ランド・プラント

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国旗 1296970997127.gif
国の標語 全は個、個は全なり
公用語 プラント・ローカルネットワーク
国家元首 マザー・プラント
首星 ネルヴィル星系惑星ランド・プラント
首都 マザープラント・ファウンデーション
最大都市 同上
公式略称 ランド・プラント
英語国名 Land Plant
通貨 なし


国名

ランド・プラント
プラント、センチネルの本星ランド・プラントに築かれた国家。人類種植民者でリルバーン科学者"エレオノーラ・カザン"が命名。
彼女は後にテラフォーミング技術の権威となるが、マザープラントにインスピレーションを得たという。


歴史

※歴史とは経験の蓄積であり、我々プラントのネットワークに記憶という形で経験を蓄積する。その情報は遺伝子に刷り込まれる。

  • カタ共和国戦役
  1. 惑星カタ会戦
  2. ドールズガーデン降下戦

  • 対ゲレヒティカイト戦役
  1. 惑星火薬庫電撃戦

  • ランド・プラント死守戦争
  1. 惑星リシド会戦
  2. 防衛圏宙域会戦

    • 関連する歴史項目


政治

マザープラントを頂点とする垂直カーストに基づいた政治制度と呼べるものを持つ。人類でいうところの専制君主制。
マザープラントは単純明快に自らの記憶の情報のみを材料に拒絶又は受容のいずれかしか判断しない。

マザープラントの体内にある"ホワイトサレナ・クレイドル"(白天使の揺り籠)とよばれる宮殿が政務室となっている。
人類の誇った最強の質量攻撃である核攻撃にも耐えうる。


外交

外交上、共生関係を認めるか否か、受容か拒絶の選択を行う。
高度な外交交渉も行えるよう、人間である政務官から助言を受ける。

  • 共生関係(国交締結)国一覧
積層型完全環境都市フィオーレ
遺伝子が改変された人類種であり、リリスの道と呼ばれる人類最上の文化を保持する。

ラン=ヘバテシアン王国
昆虫生物の一種でへバスト(ハチ)と自称している。

セント・ヴィアンズ・コロニー連合

フリート・ドールズ

ツォルマリア文明統一機構

    • 所属組織・締結条約


経済

経済開放区を除いて通貨は流通しておらず、経済概念は存在しない。物品の等価交換が行われるが、交換レートはプラントの価値観に左右される。
ランド・プラントの主産物は珪素石を中心とする鉱物資源であり、高純度の宝石も稀ながら産出する。レアアースの埋蔵も確認されるが、製造に伴う有害物質が処理できないため、採掘されていない。
一方、珪素石はセラミックやシリコンなどの原料といて多用され、主たる輸出品目となっている。センチネルは営巣地の素材に使用している。
奴隷貿易の一角を担い、宇宙海賊を通じた密輸が行われているとされる。

第一衛星"Eins"経済開放区

ここでは星間帝国通貨シェスカールが流通している。
ランド・プラント最大の星際ハブ空港が位置し、経済活動に利点を持つ。
  • アスモデウス貿易商会
マザープラントが試験的に導入した衛星アインスの経済開放区で創業した新興企業。ハイネス・ミレニアーヌがCEOだが、名義上は彼女の養父の所有会社となっている。
武器から食料品、嗜好品等に至るあらゆる商品を取り扱う。リゲイリア星間帝国の人脈を生かし幅広い顧客層を獲得している。
独立攻撃艦隊のサポート企業であり、宇宙海賊に商品を奪われると言った事件は一切発生していないなど安心安全を謳い文句にしている。
  • ラ・クロワ・エ・リュンヌ(La Croix et Lune)社Eins支店
フィオーレの衣服ブランドであり、ゴシックロリータ服の人気が高く、ファッション概念は美しい文化として既に認知されている。
人間牧場などからでも普通に仕入れることが可能である。
  • メトセラ社Eins研究開発棟
フィオーレの製薬企業でプラントの果実や生成する糖蜜から新薬の開発を目指すために開設。
糖蜜は同社製品であるアムネロールの原料の一部にもなっており、プラントと同社は欠かせないパートナーである。
  • ホールデン・イブ社Einsデザイナーチャイルド生産工場
フィオーレのバイオテクノロジー大手企業であり、デザイナーチャイルドを手掛ける。我が国での需要はまだ低いが、スカウトに代わる供給源として喚起されつつある。
また我が国に居住する星間帝国人の亡命者の多くはこの手の業界に携わった経験があり、最たる就職先となっている。
  • イモータル・ドールズ支社及びEins製品生産工場
フリート・ドールズの人形及び人形服(非自動人形)製造企業。ネルヴィルに設けられた星外生産拠点として稼働を開始。高い人気が芽生えつつある


