目次
設定
国旗 |
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国の標語 |
革命前進、人民解放 |
国歌 |
解放の詩 |
公用語 |
ルメリア語 |
国家主席 |
ハル・キルシュ |
人民委員会議議長(首相) |
リリス・ジブリール |
首都 |
ヴェネール特別行政区(VDC) |
最大都市 |
フィークライト |
面積 |
調査中 |
総人口 |
調査中 |
公式略称 |
ルメリア |
英語国名 |
Socialist Comunity of Lumerea |
通貨 |
エスクード(£) |
国名
ルメリアは宇宙漂流民を集めて形成された人造国家であり、歴史と呼べる物は無い。国名の由来はリリス・ジブリールの祖父にしてヴァレフォール共産主義の先駆者たるルメリア・ジブリール。
国歌
気高き我らが自由な国、幸福と救いを汝らに
打倒せよ、戦禍の源泉を
栄えよ、人民、永遠に
汝の栄華が永遠に輝かんことを
歴史
ヴァレフォール暦4029年、ネルヴィルの穀倉である神聖アルカディア帝国は貴族主義と軍国主義に奔走し、一部の階層の利権拡大の為に近隣諸国に侵攻、結果破れ、国家は崩壊し、破滅の道を歩んだ。
アルカディア本国、帝都ユーグラムに居住していた少年ハル・キルシュは帝国崩壊直前に難民となって家族と離散しながらネルヴィル各地をさまよい、ルメリア共産党員の少女リリス・ジブリールと出会う。ルメリア共産党、と言ってもアルカディア帝国、シロナ摂政の弾圧政策により党員はリリスのみという党というにはあまりにもお粗末な状態であった。
ハルがたどり着いた惑星ルメリアナはアルカディア拡大戦争で負傷した難民、脱走兵、戦災孤児などが混在して避難しており、皆明日への希望を失ったものばかりであった。
難民に慕われていたリリスではあるが、自らは参謀にすぎず、指導者の器にあらずと言い、ハルを指導者とする新生ルメリア共産党を結党。
こうして難民キャンプから、新国家ルメリア社会主義統合体が誕生したのであった。
政治
ルメリア共産党の一党独裁政治である。ルメリア共産党の基本概念は「全種族束縛解放」であり、種族の垣根を越えて戦争をなくすことを理念としている。そのために戦争を行うことがあるものの、時には同じ思想を持つ国と手を結ぶなど平和的な外交方針にも理解がある。
全ての内政は共産党の指導下に置かれ、国民は必ず党の末端組織「人民生活委員会」に属さねばならない。
外交
平和友好を基本方針としており、人類であろうとネイティブであろうと皆等しく接し、敵は特定の種族ではなく、種族迫害主義国家と覇権主義国家、好戦的な国家である。
カイバー星系
経済
代表的な都市
ヴェネール特別行政区(VDC) |
統合体の首都で、ハルとリリスが出会った難民キャンプ「ヴェネール」が基礎。統合体最高会議・人民解放軍司令部・共産党本部など国家中枢がある(建物は全てテント)。 |
フィークライト |
ヴェネールD.Cの北東20㎞にある惑星ルメリアナ最大の難民キャンプが基礎。旧アルカディア軍補給基地があったため軍事物資が調達できる。 |
住民
文化
ルメリア語はアルカディア語を基礎とした人工言語である。ヴァレフォールのあらゆる語彙・文法などを研究し、言語学者であるモーリス・ラーマン共産党中央宣伝部長が考案した。
軍事
統合体人民解放軍
宇宙攻撃軍
突撃機動軍
惑星方面軍
主な人物
人物名 |
概要 |
画像 |
ハル・キルシュ |
ルメリア共産党及び統合体の最高指導者。旧神聖アルカディア帝国の一般庶民の家に生まれ、戦前は普通の学生であった。弁舌に優れ、全アルカディア・ディベート大会で優勝経験があることもあり、少年ながら演説に長けている。だが勉強の方はいまひとつで、さらに思考がかなりネガティブ。出身種族はコーディネーター。 |
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リリス・ジブリール |
