801 :名無しさん(ザコ):2011/05/28(土) 21:05:39 ID:urY.T/N20
   【スーパーロボット大戦Jam】

正道どころか邪道とも異なる一風変わったシナリオ。
たぶんシナリオにメインを張る作品が『敵は海賊』という、SRC業界であまり見かけない作風の物を採用しているのが大きな要因か?
基本的にシリアスな雰囲気の進行ではあるが熱血とも憂鬱とも異なる独自の色がでている。
今だ解消されていない伏線や謎、翻弄される登場人物達、とシナリオで引っ張るイメージがある。
が、システム面でも『スコアアタックモード』を付け加えているため、お気に入りのパイロットの撃墜数を稼げる部分でも独自性が見受けられる。

とりあえず、押井守色の強い作品が嫌いだったり、等身大と巨大ロボとの共闘が趣味に合わなかったりしなければ楽しめる作品かと思われる。

…レビューされなければクソシナリオという言葉に反逆してみた。
いや、前プレイしただけなんだけどね。

駄目でしたかい? ダウトされたのをレビューするのは?



873 :名無しさん(ザコ):2007/12/01(土) 19:24:43 ID:Gmq4QEKA0
【スーパーロボット大戦Jam】

はっきり言えば面白いと言えば面白いが人を選びそうなシナリオ
筆者が知っているのはアニメ版のみなら「涼宮ハルヒの憂鬱」と「ぱにぽにだっしゅ」
スパロボで得た知識だけの「ダンガイオー」のみ
他の「戦闘妖精雪風」や「攻殻機動隊」、「トップをねらえ2!」はウィキペディアで調べた程度なので原作との違いが解らない
取り合えず、ハルヒの能力と外部からの干渉で参戦作品のキャラがパラレルワールドに迷い込んで戦うというシナリオ
現在第二部では第一部のメンバーが一度離脱し、漫画版ナデシコこと「遊撃戦艦ナデシコ」をメインに進んでいる
ここで一つ注意しておきたいのが、「敵は海賊」や「宇宙探査機 迷惑一番」、「スペースチャンネル5」と言う参戦作品
オリジナルサポートパックのアイコンを使っている所為でオリキャラと思われがちだが、
調べてみた所、どうやらマイナーな小説作品らしくアイコンがないので代用しているようだ
「ラーゼフォン 時間調律師」と言うのもラーゼフォンのサイドストーリー小説らしい
色々とマイナーかつマニアックな参戦作品が多いため、混乱しやすい上に世界観が解り辛いのが難点



等身大、スパロボごちゃ混ぜシナリオ。
ぶっちゃけトップとハルヒ位しか知らないので少々飲み込みづらい部分はあるが、
我慢出来ないほどではなかった。アプロかわいいよアプロ。

プロローグから敵がやたら多いが、ボーナスステップで以外とサクサク進む。
が、調子に乗ってるとガンバスターがあっさりガス欠に。ミサイル1ターンで使い切るなんて初体験。
戦闘自体は簡単な部類に入る。考える必要はあまり無い。
フェイズポイントシステムは飲み込みに時間がかかったが、要するに攻撃し続ける限り動き続けられるシステムのようだ。
ポイントが溜まってくると流れるように敵を撃破していけて割と楽しい。
このシステムを利用した『スコアハンター』はかなり熱い。ポイントを稼ぐのがかなり楽しい。

欠点は説明不足気味な所が目立つ所と、バグらしき物の多さ。
1話攻略後にスコアハンターを起動するとおかしな挙動を見せたりした。

未完成気味な所が多くオススメはしずらい。
今後には大いに期待出来ると思う。



144 :名無しさん(ザコ):2006/10/03(火) 22:57:39 ID:MbDixlEE0
修正されてたんで【スーパーロボット大戦Jam】のレビュー。

プロローグのみのリリースだが、戦闘あり。自軍はガンバスターとダンガイオー。
内容は宇宙怪獣の軍団からエクセリヲンを6ターン護衛すること。
システムは137が説明してるので割愛。戦闘そのものは簡単。