領有惑星及び入植惑星概要

ネルヴィル星系惑星ランド・プラント

衛星アインスからの眺望
プラント、センチネルの本星。ネルヴィル星系に属し、人類の母星ヴァレフォールに近い環境で非常に独特な発展を遂げた生態系を持ち、獰猛な原生生物が棲息する。
珪素植物で形成された渦状の構造物とそれを取り巻くオービタルリング状の大規模構造物"グレート・ネスト"を持つ。
月によく似た三つの衛星アインス、ツヴァイ、ドリッテを伴っており、それぞれに防衛基地や星際宇宙港が建設されている。
濃霧大陸には周囲1000kmの巨大クレーターが形成され、中央に首都マザープラント・ファウンデーションが位置。
首都中枢には"世界樹"と呼ばれる巨樹が聳えているが、それはランド・プラントを造った始祖プラントの遺骸であり、これを依り代にした様々な生命が育まれている。
最大の居住区であると樹高は直上の軌道まで貫き、宇宙エレベーターの役割を担う。始祖プラントに寄り添うように現マザープラントが根を張る。

砂漠大陸(Land Desert)
砂だらけの大陸 生命の痕跡は少ないが原生の葉肉植物系(サボテンなど)が生えているほか、グレート・ネストがある。
  • グレート・ネスト(Great Nest)
珪素植物で形成された渦状構造体とそれを取り巻くようなオービタルリング状の大規模構造物のこと。
センチネルの巨大営巣拠点であり、渦状構造体の中心にセンチネル・クイーンが君臨。センチネルの軍需工場、弾薬庫となっている。
東西に走る大地溝帯があり、大規模な珪素石鉱脈が存在。

濃霧大陸(Land Mist)
霧に覆われた湿地帯の大陸
  • マザープラント・ファウンデーション(Mother Plant Foundation)
ランド・プラントの始祖の落下地点であり、現マザープラントの棲息拠点である。
落下の衝撃により生じた周囲100kmの巨大クレーターの中心地にあり、惑星最大のプラント群生地帯を形成。水が得られやすいよう水路が張り巡らされている。
種子ミサイル発射の際には、それに伴う衝撃波から群生地帯を守るためにマザープラントは天蓋シールドを展開する。
マザープラントの根元に当たる中心区域をリインカーネーション(Reincarnation)と称する。
ホワイトサレナ・クレイドルへの入り口となる門(短距離空間転移ゲート)が設置されており、最も厳しい警備態勢が敷かれる。
この防衛のために最も手際よく対処できる人間と自動人形の混交精鋭部隊を結成。彼女らはメイドも兼ねている。ミトゥナはこれを突破してみせた唯一にして最後の人物。

森林大陸(Land Forest)
熱帯植物が繁茂する大陸、生命の大河が横たわる。近海で超大型の台風が発生し、湿潤な気候を齎してくれる。
またここの高湿な空気がランド・ミストに流れ、濃霧を発生させる要因となっている。
  • ストック・ファーム(Stock Farm)別の名を人間牧場
人類種植民者が密林地帯を切り拓いて設置した刑務所跡地(ヒューマノイド・プリズン)。堅牢な石造りの建物となっており、地下階層が収監部屋となっていた。
ここに目を付けたマザープラントは"人間"など家畜を飼育する場所として"家畜牧場"として"再利用した。
ここの家畜の多くは、接触戦争時に遣ってきた人類植民者(リルタニア系改変種など)や第三次星団大戦の混乱に乗じてスカウトされた惑星シャラーシカのヴォルク種族(獣人)、未開拓の惑星の部族などである。
この中で性別によって価値判断がなされ、雄に分類されるの多くは食用、雌に分類されるものは別目的で用いられる。生殖面で優秀だと判断された一部は家畜増産用として残される。
共通して一定の年齢を過ぎるなどして価値を喪失したものは即処分される。
一方で共生関係を認めるほどの価値を有した場合は不老化成分を含む糖蜜を与えられ、死ぬまで飼われる場合もある。
脱走は不可能であり、周囲の密林地帯に迷いこめば、忽ちプラントの餌食となる。しかしこうした哀れな獲物を捕えるべく、周囲には大規模な群生地帯が形成されている。
種族研究のため、特別監察区域を設定。既定の文明レベルによる都市国家自治を行わせている。

