアム」を記念し、小学館側が藤子・F・不二雄さんの全作品を収録することを企画。「オバQ」の“復活”を後押しした。5万610円と高額だが、現在2000セット以上の予約があるという。
7/4 サンケイスポーツ

幻のオバQ復活 藤子・F・不二雄大全集24日に(朝日新聞)

長く出版が途絶えて「幻のマンガ」と呼ばれていた「オバケのQ太郎」が復活する。小学館が24日から刊行する「藤子・F・不二雄大全集」に収録されることになった。総額5万610円の第1期刊行分に、すでに2千セットの予約が入っている。

 藤子不二雄名で描かれたマンガのうち、ほとんどは藤子不二雄(A)さんと故藤子・F・不二雄さんが単独で描いていた。しかし完全な合作だった初期の「Q太郎」は80年代に中央公論社(当時)が出した全集に収録されたが、90年代以降絶版状態で、古書市場では1冊数千円の高値で取引されていた。

 小学館は今回の全集で、藤子不二雄(A)さんとの合作を含め、藤子・F・不二雄さんの全作網羅を目指し、「Q太郎」の収録が実現した。「Q太郎」と同様に出版が途絶えていた「ジャングル黒べえ」も収録される。

 藤子プロと小学館は「マーケティング戦略の中で復刊の機会を探っていた。今回の全集刊行を好機ととらえた」としている。

 全集には、雑誌に掲載された「ドラえもん」約1300話のうち単行本化されていなかった約100話も初めて収録される。第1期刊行分は「パーマン」「エスパー魔美」などを加えた8作品33巻。A5判で各巻220~770ページ。来年8月に刊行開始の第2期(巻数未定)で完結の予定だ。(小原篤)
7/3 朝日新聞

藤子F大全集第1期、渾身のラインナップに震撼(コミックナタリー)

藤子・F・不二雄大全集の第1期となる全33巻のラインナップ、および刊行スケジュールが発表された。

7月24日に発売される「ドラえもん」1巻、「オバケのQ太郎」1巻、「パーマン」1巻を皮切りに、「エスパー魔美」や「キテレツ大百科」といった人気作はもちろん、幻の作品「ジャングル黒べえ」も全集入りが決定した。

各巻は毎月25日頃発売される予定となっており、「キテレツ大百科」「エスパー魔美」「パーマン」「海の王子」の4作品は第1期で完結するとのこと。刊行スケジュールは記事末のリストの通り。

また第1期を全巻予約すると、もれなく藤子・F・不二雄のアイデアメモや原稿の下書きが収録された画集「Fnote」がプレゼントされる。全国民を虜にした藤子Fの頭の中を覗き見ることができるレアアイテムだけに、ファン必携のアイテムになることは間違いなさそうだ。
5/13 コミックナタリー

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