【Let's Robbotle Dance】
というわけでメダロットに釣られてやってみた。
とはいっても別に設定に詳しい訳でもなくやったのも1と2だけという中途半端ぶり。まあ細かいことは良いってことよ。

というわけで始めようと思ったら全eveファイルが同じ場所に置かれてるのでちょっと戸惑う。
プロローグ無いけどいきなり一話読み込んでみたら正解だったが、少し困った。

一話

SRCでメダロットってやったことないなあとワクワクしながら始めたら、いきなり重々しいモノローグだったでござる。

まあ細かいことは気にしない。
そして始まる物語。主人公は誰だい?ヒカルかい?ヒカルなのかい?ふふふ、それとも・・・イッキかい?
おやおやまさか意表を付いてリンタローなんてお前そんなマイナーなことは無いだろうね?でもそういうの・・・嫌いじゃないぜ?

talk システム
山橋高等学校 廊下}

え?高・・・校・・・?

talk 色葉
ねぇ、そこの君
talk 男子生徒
ん?
talk 色葉(笑顔)
メダロット部、入らない?

WHO!?

高校でしかも色葉って誰よそれ!?しかも話を読んで行くと女の子だと!?
いやまあわかってたけどね。だってもうDLページから違ったもの。

悪とは―――――
己が総てを成す為に他者を傷つける事すら厭わぬ者である―――

だってこんなこと書いてたもの。メダロットとは明らかに色々違ってるもの。
まあ漫画版メダロットはやたらリアルな鬱話(ペット問題とか)たまにやってたことあるけど明らかに方向性違うもの。
さもありなん、とりあえず舞台は高校らしい。
色葉という名前の女の子が部長のメダ部部員が何者かに襲われて部員不足の危機。
で、その犯人二人を相手に真剣ロボトルで単身挑む色葉だが二対一でボコボコにされる。
そこで主人公である山田烈兎(れつと)君登場。お父さんの物らしいメダロットを使ってはじめてのろぼとる。はじとる。
そして現れたメダロットはロクショー!
来た!ロクショー!ロクショー来た!これで勝つる!
ちなみにこのときでかい絵で演出されるのですが、結構気合入ってます。自作絵かな?カッコイイじゃない。

talk レイ
俺のマスターは…:お前か、時兎(ときと)の子
talk 烈兎
…:そうだ
talk レイ
お前は俺に何を望む?:すべての支配か?:復讐の道具か?
talk 烈兎(怒)
そんな下らないことはどうでもいい
talk 烈兎(メダロッチ)
そんな下らないことはどうでもいい、あいつ等を叩き潰せッ!
talk レイ
了解、マスター。俺の名は?
talk 烈兎
「レイ」だ。始まりのZEROだ
talk レイ
………:わかった

言いたいことは大体察してくれてるだろうけど、まあ、うん、正直こういうの嫌いじゃない。いいじゃない。右腕が疼いたって。
そして戦闘に突入するのだが、一話だからとなにも考えずに突っ込むと痛い目見るかも。
敵は一体だが攻撃力が高いので結構HP持ってかれる。まあ射程1が穴なので集中かけて突っ込めば良いだけだが。
一話の印象ではとりあえず可も無く不可も無く?メダロット知らない人間にも配慮してあるので、まあ敷居はそんな高くはないかと。
会話のノリをライトと取るか寒いと取るかは人それぞれ。
でも、メダロットの絵はともかく人間のアイコンは正直崩れて(ry

二話

第二のヒロイン登場かと思ったら別にそんなことは無かったでござる。

ミナミという女の子キャラ登場。
本を読んだだけでメダロットを改造出来る主人公。末恐ろしい。しかも必要な部品はスクラップから発掘。
ってかこれ違法改造とかそういうのにはならんのだろうか。衛星から吹き矢が飛んでくるぞ!?
そして主人公は変態さんだったことが発覚。
真剣ロボトル挑まれて全パーツ賭ける代わりミナミに俺が勝ったら全裸になれと所望したり、ブラジャー掏ったり。
後主人公の目が赤いのだが、赤い目はマーメイドの遺伝子。みたいな話が出てきたけどゲームの方にもこういう設定ってあるのかな。オリジナル?
どうやらメダ部狩りをしてた人間は何者かに頼まれていた模様。目的はもうすぐ開かれるメダロットの大会でのライバル減らしではないかという。

