エルアシア連邦

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エルアシア連邦

エルアシア連邦(エルアシアれんぽう)とは、カイバー星系の第3惑星エルアシアに位置する異星種国家。正式国名はエルアシア圏アシルズ連邦・サドゥー合衆国・リアム皇国及び都市国家群共同連合体。



目次



設定

国旗  
国の標語 平和と進歩 
国歌 エルアシア連邦の歌 
公用語  
国家元首 連邦最高参事会 
首都 レリーベル 
最大都市 レリーベル 
面積  
総人口  
公式略称 エルアシア連邦 
英語国名 Eruashea federation 
通貨 Phel 



国名

本来この惑星の住民の間にはこの惑星を示す固有の名前は存在しなかった。この惑星の名前の由来は人類が始めてこの惑星に派遣した有人宇宙船の艦長のエルアシア・エルズバーグからであり、人類が一方的に名付けたこの名前をこの惑星の住民が逆輸入し、この惑星の住民の間でも広く使われるようになった。




国歌

現在の国歌に歌詞は存在せず、メロディーだけで演奏される。




歴史

科学技術から換算して地球の西暦19世紀に相当する大陸暦1939年、人類連合軍は何の前触れもなくこの惑星に現れた。と言いたい所だが、実は大陸暦1931年に北極に人類種の無人惑星調査船が墜落し、その事がこの惑星の住民の間では南極に隕石が落下したとして伝わっていた。しかし、まさか南極に落下した隕石を異星人の無人惑星調査船と結びつけて考える人なんて皆無であり、この惑星の住民は人類連合軍が何処からやってきて、何の為に来たのかはわからなかったが、人類連合軍の攻撃によって多くの人々が生まれ育った故郷を追われていった事は事実であった。
勿論、この惑星の住民も人類連合軍の侵略を黙って見過ごしていたわけではなかったが、地上や海上での人類連合軍の戦いは何とか互角に持ち込む事が出来たものの、航空戦では人類連合軍の高高度からの攻撃に対抗する事ができず、空を飛ぶ事ができる翼人種が空での戦いで空を飛ぶ事のできない人類連合軍に敗退するという皮肉な結果を招いた。
しかし、この惑星の住民が人類連合軍の兵器の残骸から研究途上であった航空機技術やロケット技術の開発に成功し、ロケット技術によって長距離飛行・高高度飛行が可能になった機械化航空歩兵部隊が登場すると戦局は一気に逆転し、大陸暦1944年には人類連合軍をこの惑星から駆逐する事に成功した。最も、人類連合軍からしてみればほとんど資源が存在しないと考えられていたこの惑星にこれほど被害を出してまで固執する必要がないと判断しただけであったが…
人類連合軍の侵略を退けたこの惑星の住民はこの惑星以外にも知的生命体が存在する事を確認し、この惑星の各国政府は一致団結してエルアシア連邦を形成した。





    • 関連する歴史項目


政治

正式国名を見ればわかるようにこの惑星に存在するアシルズ連邦・サドゥー合衆国・リアム皇国及び都市国家群による連邦制度を採用している。
連邦政府の仕事は惑星外からの科学技術・文化等の互助、共通の外交・安全保障政策及び惑星外における共通経済政策の実施を目的としており、惑星内における連邦参加国の主権は維持されている。連邦の国家元首たる連邦最高参事会議長はアシルズ連邦・サドゥー合衆国・リアム皇国の国家元首から1年ごとの輪番制度で選出される事になっているが、この惑星を代表する国事行為を行う名誉的な地位に止まる。この惑星の主権を代表する機関として連邦各参加国の代表者達から成る連邦最高参事会が存在する。



外交

連邦に駐在する各国の大使館は惑星の地表ではなく高軌道上の施設に設置されている。これはアシルズ連邦・サドゥー合衆国・リアム皇国の首都から1年ごとの輪番制度で選出される行政首都機能に毎回移動するのが面倒だからと言うのが公式の説明だが、一部の連邦参加国と外国と友好関係になる事を避けようとしたからであるとも言われている。





