検証25:空を飛ぶ王子
山岸版(画像上段)では夢か現かよくわからない状態で厩戸が飛んだり、毛人と同じ夢を見たりする。
このシーンも夢のような状態で飛んでいるシーンだ。(夢か現かよくわからない状態。違う次元の状態か? 体はその場にあって体だけが飛んだりと、現実ではない、よくわからない状態で飛ぶことが多い)。
そして、王子にとって特別な人、毛人の元へ行って、布団に入りこむというシーンだ。
毛人と王子はよく同じ夢を見るので、このこともしっかりと毛人は覚えている。
山岸版は、歴史物なのに、オカルトだけでなく、こういったファンタジックなシーンもあるのだが、不思議なことに、王子の人間らしさ(出来ないことや苦しみが不自然ではない)や、作品全体としてのリアルさは失われないのが不思議である。
このシーンも夢のような状態で飛んでいるシーンだ。(夢か現かよくわからない状態。違う次元の状態か? 体はその場にあって体だけが飛んだりと、現実ではない、よくわからない状態で飛ぶことが多い)。
そして、王子にとって特別な人、毛人の元へ行って、布団に入りこむというシーンだ。
毛人と王子はよく同じ夢を見るので、このこともしっかりと毛人は覚えている。
山岸版は、歴史物なのに、オカルトだけでなく、こういったファンタジックなシーンもあるのだが、不思議なことに、王子の人間らしさ(出来ないことや苦しみが不自然ではない)や、作品全体としてのリアルさは失われないのが不思議である。
池田版(画像下段)でも王子は空を飛ぶ。
このシーンは夢の中で王子が飛んでいき、王子にとって特別な人となる小野妹子に会いに行く、というシーンだ。
妹子ももちろん同じ夢を見ている、という設定である。
山岸版と同じく、池田版でも夢をキーワードにして、アイディアを微妙に変えて使っている。
このシーンは夢の中で王子が飛んでいき、王子にとって特別な人となる小野妹子に会いに行く、というシーンだ。
妹子ももちろん同じ夢を見ている、という設定である。
山岸版と同じく、池田版でも夢をキーワードにして、アイディアを微妙に変えて使っている。