カルロス一世のメモ

【用語名】 カルロス一世のメモ
【読み方】 かるろすいっせいのめも

【詳細】

公主隠しにあったカルロス一世が書いたメモ。
M.H.R.R.でカール五世を襲名していた繋がりで、カルロス一世が持っていたものをルドルフ二世が受け継いでいた。

そのメモを手にすることで六護式仏蘭西の協力を得られることになったため、トーリ達はメモの入手を目的に幽閉されているルドルフ二世の元へ向かう。
そして三巻下にてルドルフ二世とネイト・ミトツダイラの相対戦が発生し、ミトツダイラが勝利したことでメモを入手した。

そのメモは六護式仏蘭西に渡され、六護式仏蘭西は改派ルートでそれを解読。
簡単な置き換え式の暗号文で書かれていて、解読したのはオラニエであり、毛利・輝元小田原征伐の権益精査の場面で内容を伝えている。

その内容は極東語で『たいきょうさまにことばあそひのしつもん ういりあむにたのむか』。

中盤から後半にかけては普通に意味も通じるが、このメモ内容で最後まで解けなかった問題は前半の「たいきょうさま」。
極東語で書かれている以上漢字に当てはめることも考えねばならず、そうなった場合「たいきょう」という字はいくつか漢字に当てはめる候補が出てくるものの、様をつけるような言葉ではない。
それに真っ先に気がついたトマス・シェイクスピアは、文章中の濁点はその位置で良いのだろうか?と疑問している。
なお「たいきょうさま」というのは、「滞京」、都にとどまること、それに様をつけて、「京にとどまる者=帝」という考察もあった。
結局これは10下にて、「大狂様」こと大フアナ(カルロス一世の襲名上の母で狂女王とも言われる人物)を指すと判明した。

実はこのメモには後半部分が存在していて、解読したオラニエも敵対しているP.A.Odaや、公主隠しに狙われていることもあり、全ての情報を一度に渡すわけではなくメモは前半部分のみ渡していた。
その後半部分はオラニエの血縁上の姪、クリスティーナが持っている。

8巻上でクリスティーナを助けたことにより、後半部分のメモの内容を武蔵勢は手に入れたが、
8巻下の時点において「文の内容」はある程度解読出来たものの、「文の意図や意味」までは理解出来ていない(明智・光秀は解読に関して「スラブに関する言葉遊び」と述べている)。
クリスティーナはこの暗号文を解読できたが、現状は解読方法などは教えていない。

内容は

12・46・57・68・58・78・66・110・32・43

96・26・94・115・79・90・26・42・106・43・82・115・91

90・92・42・23・79・81・104・83・42・105・11・87・84・85・86

31・24・84・73・100・64・43・18・75・90・26・42・83・84・85・86・55



81・43・75・67・19・20・36・77・101・23・90・25

というもの。

浅間が通販番組のノリで仮説を言ってみたり、立花・宗茂なども考察に参加した結果、

1.書いている内容が段階を踏んでいて、最後がやや離れているので最後の文は多分追伸

2.丁寧な親しい文ではなく、ただ用件を伝えるためのもの

3.今までの色々をかき集めたらもしかしたら武蔵勢が追いかけているものは黎明の時代関係に
滅茶苦茶関わっていてこのメモは創世計画や大罪武装やろうぜ! と示唆しているものかもしれない。

となった。
解読はネシンバラとシェイクスピアがすることになり、9巻上では三征西班牙の協力も得られるようになった。

9巻下でネシンバラが解読するも、話が長くなるためか説明は同じく解読を完了していたシェイクスピアが行った。
文章は以下の通り。

りそおとおうこわれた

ながよしのず(つ、す)がいがただしい

ず(つ、す)きいいのふ(ぶ)きをいわおにおさめ

なず(つ、す)おわりこたまにず(つ、す)がいをおさめよ


ふたりのせいじょはいず(つ、す)こ

と解読された。

この文の意味については9下と10下にてより詳細な推測がされたが、
最後の文以外の概要を要約すると
「元信のメサイアは壊れた。(織田・)信秀のゴルゴダ(創世計画)が正しい。大罪武装を一つに収め、夏の終わり第2の月に犠牲を収めよ」
…つまり冒頭の「質問相手」と合わせると創世計画へのカルロス一世の迷いを示したものだったらしい。

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最終更新:2018年08月27日 18:57