アシュテリア統一教団

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目次



設定

国旗  
国の標語 殉教者の汗と血の上に神の国は門を開く
国歌 栄えにみちたる
主神 光を求めるもの
経典 光異性特殊相対性理論 著者:アシュテリア
国家元首 アナスタシア・アル・センギア教団代表
首都 移動式人口聖地 ズィーヴェンス・スパースフォーゲル
総人口  
公式略称 統一教団
通貨 マナ



国名

アシュテリア統一教の聖地 



国歌

「栄えにみちたる」
主神 光を求めるものを賛美する賛美歌



歴史

宇宙開発時代に生まれた宗教、アシュテリア統一教を母体とする宗教団体
光の科学的特殊性から生まれた科学信仰だったものが、預言者を名乗る一人の科学者により、明確な宗教としての形を取る事となる。
全ての光を統べる神である「光をもとめるもの」へ自らの汗と血を供物し、光の科学的特殊性を完全に解明し、高次元の存在から救済されることを目的としている。
また、技術の発展を飛躍させる手段として戦争行為が連想されやすいためか、歴史上戦争の引き金になったことが非常に多い危険な教団である。

また、一応最大人口が人類であるため人類国家の姿勢を通しているが、信仰を同じくするものならば一切の区別をしないのが教義であり
コーディネーター、原住種、機械種ともに教団の庇護下に入っている人口は多い。




    • 関連する歴史項目


政治

教団の代表は預言者であるアシュテリアが女性だったことから、聖地内に住む少女から選出される。
教団代表に選ばれた時点で、代々の教団代表の記憶を眼球よりの視覚転写で脳へと焼き付けられる。
アシュテリア統一教では、光の特殊性を信仰するという性質上、聖職者=科学者であるので、
歴代の代表の記憶を転写された時点で教団内最高の科学者という肩書きも受け継ぐことになる。

前代表シルフェンシュルテ・アラートは就任時14歳の少女であり、その偶像性から教徒からの信仰も厚いかった。
また、死亡の公式発表後に五体満足の姿を見せる等、教団で初の帰還者(未来へ救われ、再度過去へ舞い戻った者)なのでは?
という伝説めいた噂も信徒の中に広まっており、今なお教団内では熱狂的な支持を得ている。

新代表となったアナスタシア・アル・センギアは長い歴史を持つセンギア家の後継であり、シルフェンシュルテの就任時と同じく14歳の少女である
前代表とは政治方針の上では明確な差異は無いが、前代表に比べ自らが行動するのを良しとせず周囲を動かして事態を収拾する術に長けている。

アシュテリア統一教の政治方針は単純明快であり、科学研究費の捻出が最重要事項となっている。
議会はあるが議会の決定に拘束力は無く、教団代表の指令が発令された場合、それに背く事は許されていない。


外交

アシュテリア統一教においては人種、姿形など一切の要素を区別しないため、どの国家とも種族を理由には対立しえない
ただし、神に関する信仰と民の安全は死守するべきものであり、この2つを脅かそうとする勢力に対しては先制攻撃をも辞さない姿勢である。
また、科学技術の向上に関しては他のどこの国よりも貪欲であり、技術交換や技術提携の申し出は断られることは無いだろう。

非常に孤立しやすい外交姿勢ではあるが、前代表の稀有な政治的能力により星団有数の国力を持つ国家に成長したため、
現状としてどの国家も教団を無視することはできない状態となっている。




    • 所属組織・締結条約
スィエル共和国とアシュテリア統一教団における技術提携安保条約


教義

光を神聖なものとして信仰し、その光を科学的に完全に解明することを目標とする科学宗教
光の研究は時間移動の研究とも同義であり、殉教者が死の淵に立つたび、未来からの使途がそれを救いに来ると信じられている。
科学宗教であるがために、一般的な宗教とは異なり、拝礼の習慣も儀式等も最低限しか存在しない。
これは救済を求めるために行う行為は神に祈ることではなく、科学の発展に尽力することであるという考えからである。
また、明らかに無駄な行為(例:自殺、薬物依存、無意味な破壊行為)は背信者として蔑視される。

現状ではそういった殉教者の救済という現象は「正式には」確認されていない。
だが、それは教団の教義が間違っていることを示すものではなく、光の解明以前に教団が途切れるか、
もしくは教団以外の存在が解明してしまったために過去への時間移動が制限されていると教団首脳部は考えている。
よって、襲い来る滅びの運命を逃れ、なおかつ最初に光を解明するために、あらゆる手段での技術の発展を認めている。
戦争によって科学が飛躍的に進歩するのも歴史が証明しており、教団は一切の戦争を否定しないというスタンスを取っている。



代表的な都市

移動式人工聖地ズィーヴェンス・スパースフォーゲル
矮小惑星に自律航行能力を付与したアシュテリア統一教の聖地
惑星を構成している岩石の表面はほぼ実験施設や宗教施設で覆われており、既に原形をとどめていない。
科学宗教たるアシュテリア統一教の聖地だけあって、都市自体が最先端の科学技術の結晶であり
人工聖地単体での空間跳躍や亜空間への位相潜行、さらには空間歪曲による障壁を発生させることも出来る。

