ファースト派

【用語名】 ファースト派
【読み方】 ふぁーすとは

【詳細】

アーサー・ワンサードが代表を務めるブリテンの支配に携わる陣営の一つ。

王賜剣を抜いたワンサードを筆頭にロット王ベディヴィア円卓の騎士襲名者の大部分が在籍。
ロンディニウムにある城に拠点を構え、過去の英国に関する政務を取り仕切っている。

市民中心のセカンド派はともかく、ワンサードの姉でありもうひとりの聖剣所有資格者であるアーサー・スリーサーズとは反目しあっている…とされている。

だが実際にはマーリンを通したやり取りでセカンド派、サード派とは協力し合う関係であり、ファースト派の役割は「政治と経済、軍事の取りまとめ」である。
ブリタニア中心部、ロンディニウムに拠点を構えるワンサードは、たしかに聖剣を抜いたもののアーサー王としての襲名が確定していない。
あくまで候補である。ただ有力候補という扱いなので、アングロサクソンの襲名からカール大帝の襲名を狙う竜属側からはペリノア王という監視の目が潜り込まされている。

ブリタニア一般市民をまとめるのはパーシバルが仮代表として取り仕切るセカンド派、地方の整備等を担当するサード派と、彼らは表向き反目し合いながらも担う分野がそもそも異なっており、アーサー王の正式襲名を遅らせつつもブリタニア…浮遊島を一つの国として強固にするための方策が「複数人いるアーサー王候補」という事実をうまく使うことだった。

本来ワンサードは精霊の血が混じってはいるが、元は平民であった。
対し、彼女を現在支えるベディヴィア等は貴族、というか上流階級の人間である。
そのためいきなり現れたアーサー王候補に戸惑ったり内心侮ったりしていたようだが、ワンサードのカリスマ性に惹かれていった結果現在は心からの忠誠を誓うに至っている。

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最終更新:2020年03月24日 03:05