スコラ・リサーチ・インスティチュート

目次



設定

国の標語 知的生命体の存在意義をここに証明する
国歌 イリス作曲交響曲第5番「叡智」
公用語 星団共通語
国家元首 I.R.I.S.
首都 スコラ軌道リング
総人口 1500万
種族 人類種(ナノテクにより強化)58%、知的ロボット32%、知的コンピュータ10%
公式略称 スコラ研究機構
英語国名 Scholar Research Institute
通貨 (単位のない電子通貨)

工業力 ■■■■■■■□□□ 良質な製品を開発している。ただし市場は内需中心
商業力 ■■■■■■□□□□ 研究者の出張は製品の広告も兼ねる
技術力 ■■■■■■■■■■ 高度な技術によって全てが成立している技術国家
陸軍力 □□□□□□□□□□ 高価で危険な研究機器がそこら中にあるためここでの防衛は困難と判断された
空軍力 ■■■■□□□□□□ ガス惑星である本星に設置するための量産型浮遊式迎撃プラントベースを開発中
航宙軍力 ■■■■■■□□□□ もとが艦隊であるため一定の質を誇る



国名


学問の方法論のひとつ“スコラ学”から。学会での喧々諤々の議論を揶揄して呼ばれたが、再統合の際に正式名称として採用される。



歴史


人類移民艦隊からの離反

  • 離反の背景
人類側の研究者のグループが星団入植期に強行入植派の意見に失望して星団の科学探査を主任務とする艦隊に結集し所属国家から離反したのが始まり。
  • 科学探査艦の居住性
当時の科学探査艦は探査活動は大抵長期にわたるため居住性はよく、離反後も安定した生活を送る事ができた。
入植期の間は辺境の無人惑星を転々とし科学研究や天体探査などに明け暮れていたようだ。

定住決定、学閥分裂

  • セイルナシア第五惑星への定住決定
しかしながら、入植の進展に伴い各惑星の明確な領有化などが進み、自由に艦隊として行動できなくなり、次第に活動範囲が狭まってゆく。
  • 学閥分裂
そこでセイルナシア第五惑星とその衛星に定住することが決定されたが、どの衛星に定住するかで意見が分裂する。
当時、出自や学派などによる学閥は幾つかあったが、主要な学閥間でも意見が合わず、各学閥で各衛星に定住。無所属の者たちは軌道上に基地を建設、居住地とした。

再統合

  • 再統合の必要性
しかし、各衛星や軌道上に建設されたコロニーの一つ一つでは資源がまかないきれず、また星団会議の発足もあり、次第に再統合の必要に迫られていく。
  • スコラリサーチインスティチュートの設立
こうしてそれぞれの学閥は再統合を決定、学閥の代表が集合してスコラリサーチインスティチュートという機関を設立。
各学閥は学区としてスコラリサーチインスティチュートの許に連合体を形成、星団会議の構成員となるのだった。

    • 関連する歴史項目


政治


各学区の代表(大抵の場合学閥の代表)を集めた理事会が法律上最高意思決定機関であり、要するに合議制である。
しかし合議制では有事即応が困難なため、高度な認知科学水準によって作られた人工知性I.R.I.S.が統括者兼参謀の二役を果たしている。
元が学閥同士で分かれていた名残で各行政区は学区と呼ばれている。

民主的 -◆----- 独裁的
政治的左派 ----◆-- 政治的右派
開放社会 ---◆--- 閉鎖社会
自由経済 --◆---- 中央計画経済
常備軍 ◆------ 徴兵軍
タカ派 ---◆--- ハト派
介入主義 ----◆-- 孤立主義

代表的な学閥

PLANI(PLAnck Nanite Industrial)

ナノテクを中心とした企業。ナノ技術者が中心で、比較的営利なども重視する現実主義派である。大量のメンバー(社員)を抱える最大派閥である。

先端科学研究所

基礎科学を中心とした研究機関。少数精鋭主義で、PLANIと同等の影響力を有し最高派閥と称される。

ヘレナ学派

I.R.I.S.の開発者であるヘレナ教授を中心とした中堅派閥。認知科学に強く、また超能力の研究も行っているとか。ヘレナ教授自身が先端科学研究所の研究員なので実質先端科学研究所の一派閥。

データ・エンジェルス

ハッカー達の組織。情報技術に強いが、知的ロボットやコンピュータの自律知性の発達により影響力を減衰しつつある。


外交


「知能を持つなら全て平等」とされ、種族や人種の違いを問題にしない外交方針を取っている。

国交を有する国家



経済


高度に発展したナノテクにより、生活必需品の全てがまかなわれている。資源は本星であるセイルナシア第五惑星とその衛星から採掘されるものでまかなっている。
また、しばしば所属する研究者が興味の向く対象のある地へ出向くことがよくあるが、この際に商人のような稼業をしている者もいるようだ。


地理


本星はガス惑星であるセイルナシア第五惑星スコラである。再統合の際に記念事業として軌道リングが建設され、リング内には星団最大の加速器群「ライトニングシュート」が設置されている。
この惑星には多くの衛星があり、それぞれから様々な資源が採掘されるため資源のバラエティには困らない(量については微妙だが)。


住民


多数派の人類は元はあくまで一般的な人類であるが、ナノテクを駆使した強化がなされているため知的水準などは人類より高い。
知的ロボットは先端科学研究所で開発されたのが初めで、自分の意志で移動できる知的機械を指す。
知的コンピュータはヘレナ学派のメンバーによって開発され、自分の意志では移動できない知的機械を指す。


文化


学園国家とも呼ばれるほど学問に力を注ぐ人々が多く、住民の知的、あるいは教養的水準はかなり高い。


軍事


高度な技術はあるのだが、入植戦争を経験しておらずあまり洗練されていない。
そもそも元は領域そのものが艦隊ゆえ、軍事行動の被害が領域損失と直結したため防御的性格の兵器が異常に多い。
軍の組織としては衛星、情報戦、精密攻撃兵器を担当する戦略軍と艦隊を運用する戦術軍に分かれる。


外部リンク

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最終更新:2008年12月18日 18:35
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