『敵は海賊』の参戦が楽しみだったのだが登場せずに残念だ。
この先に期待。
レビューになってないような気がするが、これで勘弁。



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【スーパーロボット大戦Jam】 製作者:そくろ氏
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スーパーロボット大戦という割には変わった参戦作品のシナリオ。

『ダンガイオー』『攻殻機動隊』は全話見たことがあるけど、
ぱにぽにはアニメの1話を、『ハルヒ』『トップ2』は登場人物の名前を聞いたことがある程度。

まだ四話までと少ないので、シナリオ全体のレビューではなく、
各話プレイ記のような形で書くことに。


○各話感想

【プロローグ】
ダンガイオーとガンバスターが宇宙怪獣の大群を蹴散らしながらエクセリヲンを護衛する話。
……なのはいいんだけど、敵の数が多い多い。
何かイベントが起こるんだろうけど、この量。プロローグなのにいいのかしら。
BGMも決戦らしい盛り上がる曲ではなく、悲壮感ただよう寂しげな曲で余計にテンションダウン。
このシーンには合ってるのかも知れないけど。

とりあえず進軍、戦闘開始。
敵を撃破してみると、再行動が可能に。ボーナスステップ搭載らしい。
Gジェネでおなじみ、敵を撃破すると、ENが尽きるまで再行動が可能になるアレ。
それなら、この数相手でも少しは楽……か?
兵隊タイプは大して強くないので再行動でガンガン蹴散らす。

エクセリヲン、銀河中心部に到達。そして、本編へ。

【第一話 敵は海賊】
攻殻機動隊なテロップ、続いて世界観の説明が表示される。
今のところプロローグとの関連性は不明。
惑星開発が進んでいるらしいので、ずいぶん時間が経ったんだろうか。

突然、宇宙船内。孤高な男、海賊ヨウメイとそのクルーが登場。
それも私だ氏のアイコンなので、オリキャラなのかと思ったが、
『敵は海賊』という作品のキャラだった。原作が小説なので、製作者のイメージで顔が当てられているらしい。
ヨウメイが『魔女』と呼ばれる謎の人物に導かれ火星に降りたったところで、本編開始。

舞台はランサス(星?)。視点は海賊課という部署に所属する刑事、ラテルのもとに。
てっきりヨウメイが主人公なのかと思っていたら、プレイヤーはこのラテルの側からストーリーを追うらしい。
仲間の喋る猫、アプロと一緒に謎の敵を殲滅することに。

本編の戦闘開始。プロローグで感覚は掴んだはず、
ギリギリまで敵を引き付けて攻撃、ボーナスステップで一気に殲滅する。
……つもりだったのだが、なぜか再行動発動せず。ロボ戦だけだったのかしら?
普通に撃退。
刑事さんが子持ちになりました。

【第二話 草薙素子】
ヨウメイを追って航行中、不具合が発生。
平行世界に迷い込んだ刑事さんは、偽物と間違われ、上司のチーフに追われることに。
ここで、このシナリオ独自の戦闘システムの解説が入る。
1ターン毎、自軍にフェイズポイント(FP)が与えられ、ポイントがある限り攻撃できるらしい。
別世界に迷い込んだために使える能力だということだが、
こういう、システムが世界観と繋がっている設定なのは好きだわ。

この話から敵と一度戦闘するまでHP、ENが分からない仕様に。何でかよく分からないけど。

敵に囲まれた刑事さんの娘を助けるべく行動開始。
あっとう間に娘っこが敵に取り付かれてゲームオーバー。おっといけねえ。
リスタートリスタート。

敵を倒しながら進もうとしたのがいけなかったのだ。
フェイズポイントをフルに使って娘の下に駆けつけねば。とんだ減点パパだった。
では、今度こそ。

移動→待機→行動終了

あれ?
全然、先に進めず娘が襲われて終了。え、コレどうやってクリアするの?

