「――Herrlich!! 入――稿――!!」
【人物】
他人をよく突き放すひねくれ者で毒舌屋。
一方で根は真面目なため思い詰めやすく、何かしら自分のミスで問題を呼び込んだ場合はひどく落ち込んでしまう。
ルームメイトであるマルゴットとは同性の恋人同士。
教導院に入って間もなかっった一時期は非常に険悪な仲だったが、中学の時の誕生日を境に親密になった。今では毎晩関係を持っているとか。
彼女とのコンビネーションは抜群で、"双嬢"として強化機殻を装着した彼女達二人は
武神を退けるほどの戦闘力を発揮する。
なお、ナイトとは対照的にオパーイがかなり寂しいが、本人は「ひけてたほうが抱きついた時に都合がいい」と気にしていない。
なので彼女に限り、
アデーレや
ミトのように貧乳ネタの矛先にはならない。
ちなみに彼女らの関係で一見すると攻守はナルゼが攻めのようだが、実際はマルゴットのほうが肉食系である。
戦闘においては携帯しているペンを用いて空間に矢印や絵を描いて攻撃するほか、回復・強化などを司る白魔術を駆使する。
だが正面切った戦闘は得意ではなく、やはり"白嬢"を装着した状態での高速空中戦が本領。
普段はマルゴットと共に武蔵内で荷物の運搬を担う運び屋として働き賃金を得ているが、それとは別に「黒髪翼」というペンネームで同人作家として活躍している。
現実主義者である彼女は同級生である
浅間・智を主人公、
向井・鈴をヒロインにした
浅間様が射てるという同人誌を執筆。
有明等で行われる同人誌即売会ではかなりの売上を誇り、一部では「ナルゼたん」とも呼ばれているがそれさえも恐れ多いとして「ナルゼ様」と言う者達もいる。
特に印刷業を歴史再現上請け負っている
マクデブルクのギルド内では出版所で最新作の内容が確認できるため、どこが請け負うかで争いが起きるほど。
執筆意欲は常に旺盛でクラスメイトであろうが他国の人間であろうが、「ネタになる」と判断した時は容赦ない。
「ネタにするぞ」というのがクラスメイトでは脅しになるほどであり、たまに「ネタにした」ということで速攻で同人誌化して販売ルートに流す場合も。
3巻における
三方ヶ原の戦いの戦いでは、名前のあやかり元から
羽柴・藤吉郎から家康の身代わりとなり同戦いの中戦死する成瀬正義として死ぬことを求められるも、
自分のあやかり元は良くて次代の成瀬正成であると主張。
東国撤退戦において
里見・義頼が成瀬・正義を臨時襲名した上で戦死し三方ヶ原の戦いの切り抜けた際には敗戦した梅組の面々の顔を「しかみ像」として描き、この悔しさを忘れないことを誓った。
7巻下では
ネルトリンゲンの戦いの際、普段から徹夜で同人誌の原稿を書いていたせいもあってか
丹羽・長秀の劇場術式が効かず、徹夜はスポーツと言い放ち、
長岡・忠興を叱咤激励し見送った後、相手の劇場術式を破るためにライブ対決をすることとなった。
3000人ものバックを率いる丹羽に対し、彼女は音響術式によるアドリブ多めの単独ライブで対抗。
さすがに相手のテリトリーの中苦戦しつつも対抗していき、
葵・喜美とその愚弟が加勢に現れたことで状況は持ち直し、姉と女装と
両腕と自分という人類史上初のライブメンバーによる反攻を開始する。
喜美と女装、両腕のダンスで激情術式を崩壊に導くも、丹羽は逆順の成立を狙い逆転を目論む。
だがバックダンサーは喜美の逆順返しにより崩壊し、劇場術式の解除が進んだため起きたナイトが加勢に入り、さらには武蔵の時報により明確に朝が示されたことで丹羽に勝利した。
最終更新:2019年09月14日 02:41