「おじさん……!! 置いて行ったら嫌……!!」
【人物】
歴史上「フアナ」という名前を持つ人物は近い時期に二人存在するが、彼女の
襲名元は
「狂王女」と呼ばれたフアナではなく、フェリペ二世の妹である「フアナ二世」の方である。
つまり、彼女は
歴史再現上
フェリペ・セグンドの妹となる。
もちろん襲名の関係上、大フアナともセグンドとも血縁関係は無い。
表向きは
長寿族のエリートとして通しているが、純血主義で差別意識の強い三征西班牙に住む長寿族でありながら
半寿族の子供達に得意の菓子を作っては見舞いに行っているなど慈悲深い性格。
総長連合総長であるフェリペ・セグンドに対しては何かと情けない彼に対して説教を行っているが、会議に参加せずモップがけしたり色々とやらかしているセグンドの補佐として日々ほうぼうを走り回っている。
英国と三征西班牙にとって大きな
歴史再現である
アルマダ海戦に向けて
"超祝福艦隊"の建造を急ピッチで勧めていたが、
セグンドはそれを温存し三征西班牙の体外戦力を残しつつも歴史再現として「アルマダ海戦においての三征西班牙の敗北」を行うために、レパント海戦で彼の指揮下にいた者達を密かに招集し自爆も交えたなりふり構わない戦術を用いて、今後も三征西班牙は大国の一つとして生き続けることを各国にアピールすることを画策。
自分の知らない戦艦達が突如出撃していく中、慌てて外に出た彼女はセグンドに対してあることを吐露するのだった。
――――セグンドがレパント海戦で助け出した半寿族の子供は、自分であると。
フアナは長寿族の村で生まれた半寿族であったため、住民達から地下に軟禁され表に出られず、それゆえに戦火を逃れることができた。
レパントの敗戦から三征西班牙に期間中村に立ち寄り、自分を助け出してくれたセグンドを初見では信用できなかった彼女は、自分のことを長寿族だと偽り、彼の指示で孤児院に保護され暮らしていた。
後に、
ベラスケスの助けで、一年ごとに三征西班牙の各地を転々としながらセグンドを助けるための教養を身につけた。
更に現在に至るまで子供の振りをして彼に手紙を送っていた。
アルマダ海戦では命をかけて三征西班牙の未来を残そうとするセグンドに対し説得し、キスをして彼を引き戻すことに成功。
セグンドと共にアルマダ海戦へ改めてのぞみ、武蔵を撃沈すべく
サン・マルティンの特性を利用した攻撃で武蔵勢を追い込んでいくも、
アデーレ・バルフェットの発案で後方宙返りからの
"悲嘆の怠惰"でこちらの撃沈を狙うホライゾン・アリアダストの砲撃を三征西班牙の総力を持って迎撃。
"嫌気の怠惰"を含む聖譜顕装で"悲嘆の怠惰"の掻き毟りを相殺しようと試みるも、シェイクスピアから奪取した
"拒絶の強欲"によりブーストされた掻き毟りを殺しきれずあわやという場面になったが、
サン・マルティン2番艦が盾となったことで生き残り、武蔵にとどめを刺そうとしたところ、
メアリ(+忍者)の
王賜剣一型の斬撃で砲撃ごと搭乗艦を切り裂かれたことで正純にアルマダ海戦の終了を宣言され、「敗北」した。
そして三征西班牙に帰還し、今後もセグンドを支えながら三征西班牙を切り盛りしていこうと決意する。
子供の頃軟禁されていた経験からか、狭くて暗いところが苦手。
その一方で船を好み、船の中であれば狭くて暗い場所も平気とのこと。
長寿族のエリートとされるのはディエゴ・ベラスケスの提案によるもので、現在の彼女の容姿はベラスケスから聞いたセグンドの好みの女性の姿らしい。
つまりセグンドの好みは女教師系巨乳メガネ美女…?(アニメでセグンドの妻子のビジュアルが判明したが少なくとも好みは巨乳である模様)
だが、肉体面と精神面の成長速度に差が出る半寿族故に、本来の性格は外見に反して幼い。
彼女の制服には両肩に
小型聖堂があり、ラップトップ型の携帯聖堂がマウントされている。
アニメコメンタリーでは「フルアーマー事務員」と呼ばれている。
去年の末、
聖譜記述による三征西班牙の風習でマリア様の役目を買ってでた際、思い切り胸と尻が大道具の煙突につかえて半泣きしたらしい。
一応諸区のウケも良くなったらしいが。
セグンドに思いを伝えたものの、そこから進展したかと言われればそういうわけでもない。
同じく相手との年の差に悩む
クリスティーナとは通じ合うものがあり、お互いに旦那がかっこよかったりすると通神を送り合っている。
最終更新:2020年05月26日 02:04