戦闘はミナミとその手下二名の三対一。敵は全員接近戦に弱いがことごとく2P持ちなので延々追いかけっこするはめに。
戦闘アニメとか詳しくないが、かなり頑張ってるんじゃないかなこれ。あとやっぱり一枚絵カッコイイなあ。無論メダロットの方。人間の方は(ry

三話

大会が始まって一回戦を勝ち抜いたと思ったら連戦だったでござる。

マーメイドの刻印という明らかに重要な単語が出現。主人公の父親からの遺伝らしい。
部員いないから大会に出てくれと色葉に頼まれまくって、結局承諾した主人公。
あれ?ロクショーの頭部パーツって改造してるから純正じゃないんじゃ(ry
まあ細かいことは良いってことよ。
戦闘はまさかの連戦。前半の大会一回戦は問題無いが、後半戦は謎のメダロットの襲撃。
敵の数がやたら多い上に攻撃を結構当ててくるのできつい。
鍵を握るのは色葉のメダロットのマップ兵器かと。っていうか、ロクショー(レイ)は攻撃力は高めだが回避は微妙、装甲は紙と意外と使えないかもしれない。遠野さんちの貧血お兄ちゃんかお前は。

talk 人
talk
「人魚は海の底でしか歌うことしか出来ない…」
「それは知ってるはずだろう…!」
suspend
サウンド フォールダウン
wait 10
talk 時兎
闇に溺れた人間は闇に生きるしかない…:か
俺にはそれはただの諦めにしか思えないのでな
suspend

サウンド 布

talk 時兎
人魚の唄はもう終わった、:自由はもう、この手にある…

いいじゃない。死にたくなかったら俺から離れたって。

後ボーナスアイテムの条件がマップ上のどこかってどうよ。eveファイル覗いちまったよ。だが私は謝らない。

四話

反動でボディがイカれるほどヤバイ封印していた大技を使ったのに普通に回避されたでござる。

世界ランカー登場。メタビーかと思いきやネガビー。多分持ち主の斉藤君は物事を良い方向に考えられない人。
題名がライバルだったので彼は今後も出てくるのだろう。最終話にはネガビーではなくポジビーに名前を変えるような男になってもらいたい・・・いや、それもどうか。
ほとんど喧嘩のような形でネガビーとレイとのタイマン。まあなんも考えなくてもどうにかなる。
そしてまたもや連戦。相手は前回と同じ謎の敵だが、数が前回より少ない上にネガビーがNPCで無双してくれるのでほとんどイベントバトルのようなもの。
だが、色葉が狙われるので一応後方に下げておいた方が良い。とはいっても配置上挟撃されてるんだがなフハハハ。
謎の敵を倒すとさらに謎の敵登場。超強いっぽいがセレクト隊が駆けつけてくるので勝負は水入り。
この敵の技の戦闘アニメがかっこ良かった。こういうの良いなあ。
どうやら謎の敵の狙いは主人公のマーメイドの刻印らしいが、手に入れたらどんなお得なことがあるんだろうか。人魚繋がりで不老不死?

Talk 色葉(閉目)
山田くん、レイのメダルって何?
Talk 烈兎(会話)
コクヨクだ
Talk 色葉
聞いた事無いよそんなメダル

コクヨウ・・・黒陽?