都市・文明レベル
  1. 中世時代(移動手段は馬、籠、人力車、帆船・オール船 諸侯都市王による都市連盟 宗教はサルバトーレ、パロンシュレイヒ、浮屠教)
  2. 近世・大航海時代(移動手段は帆船、元始的な蒸気期間 国王・皇帝の中央集権化が進行 宗教は同じだがサルバトーレは宗教対立中)
  3. 産業革命時代(移動手段は蒸気機関車、蒸気船、飛行船 近代的国民国家形成 政変革命)
飛行機械については技術制限及び高度制限があり、区域外に出ようとすると嵐で破壊されたり、押し返される。
またセンチネル・クイーンを神格化しており、どの宗教でも信仰対象は女神である。

氷雪大陸(Land Frost)
氷雪が閉ざす大陸で南北両極にある。いずれも厳寒な環境下にあり、吹きつける氷雪の嵐が生物の進出を拒んでいる。
アイス・プラントと呼ばれる種が確認されているが、融雪能力を持つほかは不明な点が多い。
ツォルマリア研究隊は「鳥のようなものを食べていた」と証言しており、氷雪世界にもまだ別の生物が棲息している可能性を示した。

第一衛星アインス(The Moon "Eins")
ランド・プラントが伴う最大の衛星。経済開放区に指定されており、アスモデウス貿易商会など多くの私企業の支店や生産拠点が誘致されている。
経済活動の利便性のため、星際宇宙ハブ港が位置しており、ランド・プラントと全星系を結ぶ重要拠点となる。
プラントは母星以外には好んで生息せず、閉鎖循環ドーム型月面都市は観光客や星間帝国の亡命家族のための居住空間となっている。防衛基地にはセンチネルの駐留隊がいる。
ランド・プラントからみて裏にあたる部分には独立攻撃艦隊の拠点基地がある。

第二衛星ツヴァイ(The Moon "Zwei")
ランド・プラントが伴う衛星。有価資源帯が存在し、露天掘りによる採掘がおこなわれている。重機の代わりに大型センチネル等が動員される。
アインスと同様に防衛基地がある。

第三衛星ドリッテ(The Moon "Dritte")
ランド・プラントが伴う最小の衛星。特に資源的な価値の無い衛星だが、三つの衛星のうち最も外周を回るので、防衛圏の最前線となる。
そのため、アインス、ツヴァイと同様に防衛基地があるが駐留部隊だけでなく、探知レーダーや対宙域迎撃レーザーが配備されている。

ディルタニア星系惑星ドールズガーデン "プラント・ガーデン"

マザープラント(星団に於ける三個体目)が統治するプラント本国星外領。
血盟旅団領及びニーレンベルギア枢軸国内イーゼンステイン王国領と隣接しており、善隣友好政策を実施。
ガーネット・クレイドル(真実の揺り籠)がマザープラント内に政務宮殿として建造されており、その中では、その人のある特定の深層部分を吐露させてしまう。

カイバー星系惑星バラノルカ 地下プラント自治政府"

マザープラント(星団に於けるニ個体目)が統治する自治国家、通称地下プラント。プラント本国との関係修復により、ローカルネットワークを再接続した。
ツォルマリア文明統一機構に加盟し、中央政府から日照権、取水権、軍事権を得ており、自由な裁量で自治を行っている。

ジオ・フロンティア(Geo Frontier)
地下プラント領内に構築されたフロンティア都市のこと。一都市に開拓民、囚人労働者、機械労働者、プラント、ツォルマリア兵士など十万人規模で居住。

リトル・ネスト(Little Nest)
惑星バラノルカの地下世界に築かれたセンチネル・クイーン(バラノルカ・クイーン)の営巣地帯。グレート・ネストと区別してリトル・ネストと呼称している。地下世界に豊富に珪素が存在したため、例にもれずネスト構造体に使用されている。