再度リスタートして、ようやく自分の勘違いに気づく。
二回行動と違って、『待機』を選ぶと普通に待機してしまうのね。
全武装がP属性になる『チャージプログラム』を使用、倒せなくてもいいから敵を攻撃、
これでフェイズポイントが残っていれば再行動できる。
敵を倒してもポイントが増えるわけじゃないのね、Gジェネのボーナスステップと混同してた。
だってプロローグではGジェネ方式だったじゃない。

敵を抜ける途中、刑事さんがうっかり殺される。
でもゲームオーバーにならず。どうやらバグというかミス。ロードしてやり直し。

チャージしながら突撃、ひたすら敵をすり抜けながら広い空間まで移動する。やっとクリアできた。
助けに来てくれた少佐こと草薙素子とともに、チーフと戦うことになる。
チーフ、すごい回避力! 攻撃全然当たらん! こいつは強敵!
よく見たら少佐、威圧持ってた。ボコボコに。
海賊の人もこっちの世界に来ていた。少佐を正式に仲間にくわえ、続く。

【第三話 ランサス・ウォーリアー】

突然、宇宙船に乗ってのロボ戦闘。……かと思ったら、やっぱり等身大戦闘だった。

少佐の提案で、刑事さんと猫氏、二手に分かれて行動することに。ルート分岐。
選ぶのはいいけど、こういう場合、
どっちがどんな行動を取るのか事前に説明してもらえた方が親切かな。

選択肢が
『アプロは……(ラテルルート)』
『俺たちは……(アプロルート)』
となっていて、選択後、俺たちはこっちへ行こう、という感じだったので。

とりあえず、刑事さんルートを選択。
少佐と二人、生身でバンカーメカと戦うことに。

この世界には自分たちがやって来たように変質している部分があるはずだと考える一行。
世界の変質した部分を探してみることに。

【第四話aルート ぱにぽにX】

舞台は地球へ。
テロ組織に身を投じる少年キョンは、そんな自分に違和感を持ちながら、
仲間のぱにぽに生徒たちと共に、軍の施設に潜入することに。
これは何かの原作にあったエピソードかね? 違うとしたら版権シナリオとしてはちょっと危険な流れかも。
非戦闘系作品の戦闘部分への参加は、上手くいっているシナリオって少ない気がするし。

子ども先生ベッキーは、『ぱにぽにX』で敵を迎え撃つ。
ぱにぽにX、めちゃ強いんだけど。いいのかな。
ほとんどぱにぽにXの力で、難なく敵を撃破。いいのかな。

戦闘終了後、ランサス帝国が地球に宣戦を布告。
テレビ中継に映るランサス軍総司令の姿に驚愕するキョン。それは誰あろう――。

という、ストーリーとしては非常に美味しいところで現行リリース分は終了。
しかし、これ感想でもなんでもなくなってる。

【スコアハンター】
このシナリオの独自要素で、味方ユニット一体を選んで
無限に出現する宇宙怪獣を制限ターン内に何体倒せるかというミニゲーム。

やりこみ要素にしては、ちょっとあっさりしすぎてるんじゃないかなーと思うんだけど、どうなんだろう。
なんか、表示されるFP以上に行動できた気がしたけど。

このモードは、一話クリア後、つまりFPの導入前からプレイできるのだが、
FPのルールは、本編とまったく同じなのだから、
ニ話クリア後に選択できるようにしてもよかったかも。チュートリアルがついているとはいえ。
なぜか味方ユニットが破壊されてもゲームオーバーにならないバグあり。
選択したユニットによってプレイ感覚が大分違ってくるのは、格ゲーやアクションゲームみたいでいい。
ここでも、ぱにぽにXは強かった。