惑星アガパンサス
崩壊した統治管理機構に変わり、教団にて管理されている惑星
一応、独立自治区として教団内領域に組み込まれている。
ただし、繰り返される布教により住民の大半はアシュテリア統一教へと改宗を終えている。
一度はクーデター政権の逃げ腰外交によりリルバーン帝国へ奪われるも、再度政権を取り戻したシルフェンシュルテの手により
リルバーン帝国より奪還される。

惑星ポーツオーソ
テロ支援企業、ディスコード企業連合の母星だった惑星であり、教団における機械種の居住区
ディスコード企業連合との戦争の折にほとんどのインフラが破壊されてしまったが、信徒となった機械種の労働者達により無事復興した
また、勤勉なる機械労働者たちによる改造が長きに渡り繰り返されており、教団の重要な拠点のひとつとなっている。
教団において機械労働者たちは兵器の開発に積極的に従事し、惑星ポーツオーソはその全土において兵器の塊といっても差障りが無い姿へ変貌している

ハイド司教区
旧ハイド・マテリアルズの国民が生活する中規模のコロニー
国家としては放棄されたが、ハイド領に生活していた教団の教徒はアガパンサスの周回軌道に設置されたコロニーへと移住している。


住民

住民の4割は人類であるが、残りはコーディネーター、原住種、機械種ともに多数の非人類種が教団の庇護の元に生活している。
教団内には人種に関する区別差別を一切禁じているため、人種間でのトラブルは少ない。
ただし、学力や能力が基本的な評価の対象になっているため能力的な格差は存在する。
また、人種差別が無いためファッションとしてのゲノムコーディネートも積極的に行われており
新種のコーディネーターも複数種誕生している。


聖地スパースフォーゲル

アシュテリア統一教の聖地であり、教団代表たるアナスタシア・アル・センギアの居住する神殿である。
ここには現在までの教団代表全員の記憶と知識が記録されたデータベース「TAMAIT」と呼ばれるシステムの端末が存在し
教団代表は就寝中に当日の記憶を全て端末から「TAMAIT」へ保存する。



軍事

いつの時代も、科学技術の一番の転用先といえば兵器である。
アシュテリア統一教の培った高い技術力といえども例外ではなく、様々な兵器に応用されている。
当然ながら、教団内にも兵器転用を専門に研究する集団もあり、軍事設備については星団一の設備を誇る。
少なくとも、空間操作技術、光学兵器の2分野に置いては他の国家より10年先を行く技術レヴェルだと評される。
空間操作技術は現在の教団の切り札ともなる技術であり、本来ゲートを使用してのみ行うことの出来る空間跳躍を
限定条件かつ短距離でのみ、行う技術を有している。
また、光学兵器としては白光と全ての波長が真逆となる虚無質量光の発見により更なる進歩が期待されている。

ただし、問題であるのは軍部とも呼べる兵器研究分野の集団は代表に心酔しているという事実であり
アシュテリア統一教の体制から言えば、代表であるアナスタシア・アル・センギアの指先一つで
周辺諸国はその火力にさらされるということである。

4027年には大規模破壊兵器である虚無質量光子砲、エーレンフェストの波動を建造し更なる軍事力を手に入れている。
また、遺跡より発掘された大規模破壊兵器 リップ・ヴァンの九柱戯は対象空間の時間を通常の約1兆倍の速度に加速し、
物質の自然崩壊を引き起こすオーバーテクノロジー兵器である。
これは通常時間の1秒でおよそ30000年が経過する時間加速であり、10分の時間加速により対象空間内部では約1800万年の年月が流れることとなる。
1800万年の時間経過に耐えられる人口建造物は現時点で建設が不可能であり、時間の経過という対処不可能な事象による攻撃のため、
これを防ぐことの出来る技術も存在していない。

また、アール・コン・スィエル共和国との技術提携により衛星技術も躍進し続けており、現在教団宙域には大規模な人工衛星が5つ浮かんでいる。

重要人物

教団代表 アナスタシア・アル・センギア (改変種♀ VNP因子型)
現教団代表であり、偉大なる前任シルフェンシュルテの後を引き継ぐ少女
教団で有数の長き歴史を持つセンギア家の後継にして教団とアール・コン・スィエル共和国の技術の結晶であるVNP因子型コーディネーター
その成功例1号である。
前代表を指導者と表現するならば彼女は指揮者と例えられるだろう。
歴史ある家系故か、独特の言葉遣いで話し、尊大な態度と取られがちだが彼女にそういった意図はなく
儀礼の場以外においては必要以上の言葉の脚色を嫌う節すら見受けられる。


亜空間技術開発局祭祀長 超能力者セフィア・セヴンス・ジョーカー (不明)
別の次元の出身であるとか、既に数百歳であるとか真偽不明の噂が絶えない。
ただ、非常に有能な科学者であることは事実である
彼女の多くは謎に包まれており、また命を懸けてまでその秘密を探ろうとする者も居ない。
ただ、教団の秘事である聖地の中枢「TAMAIT」の開発者に彼女の名前があるという噂は絶えたことが無い。
現代表であるシルフェンシュルテからは非常に慕われており、非常に短いプライベートの時間を共に過ごすことも多い。