いいじゃない。うっ・・・こんなときにまで・・・しつこい奴らだって。

ふと思ったけどこの世界にはメダフォースはないんだろうか。ないんだろうかってば。

五話

人間かと思っていたらメダロットだった・・・なにを言っているのかわからないと思うが俺もわからないでござる。

なにやら一段落付いた風な空気の中、割と穏やかに日常が過ぎています。あれ?大会は?
ラブレターを貰った主人公がその場所に行ってみると敵登場。前回襲ってきた強い謎のメダロットだった。
どうでも良いけどラブレターに午後八時にどこそこに来てくださいとか書かれてたら俺思わず立ち上がるわ。下ネタ的な意味で。
今回も全体的にイベント風味。超強いボスとの負けイベントだが、相手のHPを五割以下にしたらボーナスが貰えたので頑張る。
集中掛けて後は、さあ、クイックロードをする作業を始めるんだ。で楽勝と言って良いかはわからないがとりあえず条件クリア。
ズタボロにされたレイだったが、主人公からレイブンという本物の名前を呼ばれて普通に根性で勝った。
絶対メダフォース使うと思ったのに・・・。
でもこのレイが立ってる姿が絵であるんだが、予想以上にカッコ良くて普通に感動した。なんだこの男らしさ。なのに人間(ry

talk コンペキ 暗
なに、バインドジャンパー!?こんな使い方を!
talk レイブン(KWG) 暗
反発重力が操れるのならその逆も然り…ッ!飛んで逃げれると思うな!
夜天を飾りし星屑よ、踊り狂え…!
end

全然関係無いけどドラグスレイブの詠唱って素晴らしいよね。ギガスレイブも。

そして頑張って手に入れたパーツが運動性+5というしょぼ過ぎる効果で泣いた。
後なんか、うん、あれだ・・・普通に面白くなってきた。自分でも戸惑っている。

六話

新レイブンお披露目イベントバトルかと思って調子こいたらボスに十回くらい落とされたでござる。

前回の戦闘でズタボロになったロクショーことレイことレイブン。さすがにこれ修理無理だということで全面リフォームへ。
新しいパーツを買うために色葉の実家の片付けを手伝う日雇いバイトを始める主人公。
一方マーメイドの秘密が明らかに、どうやら対メダロット犯罪用に体を強制的に強化された人間の総称とのこと。
え?メダロットでよくね?などなど、ぶっちゃけ突っ込みどころ満載なんだが、気にするな。俺は気にしない。
その帰り道でまたまた現れた謎の、もう謎じゃないし良いや。コンペキという名前らしい。本当は前回で名前出てたけど。
メダロッチも無く生身で逃げ回る主人公のピンチに、また調整不足だが颯爽と新レイブン参上。
そして気合入りまくりの絵。カッケー上にこいつ・・・動くぞ!タイトルコールへの入り方は素晴らしいの一言。BGMと合わせて燃えるわ。
雑魚がワラワラ沸いてるが、雑魚は相手にならない。が、ボーナスが敵三ターン終了までの初期配置雑魚の全滅なのでちょっと考えないと取れないかも。
新レイブンはモードが三つあるので、使い分けさえすれば取るのは簡単。
ボス用にカウンターキック残すの推奨。俺は雑魚に使ってしまったせいでQL地獄に突入しました。
トドメに使われる武器のアニメがまたカッケエ。なのにどうしてにんげ(ry

ボーナスアイテムが武器追加で、説明文に特定のユニットだけに装備出来るとあるが、皆装備出来てしまう。
が、実際に武装が追加されるのはレイブンと色葉のユニットだけ。これは単純なミスかと。

talk コンペキ
そっちの説明の方が先だったかしらね
マーメイドとは対メダロット犯罪用の人体改造者
尤も、本人の意思とは関係なくさせられた者も含めて。ね
寿命と引き換えに人として有らざる力を与えられた人間
対メダロット犯罪をメダロットにやらせて犯罪者に懐柔されたらしょうがないもの