リルバーン出身の革命家。ルメリア共産党革命指導部長でハルの最初の同志であり、参謀を務める。少女然とした容姿であるが、非常に古風な口調で、時に大の大人を一喝するほどの威厳を放つ。見た目は張るよりも年下であるが実はかなり年上であり正確な年齢は秘密。貴族出身だが父が政争に破れ暗殺されたため、祖父の思想を受け継ぐ。大の甘党でチョコレートパフェが好物だが、食べているところが普通の女の子なので、一人で食べる。もし食べてる最中に出くわしたら…、お察しください。出身種族はコーディネーター。 |
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モーリス・ラーマン |
難民キャンプにいたぐうたら学者。不精な性格だが、やるときはやる。学者であることから党員からは「博士」とよばれている。元はどこかの国で教授をしていたらしい。広い学識を元に、技術開発部長を受け持つことになる。出身種族はネイティブ。 |
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エカチェリーナ・ユーフォリア |
かつて「アルカディアの魔女」と呼ばれた女将軍で党国防委員長兼人民解放軍突撃機動軍司令。自ら最前線に立つ現場主義者で数々の武功を立ててきた。貴族出身で典型的な反共主義者であったが、負傷して難民キャンプ内で死に掛けているところをハルに助けられ、また作戦とはいえ、戦線で多くの一般市民を虐殺したことを悔いていたこともあり、ハルとリリスののヴァレフォール革命計画案に同調しこれに協力する。「お前の為ではない」とはいいつつも積極的に協力している。種族はコーディネーター。 |
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アルベルト・ルーヴァイン |
人民解放軍最高司令官。ミレニアム・ヴォルフの元軍人でかつて中将を務めていた。軍では非常に厳しい指導で知られ、部下を病院送りにすることもしばしばある。だが人一倍部下思いでもあり、未だに彼を慕う者も多いという。しかしいまどき古風で厳格な性格なため、軍では非常に浮いた存在となり、早期退役に追い込まれたリストラ軍人である。出身種族ネイティブ。 |
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セルジュ・ルーヴァイン |
共産党政治局員、ルメリア統合体外交部長。アルベルト・ルーヴァインの長男でアルカディアに留学していた学生。母はアルカディア人で母親似。父とは違いかなりお茶らけた性格。勇猛で武骨な父とは違い、政略に長けている。父がリストラされ、留学先の国家が消滅し路頭に迷っているところで当にスカウトされる。統合体では外交を担当することになる。極度の味オンチで、コンビニ弁当をおいしいと絶賛している。出身種族はネイティブとコーディネーターのハーフ。 |
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ルル |
難民キャンプの近隣にある産業廃棄物不法投棄の山に埋まっていた女性型アンドロイド。正式名称は「NF-5101」。軍事用だったらしく、ただ戦うためだけの知能しかなかったが、ラーマン博士の「おせっかいな」改造により家事も出来るようになり、人間らしい一面も出せるようになった。人工知能は出身種族は機械種。 |
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フランケ・ヴォルト |
元ミレニアム・ヴォルフのテレビ局の報道スタッフで元プロデューサーだった。状況判断力と推察力に優れた有能な人物であり、何か事件があれば自ら謎に迫ろうとする貪欲な行動力の持ち主。情報のパイプが多く、ネルヴィル星系外諸国家の情報をリークすることができ、共産党中央宣伝部長兼総合情報部長に任命される。 |
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リーク・ジ・アルカディア |
元アルカディア皇帝で難民キャンプで呆然と立っているところを保護された。記憶を失っており、皇帝であったことも忘れてしまっている。皇帝に恨みを抱くリリスに殺されかけたが、ハルの説得で共産党の保護下に置くことになる。 |
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外部リンク
最終更新:2009年02月01日 21:26