アネモネ駐屯軍基地(Anemone Amy Base)
リトル・ネストにほど近い区域に作られた在地下ツォルマリア軍の駐留軍基地。囲うように着生型プラントが植えられており、外敵の侵入から守られている。
マザープラントは彼らに果実(中毒性を低めた人体に悪影響のない)を届けさせる厚遇ぶり。現在は最前線の拡大により、ポルトー・リヴァージュに移転した。

セイルナシア星系惑星パンデモニウム "プラント入植地区"

マザープラント(星団に於ける四個体目)が統治する地区。種子段階でリリスによる隷属化が施されており、マザープラントはアルラウネ増殖を主に行う。
アルラウネたちを囲うリリス用の宮殿ホワイトサレナ・クレイドルが地区に建築されているほか、アルラウネ・プランテーションと糖蜜精製工場が地区周辺に延々と広がる。
プランテーションではアルラウネ化、交配、糖蜜搾取などがプラントにより行われており、糖蜜は用途別に濃度が決められ、工場で精製される。
工場から排出される煙にも糖蜜独特の中毒性分が含有しており、プランテーションには哀れな者達がこれに誘われて囚われる。
いわゆる公害だが、事実は隠ぺいされ突発性の夢遊病として処理されている。
  • アルラウネ化工程の例
ウツボカズラ型のプラントにヒューマノイドが落ちると上部の蓋が閉じられ、袋の中で開発を受ける。
このプラントの内分泌液には消化能力は殺菌作用程度や完全消化まで調節でき、あらゆる部位から浸透し、従順かつ特定の行為に対し積極的にする効果を及ぼす。
調節度は気分にもよるが、衣服を消化することもある(でも身体はとけない不思議)。マザープラントの指令に反することはせず、勝手に完全消化して食べたりはしない。
これはアルラウネ化の前段階であり、種の植え付けによりアルラウネとなる。正しい工程を行うことで良質の糖蜜が採れるようになる。


人名録

ランド・プラント人名録ページ編集限界のためこちらに移動しました。


住民

プラント、センチネルを主に様々な生物が棲息する。
ランド・プラント生物図鑑参照


文化

肉食プラントは他の宇宙生物を捕食する。自走型はある程度行動でき、センチネルを利用して狩猟をおこなっていた。
しかし現在は家畜として飼育中心に移行。年に数回謝肉祭を催し、擬似的な神を祭るなど宗教的知識を有するようになった。
人間に擬態できる彼らは人類文化にも関心を示しており、如何に人間を魅了し、捕食するトラップ技術を磨くための競技大会を行っている。
着生型プラントは全く動けないため、何もしないか読書など静的趣味を好む。光合成によってエネルギーを獲得するため、家畜用の栄養源も生産する。
また自らの果実を他のプラントに与えることも行う。これは植物を食べるという概念には当てはまらない。
しかしながら、これらの文化慣習は彼らの意思として行っているのではなく、彼らの意思を収束するマザープラントが全プラントに司令を出しているに過ぎない。
プラントのプロトコルが届くネットワークは広範に及び、同一星系はもちろん、星間でも情報共有が可能である。センチネルもこのネットワークを通じて他の星系のセンチネルと情報共有する。
また彼らが知り得た知識等はネットワークでマザープラントに集積され記憶される。この情報は種子にも遺伝子記憶に継承される。



軍事

人類から宇宙での軍事概念"防衛"を取得したプラントは惑星防衛軍を結成。大半がセンチネルによって構成される。

センチネル

機動艦隊と書いて"センチネル"とルビを振る。艦隊カーストのほか、数千万を超える歩哨・斥候カーストのセンチネルがいる。ランド・プラント周辺宙域を常に遊弋している。

プラント艦

プラント搭乗専用軍艦で、人類の戦艦を模倣し、建造。種子ミサイルと同構造で装甲は硬いが、火力が不足気味。マザー・プラントから発進する。

ドルイド級
突撃艦 全長1000m 近接対艦火器ファランクスやクラスター爆雷などを搭載 ホーミング方式のテンタクルスを射出し、敵艦を拿捕する。
パナケイア級
突撃艦を指揮する管制艦 全長3000m
フリッグ級
潜宙艦 全長1500m