    • 我が国と外交関係を有する国家
    • エストレンジー第二旧工業セクター
    • グリューネベルグ諸侯同盟
    • セイラス-ゼルバニア連邦
    • ハルベルト騎士連合
    • メトラク共和国
    • レイトビキ連合帝国
    • ヒューロトゥック士魂同盟
    • ビルナスク連合帝国 
    • 所属組織・締結条約


経済




代表的な都市

この惑星は惑星そのものが小さいので大陸が一つしか存在しない。その為、この惑星の住民の間にはこの惑星唯一の大陸を示す固有の名前は存在しない。
大陸北部は寒帯から亜寒帯に属し、最北部地域のアシルズ連邦のアフナ地方は一面が氷河に覆われている。南部は逆に亜熱帯に属し、サドゥー合衆国のメフォナ地方は深いジャングル、赤道に近いリアム皇国のティトナ諸島は常夏の島々として有名な観光地であると同時にティトナ宇宙港を有する事でも知られる。
大陸全体を見ると、基本的には温暖な地域が多く、土壌も肥沃なため農業生産量は多い。また海流の関係からリアム列島には良い漁場が点在し、リアム列島は漁業が栄えている。かと思えば山岳地域には鉄鉱石・石炭・ボーキサイトなどの鉱物も豊富であり、果てはウラニウムまでも産出している。大陸南部沿岸には幾つかの海底油田すら存在する。人類連合軍がこの惑星を侵略した際にはこの惑星には殆ど資源が存在しないといわれていたが実際には、カイバー星系特有の資源の豊富な惑星であった。



住民

この惑星の住民は背中に翼が生えており、空を飛ぶ能力を有する翼人種と呼ばれる種族である。しかし、他の惑星の同様の種族とは異なり、この惑星の住民は短距離で低高度の飛行能力を有するに止まり、翼人種独自の文明を発達させるには至らなかった。しかし、自らの身体的能力に頼りきった事によって科学技術の停滞を招いた他の惑星の同様の種族とは異なり、この惑星の住民は自らの身体的能力を補う為に科学技術の発達を促し、人類種に匹敵する文明の発達を促した。また、この惑星の住民の耳は所謂犬耳と呼ばれる形状をしており、これは反響定位を行う為に多くの聴覚情報を必要としていた鳥類の名残とも言われている。
この惑星の多くの住民が鳥類から翼人種に進化したのに対して、リアム列島の住民は鳥類は鳥類でも海鳥から翼人種に進化した。その為、リアム列島の住民は水中でも支障なく行動が可能である一方、空を飛ぶ能力はこの惑星の多くの住民より劣っている。リアム列島の住民はその器用な手足を活かした技術によって独自の発展を遂げ、この惑星の多くの住民に勝るとも劣らない高い文明を築き上げる事に成功した。



文化

人類がこの惑星に接触する前のこの惑星の科学技術は人類の西暦19世紀の科学技術に相当する程度にまで発展していたが、人類がこの惑星に接触してからはコンピューターや石油エネルギー、電気、航空技術、あるいはオートマトンやサイボーグ等の従来のこの惑星の科学技術を大幅に上回る科学技術が実用化されている。その結果、人類がこの惑星に接触する前に風俗と人類がこの惑星に接触した後の科学技術が混在している社会が形成されている。



軍事

この惑星の軍事力は普段から連邦政府の指揮下にある宇宙軍(連邦軍)と普段は連邦各参加国政府の指揮下にあるが有事に際して連邦政府の指揮下に編入される地上軍に大別される。地上軍は従来の陸・海軍及び大気圏内における航空部隊の総称である。
人類が始めてこの惑星と接触した当時は宇宙開発技術の研究など夢のまた夢という状況だった事もあって、連邦軍は連邦各参加国政府の勢力争いに囚われる事無く整備が進められ、兵士の制服からあらゆる兵器に至るまで共通規格化されている。但し、個人レベルでは様々な改良を施す事が容認されている為に兵器の外観や兵士の服装の詳細からその兵器や兵士の所属国を判断する事ができる。




外部リンク

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最終更新:2009年07月14日 17:00
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