カタ共和国

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カタ共和国

カタ共和国(―キョウワコク)は、セイルナシア星系に位置する人類種系国家。



目次



設定

国旗  
国の標語 平和と進歩 
国歌 カタ共和国の歌 
公用語 カタ語 
国家元首 共和国指導部 
首都 カジム 
最大都市 カジム 
面積  
総人口  
公式略称 共和国 
英語国名 kata Republic
通貨 Phel 



国名


カタという名前の由来に定説はない。由来についての有力な説は、イデア文字の「kata(20)」から転じたものである。



国歌


「カタ共和国の歌」には歌詞が存在しないと誤解している人が多いが、公式には歌詞は存在する。しかし、カタ語ではなくイデア文字で記載されているので、歌詞を歌う事が出来る人は少ない。



歴史


それは――遠い未来。
長すぎる戦争の爪跡は大地を汚し、この惑星は静かな衰退の季節を迎えていました。
人の消えた街、魚の住めなくなった海、遙か昔の兵器。
そして、この惑星を支配していたリルバーン帝国の歴史も半ばおとぎ話となった世界。




    • 関連する歴史項目


政治


共和憲政政治を採用している。
大統領が国家元首・行政機関の長で、有権者達の直接選挙によって選出される。大統領の下には大統領府、安全保障会議、情報局等の特別の機関とその他の行政機関が存在する。外交は星務省の管轄。各省の参事によって構成される大統領顧問団(内閣)は慣習上の存在で、大統領に対する助言機関に過ぎない。今の大統領はカタ第一党・共和党連立政府のウェンディ・アリスン。
立法機関は各地域政府が任命した代表者から構成される参議院(上院)と各地域の人口等に比例して選出された代議士から構成される衆議院(下院)の二院制度だが、実質的には下院の単院制度である。
  • 主要な政党
与党 会派名 衆議院の議席数  
カタ第一党 236議席 王党派政党。サルバトーレ教会を支持母体の一つとする。
共和党 124議席 保守的な中道右派政党。二大政党の一だったが、カタ第一党の進出により衰退している。
民主党 66議席 中道左派政党。二大政党の一だったが、カタ第一党の進出により衰退している。
カタ共産党 11議席 共産主義的政党。
社会民主党 9議席 社会民主主義的政党。
緑の党 9議席 反大量破壊兵器、環境の保護、異星種の保護を訴え、開発と成長本位の社会体制の根源的な変革を唱える政党。
その他・無所属 25議席
480議席
  • 主要な法律
名前  
政治資金規正法 政治団体の届け出を義務付け、政治資金の収支を公開させ、また、政治献金を制限する事によって政治活動の公明・公正を図る事を目的とする法律。この法律によって外国人から政治団体・政治家への献金は禁止されている。


外交






    • 所属組織・締結条約
      • カタ共和国とパンスペルミア遊星王国との間の安全保障条約
      • 惑星「エストリルディス」の引き渡しに関する協定
    • 外交関係を有する国家
      • アレストフィリア血盟旅団
      • エレウテリア艦隊兵士ソヴィエト
      • オーシア連邦共和国
      • グモルティーネ嬢王国
      • グレート・レブラカーン
      • ツォルマリア文明統一機構
      • セントポーリア共和国
      • セント・ヴィアンズ コロニー連合
      • ニーレンベルギア枢軸国
      • パンスペルミア遊星王国
      • フリート・ドールズ
      • 第三ノルトラント人民共和国


経済




惑星特徴


  • 惑星「カタ」
セイルナシア星系の惑星。共和国の主星。長すぎる戦争の爪跡が大地を汚し、静かな衰退の季節を迎えている惑星。不毛の大地が広がっている、どん詰まりの最果ての地。自然の海ではもう泳ぐ事が出来ない環境になっており、ごくわずかな浜辺が遊泳が可能なのみとなっている。
  • 惑星「ドールズガーデン」
ディルタニア星系の惑星。フェニクス計画に基づいて、ニーレンベルギア枢軸国のイーゼンステイン王国と共同開発している。