人類側からの鹵獲兵器一覧

軍事演習のためのオブジェクト艦となる。

ザルカイド級広域殲滅艦
人類との接触戦争時に鹵獲した戦艦三隻を改修して就航したものであり、対惑星攻撃を行う。三隻のうち一つに艦載知能"エリアーデ"(管制人格)が存在したようだが、停止している。
艦橋(ブリッジ)のプレートには"星間帝国軍所属"と書かれている。また国旗マークは同国のものであったため、塗りつぶした。
プリンセス・オブ・エステルプラッテを模倣して建造されたものだが、この艦は初期段階のもので再現度は低い。

オルゼット級宙域哨戒艦
同様に人類の兵器を鹵獲したものを改修し、哨戒艦として再利用したもの。宙域機雷の掃海任務も行う。
ただ宙域機雷程度ではセンチネルの甲殻に傷を負わすことすら難しいので、機雷は邪魔でなければ放置されるか積極的にセンチネルが破壊する。

バムローダ級宙域防衛艦
セドレム級宙域防衛艦
バムローダより大型艦。

クイント級宙域電子作戦艦
ヴァ=トール級宙域駆逐艦
マフリート級宙域警備艇
ティレット級連絡艇
ディルロー級航宙母艦

ランド・プラント惑星圏防衛軍

惑星軌道上艦隊
メガ・センチネルの艦隊が惑星圏を防衛するため、宙域に常駐している。
準女王級センチネル30個体、ビショップ級センチネル30個体、ナイト級センチネル100個体、センチネル・カースト大100万個体、センチネル・カースト小1000万個体が所属。
地上(主にグレート・ネスト)及びプラント・ガーデンにも同数が棲息している。地下プラント軍は艦隊カーストよりも歩哨・斥候カーストのセンチネルが多く配分される。

母星静止軌道上第一艦隊 ナイト級10個体、ビショップ級3個体、準女王(リトルクイーン)級3個体
同第二艦隊 ナイト級10個体、ビショップ級3個体、準女王級3個体
同第三艦隊 ナイト級10個体、ビショップ級3個体、準女王級3個体
同第四艦隊 ナイト級10個体、ビショップ級3個体、準女王級3個体
同第五艦隊 ナイト級10個体、ビショップ級3個体、準女王級3個体
同第六艦隊 ナイト級10個体、ビショップ級3個体、準女王級3個体
同第七艦隊 ナイト級10個体、ビショップ級3個体、準女王級3個体
同第八艦隊 ナイト級10個体、ビショップ級3個体、準女王級3個体
同第九艦隊 ナイト級10個体、ビショップ級3個体、準女王級3個体
同第十艦隊 ナイト級10個体、ビショップ級3個体、準女王級3個体

地下プラント軍

地下プラント自治政府の軍で本国から派遣された艦隊カーストのナイト級、ビショップ級、準女王級及び歩哨・斥候カーストのセンチネルとプラントで組織される部隊。
在地下ツォルマリア駐留軍との連携により、地下世界開拓と変異体討伐を実行中である。
現在は派遣が中止されており、地下プラント内のリトル・ネスト、マザープラントで自力で部隊を編成している。
要塞砲Flame of Hevenseを有するなど総火力でいえばツォルマリア軍と拮抗するレベルだが、関係は良好なため緊張は少ない。

プラント・ガーデン軍

ディルタニア星系ドールズガーデン "プラント・ガーデン"の本国駐留軍。本国や地下プラント軍同様にセンチネル部隊を主とする構成となっている。

独立攻撃艦隊"ネオ・リゲイリア"

総司令官はハイネス・ミレニアーヌ
プラント軍に属さない独立部隊。衛星アインスを拠点基地としている。
ほぼ全ての艦船をAI化するという先進性で、人員削減に成功。消耗の激しい突撃艦だけは試験的に1隻だけに導入している。
ディアボリク級航宙戦艦ハイネス・ミレニアーヌ1隻(地上戦艦センチュリオン4基の母艦) アイホート級潜宙(ステルス)自動戦艦Blind Eternities1隻 ヴァ=トール級宙域駆逐艦15隻 オディール級宙域巡洋艦5隻 ディルロー級航宙母艦2隻 スフォリア級突撃艦20隻