ところで、キャラクターセレクト画面の英語表示、普通に横書きにしてもいいと思う。
縦書きで書いてあったので一瞬、何のことかわからなかった。

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○ボーナスステップ仕様?
と、ここまでプレイして、どうもボーナスステップの動作がおかしい気がした。
もう一度シナリオをプレイしながらソースを覗いて確認してみる。
なんとなく、違和感を感じた部分はわかった。

フェイズポイント(FP)は個別に設定されておらず、パーティで共有している。
これは、パーティ全員で3回攻撃できるという意味にとれる。
じゃあ味方Aで3回攻撃するとFPは0になるわけだから、
味方Bは行動できなくなるかというと、これが行動できる。

行動終了の判定はFPが0以下になったときに行われるようなのだ。
この方式だと

味方Aで3回攻撃→FP0→判定は0以下からなのでまだ攻撃できる
→さらに味方A攻撃→A行動終了→味方B攻撃→B行動終了 (この時、数字ではFP-2)

という行動も取れるのだが、これでいいんだろうか。
FP0以下で判定というのは、これを想定しての指定に思えるけど、
仕様だとすると、ちょっと解り辛いんじゃないだろうか。

スコアハンターで、やたらと何回も行動できたのも、このせいだったんだろう。
FP0になったら全員行動終了させてしまうか、個別に設定した方がいいんじゃなかろうか。

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○シナリオ部分について
今のところ、さっぱりスーパーロボット大戦って感じではない。
ぱにぽにX以外仲間はみんな生見だし。

世界観の混ざり具合がどの程度か分からないが、
各作品の専門用語は必要最低限で説明してくれている。終了メッセージも用語解説だった。

平行世界に迷い込む過程が、ちょっと唐突だった気がしたり、
ランサス星ってどの辺にあるの? とか地理の位置関係がいまいち分からなかったり、
一部、原作エピソードを要約した思われるシーンでは、ちょっと置いてけぼり感を味わったが、
ヒドすぎるという程、問題に思った個所はなかった。
珍しい参戦作品も手伝ってか、他のシナリオにない独特の雰囲気は悪くないと思う。
何かもっと地獄のようなシナリオなんじゃないかと思ってたんだけど。

ほとんどの原作を知らないけど、原作の雰囲気を大事にしてるのは分かった。
そのせいで、三話までと四話で大分感じが違っちゃってる気がするが。
それが単なる温度差で終わるか、このシナリオの味になるかは、今後次第だと思う。


○システム部分について
細かい部分で手馴れてない感じがする。不便とまでは行かないんだけど。
スコアハンターで味方が破壊されても終了しないとか、
1話以外で、作戦目的が後から確認できなくなってるとか。
フェイズポイントシステムの為の独自データも、特に違和感があるほどではなく。

あと各種データ表示、キャラクターセレクトの縦書き表記とかもそうだけど、
ハンターモード終了時のスコア表示とか、撃墜数確認の表示なんかは、
縦座標をあと10ずらすだけで、大分見やすくなると思うんだけど。
今の表示だと、ギュギュウに詰まってる感じがする。

プロローグのボーナスステップだけGジェネ方式だったのにも混乱した。
大量の宇宙怪獣と激闘している雰囲気を出そうとしたのかも知れないけど、
このシナリオの独自システム、フェイズポイントが2話から搭載されることを考えれば、
プロローグも1話同様、普通の戦闘にしてもよかったのではないか。

そのフェイズポイントも、味方フェイズ開始時に与えられたポイントが表示されるけど、
現在の残りポイントがユニットコマンドで確認できたら親切だったかも。


○総評
まだ、全然ダメ! とも、これはお奨め! とも言える段階ではないかも知れない。
作者の丁寧さは伝わった。独自のシステムやデータで、ゲームとしても面白くしようとしている感じ。
自分は三話までのちょい渋めの雰囲気が好きだったんだけど、
ぱにぽに、ハルヒが本格的にストーリーに絡んでくるであろう今後はきっと変わって行くだろう。
転ぶ先がいい方向か悪い方向か、今はちょっと想像がつかない。

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最終更新:2011年07月03日 21:32