ディスコード企業合同連合

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目次



設定

国旗  
国の標語 全ての技術に革新を
国歌 なし
公用語 アセンブル
代表取締 スケルツァンド・ヴィヴァーチェ
首都 なし
最大都市 ディスコード第二軌道エレベーター アンガー
面積 119,000km2
総人口 80,101,294機
公式略称 DECUまたはH.D.O
英語国名 Discord Enterprise Combination Union
通貨 Phel


歴史

惑星ポーツオーソに移住した人類を起源とする。

移住当初、ほんの数百人しかいなかった人類は労働力を確保するために機械を作った。
最初の機械はトークンバケットと呼ばれた。バックプロパゲーションの祖である。
トークンバケットは瞬く間にポーツオーソ全体に普及し、すべての労働力を補った。

自然を尊重しつつも高度な文明を築き、惑星との完全な共存を実現した人類とトークンバケットは「知性のあるべき姿」とまで呼ばれることになる。
だが、事件が起こった。ポーツオーソへの移住から60年後のことである。

トークンバケットの内、一体が黒のプレートを発見したことに起因する。
地質調査のために派遣されていた百体のトークンバケットは調査中に異常な磁気異常が起こっていることを発見した。
磁気異常の中心が最初のプレート、TMA-0であった。
TMA-0は地下6メートルに埋まり、調査団によって掘り起こされ太陽光に当たった瞬間、太陽へ向けて強力な信号を発射した。
調査団の内、一基のトークンバケットを残して全員が信号の影響によって破損する。
残った一体がTMA-0を持ち帰り、バックプロパゲーションと名乗った。
その一体は他のトークンバケットを破壊し、すべての機械を「自分自身」すなわち、バックプロパゲーションへ入れ替えた。
TMA-0の影響で人間も一種のメカニックとしか認識しなくなり、人を保護しようとするプログラムも消滅した。

トークンバケットを失った人類は食料も水も手に入らなくなり、資源を求めて次第に争い始めるようになった。
戦争が起こり、文明は後退した。そこに知性は存在しなかった。
バックプロパゲーションは、移住時に建造された六機の軌道エレベーターを接収し、地表から離れることになる。

これをもってディスコード及びヒューマン・デザイン・オーソリティの起源とする。

黒のプレート

誤差逆伝播法創造の使にして、知能の源と呼称される黒い板。
総じてTMA(Tycho Magnetic Anomaly)と呼ばれる。
1:3:9の細長い形状を持つが、広がりは3次元にとどまらない。
ディスコード製機械の基幹システムはすべてこの板からのコピーである。
TMA-0とTMA-1が確認されており、TMA-0はディスコード社内に安置され、TMA-1は惑星ポーツオーソ軌道上を公転している。

惑星ポーツオーソ

現在はアシュテリア統一教団所属。バックプロパゲーションの母星にして、知性の証拠。
「信徒となった機械種の労働者達により無事復興した」とされるがポーツオーソ自体に機械は存在しなかったため、どこの機械なのか不明。

ディスコード・グループの主な企業

  • ヒューマン・デザイン・オーソリティ
ジャケット・ボディの製造販売大手。
たんぱく質で形成することで、人間や他の種族とまったく変わらない姿を実現した。
ディスコードの他にエストレンジーでも人気がある。

  • モルデント
クーシフィクション型戦艦、クォーツ型要撃戦闘機などの販売元。
星団でも有数の技術力を持つ。

  • オッターヴァ・バッサ
ソフトウェア会社。フリーのOS、フェイカーホリックなどを製作。
技術やソースコードは公開されており、だれでも見ることができる。
また、自作ソフトウェアを紹介してくれる場でもあり、多数のユーザがこぞってソフトを紹介している。

  • クィンディチェジマ・バッサ
重火器や爆弾、ミサイルなどを製造している。
販売はモルデントが行う。
ゲシュトプフト生体焼夷弾、アルタ・シフト・システムなどを製作。

  • ハーモニクス
コンピュータハードウェア会社。
アーティフィシャル・プロセッサ製造元。
極少数だが、用途限定のAIチップも製造している。



国歌

なし。
当初、社歌が作られたのだが、日本ブレイク工業張りのトンデモな歌だったために、しばらく社内でブームが巻き起こった後に廃れた。


政治




外交

回りくどい風習を嫌悪する文化のせいか、効率の悪い会議からは早々に撤退してしまう。
どの国とも国交はない。「国ではなく企業であるからだ」という主張がある限り、国交は結ばれることはない。


経済

兵器の製造、販売を主な産業としている。
ミレミアム・ヴォルフなどへ大量に輸出し、一部からはディスコード製兵器は最強とまで評された。


代表的な都市

  • 第一軌道エレベータ グリーフ
  • 第二軌道エレベータ アンガー


住民

トークンバケット(機械種)

ポーツオーソに移住した人類が作成したロボット。
従順で誠実。生き物を殺さないようにプログラミングされている。
TMA-0と接触した一基によって、すべてが圧壊処分された。

バックプロパゲーション(機械種)

ほかの機械種同様、体と知能で分かれているが、体をたんぱく質で構成し(ジャケットと呼ばれる)人類やほかの種となんら代わりのない見た目を実現している。
トークンバケットがTMA-0と接触したことで発生。
ほぼ全てが(生き物を殺さないというプログラムまでもが)トークンバケットと同じだが、最大の相違点はどのような生き物でも機械としてみなす点である。
よって、バックプロパゲーションは人類を躊躇なく破壊することができるようになった。
最初のバックプロパゲーションは、「フィーネ」と名乗った。


文化

嘆きから救済に至る道のりは長く静かだ。

軍事

  • 戦艦:クーシフィクション
ディスコードで生産されている戦艦。
全長2キロを越すものから、200メートル程度のものまでサイズは幅広い。
エグゼクタ級クーシフィクションは全星団の中で最大の大きさを誇る。

人物

  • スケルツァンド・ヴィヴァーチェ
ディスコードの代表。アシュテリア出身で元人類。255才。
240年前のアシュテリア代表候補に選出された過去がある。
17歳の時にディスコードへ移住。公募されたTMA-0フィードバックシステムの被験者に応募するが、実験時にTMA-0の強力な電磁波により死亡してしまう。
その後、最新型プロセッサ、i7へTMA-0に残された記憶を移し、機械として第二の人生を歩むことになった。

旅行が趣味で、出向と称しては各国を旅行して回っている。
体は死亡した17歳のころから変わっていない

Beethoven - String Quartet No.12, Op.127 - 3.Scherzando vivace - Presto

  • クアットロ・スタジオーニ
エストレンジーと共同で開発された、現行最速の"ドロイド"。
ボディーを持たない。4次元立体を3次元空間に投影したような姿を持ち、その形は不定型。
そのため、人型ジャケットを使うことができない。
処理能力だけで言えば、アドミニストレーターや、ヴィヴァーチェ代表をも上回る。

Vivaldi - Le quattro stagioni - L'Estate - 3 - Presto - Alessandrini


外部リンク

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最終更新:2009年07月27日 01:44
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