ディアボリク級航宙戦艦ハイネス・ミレニアーヌ
独立攻撃艦隊の旗艦であり、司令官ハイネス・ミレニアーヌの居館。主砲の反物質粒子砲"フレイアリーズ"を備えた全長5000kmの超弩級戦艦。
地上戦艦センチュリオン(強襲揚陸艦)を4基搭載する母艦機能を持ち、宇宙、地上問わず虐殺者として君臨する。

アイホート級潜宙(ステルス)自動戦艦Blind Eternities
地下の迷路に潜む神アイホートの名を等級に冠する潜宙艦にして戦艦。
高度なステルス性とソフトキル能力を保持し、潜航したように偽装する電子戦術艦。レーダー波を透過するため、レーダーに探知されない特性を持つ。また艦載知能を搭載し、高度な火器管制システムを運用する自動艦でもある。
星間帝国の野望が潰え、滅亡とともに次元の狭間に失われたと思われていた。
だが、ハイネス・ミレニアーヌによる独立攻撃艦隊創設演説に呼応するかのように出現した。衛星アインスでハイネスの私有ドックで改修が行われ、有りし日の雄姿を再び取り戻した。
建造時には存在しなかったダークロードという管制人格(AI)が現在、艦を管理している。
彼女はビブロス・コレクションと呼ばれる星団最大の蔵書数を誇る書庫を超高度並列電算機に直結することで効率よく運用することができるようになった。
捉えきれないそれを混沌とした、通常の概念や論理が通用しない擬似存在を詩的に表現した"久遠の闇"という艦名をつけ、艦の内装を自分好みに合せてゴシック調にしている。
アポトーシス・リンクシステムを有し、自己防衛と自己修復を繰り返す。兵装プログラムの更新のため自己破壊も行うことから名づけられた。
センチネルの対兵器フィードバック・レジスト能力(質量兵器などによる打撃を受けたとき、その損傷記録から対処プログラムを構築して、かつ防衛プログラムとしてフィードバックし、次に同じ打撃を受けても無効化できる能力)も追加されており、身に余る能力を保持する。
艦の主砲は殲滅砲"ラグナロク・エミッション"(空間消滅砲)と呼ばれるものであり、破壊規模で言えばツォルマリアの地下プラントに建造されたFire of Heavensの十数倍の威力を持つ。
また先進火器管制システム・オンスロートは数千の目標を同時に対処でき、かつ戦果報告から自己進化するプログラムを持つ。いわばダークロードの戦場の相棒。
無人管制(ドローン)艦載機"インベイジョン"の母艦機能を有する。インベイジョンは情報収集の偵察だけでなく牽制のための威力偵察、格闘戦をも繰り広げるマルチロールな宙域戦闘機。時代遅れと言われた小火力の装備を一新し、センチネル・カースト大級の火力兵器を換装されている。

スフォリア級突撃艦アヴリル
突撃艦とは艦隊で最も矢面に立たされ、沈められやすい役所だが、このアヴリルだけは強運で不沈の称号を持つ。
数十隻の海賊船に包囲されて無傷で帰還したりと逸話が多い。逆説的にいえば不運。
この艦に特別に搭載されている双子のAIの姉アヴリルが如何にも薄幸そうでドジっ子なためである。自動火器管制を間違ってシャットダウンし、出鱈目に電磁投射砲を撃ったり、ミサイル・ポッドを格納庫から知らずに落すなど。その全てに戦果がついてまわることから、素なのか狙っているのか分からない。
反物質砲を備え付けてほしいと要望したところ、ハイネス・ミレニアーヌは「そんなことをしたら収拾が着かなくなる」と却下された。
必ず挙げる戦果と随一の回避力から搭乗船員には信頼を受けており、ハイネスからも期待されている。
本人はそれが不服なのだがダークロードからすると「運も実力のうちとかいうが、これは神憑りと呼べるな」だそうである。

ヴァ=トール級宙域駆逐艦エスプリ
アヴリルの妹のAIエスプリが搭載されており、彼女は高度な演算能力で電子作戦を遂行できる。姉とは違ってしっかりした感じだが、甘えるところもあり慕っている。
駆逐艦は突撃艦より一回り大きい規模にもかかわらず、姉ではなく妹に与えられた理由はアヴリルが速度を重視し、かつ戦場に最も近いところで戦える方を選択したためである。
アヴリルは基本妹思いなので、エスプリのアヴリルに向ける敬慕の根底となっている。


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最終更新:2011年03月03日 17:51
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