用語集

SFに疎い人のための解説書みたいなもん。
まあ作った人もSFに強くはないんですけど。
設定とかに是非使ってください。現在進行形で追加中。

災害系
マイクロハザード 細菌により、植物を枯死させる災害。BTミサイルのような兵器で人為的に発生させることができる。人類が作った最小かつ最悪の兵器。
磁気嵐 宇宙版の台風、雨であり、航行システムを狂わせたりする。発生時にはリモート式の無人兵器は無力化する。
小惑星衝突 宇宙版の噴火。小惑星同士の衝突によってより大きな天体が誕生する。これに伴う衝撃波によって周辺に被害を及ぼす。資源帯が発見されることが多い。
火災 星団史上最悪の災害、ひとたび発生すれば都市には死屍累々の山ができ、農作物は一瞬で灰となる。
宇宙海賊 宇宙版海賊で交易船や銀行を襲撃する非合法的武装集団。これに対し、無差別殺人や政治要求を行う非合法的武装集団をテロリストと呼ぶ。
テロ事件 派遣された他国諜報員などによって起こされる人為的災害。都市が壊滅する大規模な被害が生じる。

兵器系
衛星兵器 惑星の衛星軌道上に軍事的目的で打ち上げられた人工衛星のこと。ハンター・サテライトなどと呼ぶ。

  • 自滅係数
その世界(惑星一個)の持てる戦力を全て出し切って何回完全破壊することができる数字を自滅係数で表す。
つまり自滅係数1ならば、その世界の持てる戦力を出し切って一回完全破壊が可能ということ。
(タイフォンの最終決戦兵器エステル・マーガトロイドは邪悪なる雷神との融合状態でこの段階)
だから世界とその必要な戦力を示すこの数字は、社会の自滅を防ぐため、1以下に抑えるのが普通。
  • ガウス砲
電磁石のコイルを使って弾丸となる物体を加速・発射する装置である。コイルガンとも言う。
同じく電磁的な力で弾丸を発射する装置のレールガンとは異なり、入力された電流は弾体には流れない。
電力の消費はレールガンより抑えられるが逆に高初速は得られにくい。
  • レールガン
物体を電磁誘導により加速して撃ち出す装置である。電磁投射砲とも言う。
大容量の電力を消費するが、高初速は得られやすい。
  • 軌道エレベーター
惑星などの表面から静止軌道以上まで伸びた軌道を持つエレベーターのこと。または、その概念。
軌道塔、宇宙エレベータ、同期エレベータ、静止軌道エレベータなどとも呼ぶ。
  • マスドライバー
惑星の衛星軌道上や衛星の周回軌道上に物資輸送を大量輸送に向くよう効率良く行うための装置/設備/施設。
地上から第一宇宙速度にまで加速したコンテナなどを垂直、またはそれに近い角度で「放り上げる」物である。
これとは逆に、マスドライバーから発射されたものを捕獲するマスキャッチャーも存在する。
  • 恒星船
恒星間を航行する能力を有する宇宙船の総称で、恒星間宇宙船ともいう。
  • パッシブジャンプゲート
恒星間の輸送に用いるために宙域に建設された超空間跳躍を行うゲート。
移動先のゲートから対象を"召喚"する仕組み。グローバルゲートがこの方式を採っている。
  • アクティブジャンプゲート
任意の座標(制限はあるが)にワープできるゲート。軍事的に重要で、各国が開発にしのぎを削っている。
  • 超光速航法
宇宙船が光速を超える速さで航行するための技術。これによりゲートを用いずに光速を超えて宇宙船が航行することも可能。
ただゲートには所要時間、安全性、燃費全ての点で劣るため、宇宙乗りの大半は避けたがる。
  • スペースコロニー
宇宙空間に作られた人工の居住地。宇宙植民島もしくは宇宙島といわれる場合もある。
デザインとしてシリンダー型、ベルナール球型、スタンダート・トーラス型、小惑星型が知られている。
小惑星型は既存の小惑星の内部をくり貫いて使用するもので最も低コストで実現できる。
  • ジオフロント
地下に建設された都市のこと。災害に強い性質を持つ。
  • フローティングシティー
浮遊都市、浮上都市とも言い、大気中に浮かぶ都市のこと。
地表付近が高熱であったり、ガス惑星に於いて利用される。
  • ハビタブルゾーン
惑星の居住可能性を論じる上で重要な領域。エコスフィアとも生命居住可能領域とも言う。
ただ箱星の設定では、このような領域には在来種が居住していることが容易に想定される。
  • テラフォーミング
住めない環境の惑星を改造し、住めるようにする技術。上の問題を解決する。
寒冷な惑星ならば、恒星の光を集光したり、温室効果ガスの濃度をあげて温暖化させる。
逆に高熱の惑星ならば、氷を纏う彗星などを衝突させたり、温室効果ガスの濃度を下げて冷却化するなどが考えられる。
  • 恒星系
恒星を中心とした惑星系の総称。簡単に言えば太陽系。星系とも言う。
箱星には五つの星系がある。最大建国数は20カ国なので、一つの星系に最大四つの惑星が浮かぶことになる(植民惑星は除外)
  • 惑星国家
惑星を統一した国家のこと。箱星の初期段階はほぼ全てこれに該当する。
宇宙時代にはそれに見合う国力が必要であるので、最低でも惑星を統一した国家であるはずだ。
  • 星系国家
一つの星系に複数の惑星を抱える国家のこと。現段階では何処にもいない。
当然だが惑星国家よりも国家規模がでかいと言うことで、強国である一つのステータスとなる。
  • 星間国家
複数の星系にまたがって惑星を抱える国家のこと。現段階では何処にもいない。