代表的な都市


  • ウネ
惑星「カタ」の都市の一つ。惑星「カタ」に人類種が移民した時に最初に誕生した都市の一つで、リルバーン帝国時代からの長い伝統を有する都市。観光文化的都市。史跡・社寺が多く、多くの伝統的工芸品を産する。歴史的な年中行事も多い。
  • カジム
共和国の首都。惑星「カタ」の都市の一つ。


住民


人類種とこの星の原住民であるサードアイ系異星種が雑居している。翼手系改変種と呼ばれる謎の生物の存在も噂されているが、共和国政府は公式にはその存在を否定している。
  • サードアイ系住民
この惑星の原住民。外見は人類種に極めて似ているが、その相違点は名前の由来にもなっている複数の線で繋がれている左の胸元の第三の目(サードアイ)が特徴。外敵の多さから知覚を初めとする感覚が異様に鋭敏に進化した種族。
第三の目は知覚器官と同時に意思伝達器官で、不可聴領域の音声でサードアイ系住民同士は会話が可能。これは人類種からみるとテレパシーのように見えた事から、現在でもこの種族はテレパシーを使う事が出来ると誤解している人が少なくない。
また、相手の表情や声質、呼吸脈拍等から心理を読む事に長け、この種族の前では一切の嘘をつく事が出来ないという定評がある。そのため、人類種との交渉では常に優位に立ち、他の異性種のように人類種から領域や資源を騙し取られる事も防がれた。
サードアイ系住民が懐く人類種は信用に足る人物と見なされる。
  • 脊椎翼系改変種
バイオハザードによって誕生した改変種で、生き返った死体(?)。擬態能力と驚異的な身体能力を持つ。食糧とするのは主に人類種の血液で、脊椎翼系改変種に吸血された人類種は伝染病に感染するか、脊椎翼系改変種に変貌してしまう。その多くは明確な意思を持たず、生物的な本能等に従って行動していると見られているが、たまに肉体的にも、精神的にも、殆ど人類種と同様に行動する例も存在し、詳しい事はわかっていない。
正体不明の伝染病が惑星的流行を迎えた時に大量発生し、4ヶ月の末に共和国軍が大量破壊兵器を使用した大規模な焦土作戦によって勝利を収めたが、まさに最終戦争と呼ぶべき激戦の中で、惑星「カタ」は焦土と化し、完膚なきまでに蹂躙された。この戦争によって脊椎翼系改変種の大半が消滅したと考えられているが、現在も都市部に時々出現していると言われている。
一般的には“奴ら”と呼ばれている。
+ ...
バイオハザードで発生した脊椎翼系改変種は共和国軍の生物兵器が流出した事が原因だった。
    • 始祖
共和国軍化学兵器研究所で“開発”された脊椎翼改変種の始祖で、人類種の少女の実験体。外見は人間とほとんど変わらず、高い再生能力を有するが、この能力を使用するとその後に長い冬眠期間が必要である。また、彼女達自身には脊椎翼改変種のような驚異的な身体能力はない。
バイオハザードの時に流出した生物兵器は彼女達から採取した血を元に人為的に脊椎翼改変種に変貌させようという兵器だった。これに対して、彼女達から直接血を与えてもらった感染者は他の脊椎翼改変種と異なり、高度な知能を持ち、脊椎翼改変種と人間の姿を自由に行き来する事が可能である。また、長い間食事や睡眠を摂取しなくても生きていけるが、その代わりに始祖達から血を与えてもらう事が必要になる。
この事実を知っているのは共和国指導部でもごく一部である。


文化


この惑星に人類種が入植した当初は古来の文化を継承し、この惑星の発展に努めたが、その後、当時の高い技術は長すぎる戦争の爪痕によって櫛の歯が欠けるように失われており、ホログラフやナノマシンのような高い技術の残る地域もあれば、電話のような技術が珍しがられる地域もある等、現在の地球からは後退した印象を持つ惑星となった。それでも幾つかの技術は残されているため、新旧入り混じった独特の文化が形成されている。また、残っている高い技術の大部分が、軍や政府に独占されている。


軍事


共和国軍は陸軍・海軍・航空宇宙軍その他の戦力から成る。この時代には珍しく、陸軍・海軍が地上部隊としてではなく個別の軍種として航空宇宙軍と同列に扱われているが、航空宇宙軍の規模が最も大きい。



外部リンク

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最終更新:2011年02月05日 20:00
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