古いのでそのうち書き直します。
仕様?
コマンドプロンプトで起動したOctave(インストール時にデスクトップにできるOctaveアイコンでも同じ)は、
終了するために右上の×ボタンを押してウィンドウを閉じると例外を出します。
気になるようなら
quit
で終了しましょう。
octave-3.2.0.exe:1:C:\Octave\3.2.0_gcc-4.3.0\binとかいちいち出てくるのがうっとおしい
PS1('>> ')
PS2('> ')
と書いておくと、すっきりします。
プログラムを実行途中で中断したい
Windowsに限ったことではないですが、
Control+C
です。
エディタ
ある程度まとまった量のプログラムを書いたり、プログラムの保存を考えば、(ほぼ必然的に)テキストエディタを使うことになります。テキストエディタとは、テキスト編集ソフトのことで、Windowsにデフォルトで付属するメモ帳がこれにあたります。
Notpad++
Windows版Octaveにもテキストエディタが付属していて、コンソールに
edit
と打ち込んでリターンを押すと、Notpad++というソフトが起動すると思います。
これでプログラムを編集する場合、上のコマンドバーを操作して、
Format -> Encode in UTF-8
Language -> Matlab
を選択しておくとよいでしょう。
ここにOctaveのプログラムを書き込むと、見やすいように色がつきます。また、日本語コメントも問題なく使えます。
その他のエディタ
テキストエディタは世に無数に出回っていますので、どれを使うかは最終的に好みの問題です。
Octave for Windows メモの筆者は
SciTEをお使いのようです。
秀丸エディタもMatlab用ハイライトが配布されていますので流用できます。
プログラムの実行
Octaveから起動するNotpad++でも特にOctaveとの連携が図られているようではないので、他のエディタを使った場合と同じ操作をしてプログラムを実行します。
プログラムの一部を実行する。
コピー&ペーストでできます。単にエディタなどで書いたプログラムをコピーして、Octaveコンソールにペーストする(Windowsの場合下も参照)だけです。プログラム全体でももちろん問題ありません。
なお、プログラムを書いてコンソールにペーストして実行するだけなら、WordでもExcelでも問題ないですが、プログラミングにはテキストエディタを使ったほうが何かと勝手がよいでしょう。
プログラムを保存して全部実行する。
まず、テキストファイルをプログラムを拡張子m(Matlab形式と同じ)付きで保存します。次に、作業ディレクトリを保存したファイルのあるフォルダに設定して、ファイル名(拡張子なし)を打ち込むと実行できます。例えば、C:\octave にtest.mを保存したとすると、
cd C:\octave
test
で実行できます。
プログラムのペースト
Windows版OctaveをインストールしたときにデスクトップにできるOctaveのアイコンをダブルクリックすると、コマンドプロンプトでOctaveを起動した状態になります。
コマンドプロンプトでコピー&ペーストするにはちょっとだけコツがいります。
Octaveアイコンで起動したOctaveのウィンドウのプロパティを見ると(ウィンドウバーを右クリック)簡易編集モードにチェックが入っているはずです。
この場合、コピーはマウスでハイライトしてリターン、ペーストは右クリックでできます。
下に簡単なテストプログラムを用意しましたので、必要に応じてお試しください。
A = [16 3 2 13; 5 10 11 8; 9 6 7 12; 4 15 14 1]
x = linspace(0, 8*pi, 100);
plot(x, sin(x));
GUIインターフェース
3.8では,試用版。octave --force-guiで起動。4.0からは,デフォルトでGUIが起動。メニューも日本語で表示されます。
(メニューの翻訳は,完全ではありません。手伝ってくださる方を募集しています。)
最終更新:2015年04月12日 19:03