【箱庭ナイトメア】
あの「デモンクルセイド」や「ベルグリム」の作者氏の新作。
相変わらず、演出面、ゲームシステムは見事の一言。ただ、PCのスペックに左右されるのが難点か。
ストーリーを大まかに説明すると、
別世界を『夢』として見ることができる主人公が、
色々ゴタゴタに巻き込まれ、その夢で見た世界……つまり『別世界』に来てしまう、少し変則的な召喚物。
ややこしい部分もあるのだが、その辺りは流石というべきか、丁重に描写がなされており、
すんなり理解することができた。

また、独自の戦闘システムは今回も登場するが、
いつもの『敵が有効範囲内にいる味方が参加』するコンボシステムではなく、
『攻撃時に隣接している味方が参加』するシステムに変更されており、
この辺りは前作までプレイした人には少し戸惑いを感じるかもしれない。

他にも様々な特徴的なシステムが存在するが、
その中でも特に目を引くのが『スキルカスタマイズ』だろう。
このスキルカスタマイズ、作者氏本人も認める某世○樹風スキルカスタマイズで、
よくもまあ、ここまで再現したかと(良い意味で)呆れてしまう出来である。

キャラの掛け合いも見ていて非常に楽しく、
他の作品からゲスト出演しているキャラもいるので、
オリジナル等身大好きの人には是非お勧めしたいシナリオである。

…ただし始めにも言ったが、かなりPCスペックに左右されるため、
そちらに自信がない人は、快適なプレイは約束できない。
(前回のリリースで、戦闘ルーチンをかなり高速化したため、初期リリース時よりは軽くはなっているが)

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最終更新:2009年06月15日 18:59