教団戦後処理官 モルドア・ゲッテンブルグ (改変種♂)
禿頭、巨漢、鋭い眼光と見るからに気を許せない外見の152歳。
威圧的な交渉から要求を跳ね除ける泰然自若とした態度まで、強気で攻めの外交をする際に代表より頻繁に呼ばれる妻子持ち。
そのふてぶてしいまでの態度は演技や外交のための姿勢などではなく純粋に地である。
予断だが、20歳年下の妻は菩薩のような性格らしい

教団資源管理局祭祀長 進藤 湘 (人類♀)
教団の黎明期より続く富豪、進藤家の三女
アシュテリア統一教を誰よりも信仰しつつも、一切の争いを好まない意思を貫く女性
普段より決して暴力を振るわない主義ではあるが・・・
まあ、仏の顔も三度まで。眠れる獅子は起こすべからずと言ったところか・・・
第二次星間大戦後、各国の資源が安定状態に入ると同時にコールドスリープに入っていたが、今回多数の新規国家が新たに会議に参加するにあたり
支援と管理を行わせるために新代表により蘇生させられる。

教団前代表 帰還者シルフェンシュルテ・アラート(故人) (人類♀)
前教団代表にして、辣腕なる政治家
齢14で教団代表に就任し、現在まで絶大なる支持を受ける偶像
4029年にクーデターにより一時生死不明となるが翌4030年には再クーデターにより政権を奪還
教団唯一の帰還者(未来へ救われ、再度過去へ舞い戻った者)とされるアシュテリア統一教の歴史に間違いなく名を刻む少女
睡眠時間をコールドスリープで過ごす事により細胞のテロメア消費を最低限に抑え、長く教団の導き手であろうと征くカリスマ
彼女を守るために命を捧げるものは数知れず、彼女のために散った命も数知れない。
少女は自らの命の糧となった者達およそ一万六千五百人の名を全て記憶に刻む。 
空間剥離技術を応用したバリア兵器の実験事故により行方不明となる。


技術力

兵器
教団の戦闘兵器は基本的に空母と艦載機から成っており、戦った相手は宇宙空間を白く染め上げる無数の戦斗機の群れを見ることになる。
艦載機は、有人指揮戦斗機アルト・エインゼリナーと無人戦斗機ヴァイツゼッカーによって構成されており、
1機の有人戦斗機に10機から50機の無人戦斗機が指揮される形式で運用される。

また、基本的に戦闘に使用される兵器は光学兵器で構成されており、光学兵器の効果が薄い鏡面装甲体にはアルト・エインゼリナー(隻腕)の
名の由来でもある機体下部のアームによって表面装甲の物理的破壊後に光学兵器による攻撃を行う。


空間戦略兵装艦ヴァニッシング・ホワイト
アシュテリア統一教団の最新兵器にして、亜空間技術開発局祭祀長セフィア・セヴンス・ジョーカーの個人運用艦
空間の歪曲と光の屈折は原因と結果の関係だと考えられていたが、逆に光を屈曲させることによって空間を曲げる力場の発生は可能か
その、通常なら一笑に付される理論を完成させ、兵器として実用可能な段階まで開発を進めたのがセフィアである。
武装は歪曲させた亜空間に船体を隠蔽するフェイジング・クローク 自らに向けられた攻撃の方向を操作する障壁アザー・ディレクション
指定した空間そのものを別の次元へ剥離させ、対象物を別の宇宙へ葬り去る空間剥離兵器アゴナイジング・デマイズ
この3点のみの武装となっている。
アゴナイジング・デマイズは教団の戦闘艦が所持する兵器の中では最大の範囲を持つものであり、技術の粋を集めた秘密兵器でもあるため
使用には教団代表による許可と、教団最大の量子コンピューターである「TAMAIT」とのリンクが必要になる。

改変種
VNP型改変種
細胞内に有機ナノマシン注入し各細胞の遺伝情報を書き換えることにより誕生する埋め込み式改変種
有機ナノマシンにより一種の異常因子を持った細胞は5年の時間をかけて全ての体細胞を改変細胞へ置き換えて行く事により
通常生活を続けながら改変種へと生まれ変わるという技術により新型改変種 後天性改変種が誕生するに至った。
また、VNP型は教団の最新技術ににより誕生した好転正解変種であり、
体外よりテロメアを補充することにより自らの細胞のテロメアを復活させる異常細胞で全身が構成されている。
細胞のテロメアを補充できるということは事実上の不老である
ただし、代償としてヘモグロビンの再生性の効率が極端に下がっており定期的に経口摂取する必要がある。
また、VNP型の異常細胞は紫外線に対して耐性が低く長時間の紫外線照射は命にかかわる事となる。
現代表のアナスタシア・アル・センギアはこのVNP型後天性改変種の開発者にして成功例第1号である。

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最終更新:2009年06月30日 00:28
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