この段階に入ると、恒星間貿易を統制しようなどと企む。スペースオペラでは星界シリーズでおなじみのアーヴ等がそれに該当。
  • 星団
箱星ではヴァレフォール星団と呼称。幾つもの星系の集団のこと。
銀河よりずっと規模は小さいが、箱星的にちょうど良い大きさ。
  • 岩石惑星
地球型惑星のこと。生命体が誕生するのに必要最低限の要素の一つ。
多くの国家はこの惑星を基盤にしている。
  • ガス惑星
木星型惑星のこと。岩石惑星より巨大化する傾向がある。
ガスの主成分はヘリウムで、要するに恒星になれなかった出来損ない。それでも巨大で質量が大きい。
細かくなるが木星はグットジュピターと呼ばれる。
これは太陽系内に侵入してきた彗星、隕石などをその質量が捕獲してくれることで、地球はその脅威から守られていることに由来。
  • オービタルリング
土星の環などのこと。木星など太陽系のほとんどのガス惑星にもその存在が確認されている。
正体は氷や隕石、微惑星の集り。資源などの宝庫となる。
成因として、ロシュ限界の内側に入った衛星が重力で破壊され、その破片から形成された。
  • エッジワース・カイパーベルト
星系の外縁帯に存在する小天体群。彗星の故郷とも考えられている。
恒星から極めて遠方にあり、微かな光しか拝めない。それでもこの外縁帯の存在は恒星の重力が及んでいる証拠。
  • パワードスーツ
装着することで本来軟弱な人体そのものに高い戦闘能力を付加することが出来る。強化服とも言う。
人類国家では、肉体的に在来種に劣る部分をこの装備で克服している。
  • コロナル・マス・エジェクション
恒星活動に伴い、恒星から惑星間空間内へ突発的にプラズマの塊が放出される現象。宇宙飛行士や飛行機パイロットの人体に与える影響も実は大きい。
コロナ質量放出とも言う。
  • ロシュ限界
惑星や衛星が存在できる限界の距離のこと。 その内側では本星の潮汐力によって惑星や衛星は破壊されてしまう。ロシュの限界、潮汐分裂、ロッシュの限界ともいわれる。
  • 宇宙港
宇宙船の離発着できる滑走路やターミナルを有する。スペースステーションとも言う。
多くは大気圏外、特に静止軌道上に建設される。その場合、地上の空港とは異なり助走が全く不要なので、滑走路は短い。
  • 航宙戦闘機
宙域(宇宙空間のこと)を航行できる戦闘機。
  • 航宙爆撃機
宙域を航行できる爆撃機。
主に天体に対する爆撃であるが、対惑星攻撃艦の小型バージョンだと捉えるとよい。
しかしそれとの相違点として、大気圏内への突入も可能であること。このことで大気圏による攻撃力の減衰を気にせずより精密な爆撃が可能となった。
  • 航宙母艦
航宙機を格納し、出撃の場合にはカタパルトにより射出する。航宙機母艦とも言う。
  • 潜宙艦
亜空間領域へ強制侵入し、通常の宙域から姿を消しての隠密攻撃を得意分野とする。航宙魚雷等を主武装とする。
  • 航宙駆逐艦
潜宙艦、航宙戦闘機に対抗するために特化した攻撃艦。また宙域に敷設された機雷群を掃海する。
  • 航宙巡洋艦
攻撃艦に対抗する攻撃艦といったところ。航宙戦闘機への対抗にも使われるが、やや難がある。
  • 航宙戦艦
宙域戦闘に於ける最強の攻撃艦と言われる。航宙戦闘機の存在で一時期活躍に陰りが見えたが、索敵レーダー等の発達で挽回しつつある。
  • 対惑星攻撃艦
惑星に対する攻撃に特化した攻撃艦。対地砲を主武装とし降下部隊などが収容できる。プラネットバスター。
その他、さまざまな航宙艦の種類がある。
  • 対宇宙砲、ミサイル
宙域に対する地上軍の攻撃手段。俗に対宇宙迎撃システムとか称される。
レールガン等で弾薬を高加速化し射出。そのまま重力圏を脱する速度に達する。あるいはミサイルを撃ち上げることで宙域に展開する敵軍を迎撃する。
ただ大気圏による減衰はないが、重力による制限が設けられる点に運用面で難がある。
  • 星間弾道ミサイル
恒星間を越えて、攻撃するための弾道ミサイル。大量破壊兵器の搭載も可能で、マイクロハザードもその内。
惑星間弾道ミサイルというものもある。
  • 超光速通信
星間、惑星間における通信網。送信側と受信側でタイムラグが生じない程度にまでになった。
  • 機械労働者
主に機械種国家で、市民権を得たドロイド達に敬意を込めてこう呼ぶ。
  • 超能力者
エスパーやサイキックとも呼ばれる。ESP(超感覚)やPK(念動力)を持った人物の総称。
ヴァレフォール星団では公式的には存在は確認されていないが、裏設定的には1/1000万人程度の率で本物が存在する。
  • 古代機械労働者
AI知能のない時代の機械達のことを機械労働者は蔑視して言う
  • 半機械種
機械化人類のこと。完全な機械ではない種族のこと
  • 下の法則
重力は常に観客が見ている画面の下に向かってかかる
  • 音の法則
空気のない宇宙空間でも爆発が起きると爆発音が聞こえる。しかもどんな遠くの爆発でも時間差なし。爆発と同時に音が聞こえる
  • 星の流れの法則
宇宙の星々は非常に遠くにあるので、宇宙船がどんなに速く移動しても窓の外を流れ去っていくということはない。しかし映画では高速で飛ぶ宇宙船の窓の外を星が流れ去っていく
  • 真空イコール無重力の法則
エアロックなどで空気がある時には重力がある。空気が抜けると無重力になる

この描写は、船外活動において船が発生する重力を一旦切らないと船外活動が出来ないからではないかと思われる。
  • 宇宙ふわふわの法則
宇宙に出た物体は実際には地球を回る軌道に入る。ひとところの上にとどまれる軌道は赤道上空の静止軌道しか存在しない。しかし映画では、地面の遙か上を衛星がふわふわと浮いている
  • 小惑星帯過密の法則
実際の小惑星帯はすかすかで個々の小惑星にランデブーするほうが難しい。しかし、映画の小惑星帯は中で宇宙船が小惑星を避けつつ鬼ごっこができるほどに過密である

日本の衛星はやぶさは小惑星に軟着陸することに成功したので不可能というわけではない。
  • 氷の惑星、砂漠の惑星の法則
現実に地球は氷に覆われた地域も砂漠の地域もあるが、映画に出てくる惑星はたいてい惑星まるごと氷に覆われていたり、惑星全体が砂漠だったりする。
  • エンジン噴射しっぱなしの法則
現実の宇宙機は、加速が終わるとエンジンを停止して慣性飛行に入る。宇宙には抵抗となる空気が存在しないので、そのままずっと運動し続けるわけだ。しかし、映画の宇宙機は飛行している間中、ロケットエンジンを動かし続ける
  • 質量が小さい惑星と大きい惑星の現実
あらゆる惑星(ガス惑星は除く)もテラフォーミングすれば地球的環境になると信じられているが、そうではない。
小さな惑星だと大気を保つことができず、大きな惑星だと今まで軽い質量に住んでいた惑星の人間にとって身体への負担が大きい。
質量が大きいということは、隕石を引き寄せる力がそれだけ大きいのであり、隕石衝突で滅亡のリスクも高い。
逆に小さいと原始惑星の形成時に地球ほど大きくなれなかったゆえに、すぐに冷え固まったと推測される火星のような状態となる。
このような惑星をいくらテラフォーミングしても居住環境には適さないし、もとより生命体が存在する可能性は皆無に等しい。
※ゲーム上、惑星が足りなくなるのは致し方ないので、無視せざるを得ない。
  • 大気圏や重力は厄介
地球的環境は実に宇宙開発をやり難い環境である。
大気圏に突入すれば摩擦熱が生じ、大気圏外に脱出しようとすれば重力が邪魔をする。
結果、無駄な耐熱タイルや燃料を積まなければならない。
だから上を無視できる月面基地は、宇宙開発における最大のアドバンテージとなるのである。

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最終更新:2010年10月10日 15:41
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