だからメダロットでよくね?使うのは人間なんだから。
まあ細かいことは(ry

七話

ただの閑話休題かと思ったら間違いなく今までで最高難易度だったでござる。

どうやら大会二回戦が始まる模様。大会とか忘れてたよ。
無理して動いたツケが溜まってまた修理に送られたレイブン。もっともメダルの方は無事だったので違うボディで急場を凌ぐ。
舞人という新たな仲間が加わり計四名に、連戦ということが最初に警告されるので温存して戦ったが、まさか三連戦とは思わなかった。酷い罠だ。
戦闘は間違いなく一番むずい。特に二回戦目。激厚装甲のメダロット相手に明らかに火力不足。チマチマ削って行くしかない。
舞人のメダロットは二回行動が可能な上にすいすい避けるというチート性能かと思いきや、火力があまりに小さ過ぎてボス相手に良くて三桁。普通に二桁しかダメージが与えられないという隠れ役立たずだということが判明。
決勝の相手はまさかのネガビー。同い年だったのね。こっちは割と楽勝。
が、戦闘後のイベントで普通に負け、結局準優勝。ちょい珍しいなこの展開は。
メダフォースという単語が出てきて嬉しい限り。レアメダルは伊達じゃない。

ところで色葉が祝福、主人公が努力と幸運が同時に掛かる精神覚えてるんだけど、改造出来ないこのシナリオでなんの意味が?

八話

またまた謎の敵が出てきたでござる。

大会も終わって落ち着くかと思いきや、赤い目の奴がメダロット狩りをしているというので調査。
行ってみるとそこには主人公の姿が、というわけで早とちりした舞人と主人公のタイマン。
主人公が敵で、勝っても負けてもイベントが進むのだが、主人公を撃墜するとボーナスなので頑張ってみる。
というか主人公つええよ。ボーナス取るのはかなり運任せになるかも。ちなみにこのとき初めてオプションに乱数系列非保存が無いのに気付いた。今まではコンテニューからの復帰だったから戦闘結果変わったのかな?
鍵はバインド。とにかく縛ってフルボッコにするしかないのだが、確立が固定なのでさっきも言ったように運任せになる。
とはいっても獲得アイテムがSP消費減とSP回復がつくとんでもアイテムなので、頑張って取る価値は十分にある。おでんにつけて脱力天国を味わおう。
後半は真犯人と仲直りした主人公達とのバトル。今回ミナミが加入し、味方戦力がかなり充実しているので苦戦することはない。
っていうかミナミかてえ上に火力たけえなおい。おまけに援護防御3持ってるから素晴らしい庇い屋だ。
謎の黒いメダロットが出現。どうやらレイブン、主人公と因縁がある様子。こいつのHPを減らせばボーナスが取れる。熱血掛けて適当に殴れば条件は簡単に満たせる。



多分余裕で最終話までやると思うが、この調子でやってくと幾らなんでも長過ぎるのでここまで。

ストーリー

ストーリー面は、好き嫌いが分かれるほどの癖こそないものの、会話のところどころに入るネタを笑えるのならお薦め。
思ったこととしては、とりあえず高校生である必要は余り感じなかった。というより、ストーリーの細部に余り意識を割いてないのか、ところどころ妙な言い回し、突っ込みどころが見受けられる。
プレイヤー側の意識としては、高校生ともなると行動にそれなりの合理性というか、筋を求めてしまうもの。だが前述したようにそういう部分を作者が余り気にしていないような印象を受けるため、その辺りが気になってしまう人も少なくはないと思う。
思い切って中学生、もっとぶっちぎって小学生辺りにしてしまっても良かったかもしれない。
一応ヒロインとの恋愛フラグのようなものは各所に見受けられたが、小学生とか中学生だと問題あるようなことを致すわけでも・・・ないよな?な?

戦闘

バランスは良くも悪くも大味。敵の攻撃が素で痛いので、温いとは言えないが、難しいとも言えないなんとも微妙なことになっている。
まあ、クリア出来ねえよ!というほど崩壊はしてないので個人的にはあんまり気にならなかった。ただ大会二回戦目の激厚装甲。テメーはダメだ。
またこれは大味なバランスの結果なのかわからないが、各ユニットの派手な必殺技アニメに、それに見合う威力が付随されてたのは素直に嬉しかった。雑魚は一撃で仕留められる。
やたら長くて派手な戦闘アニメなのに威力が微妙だとこっちもなんか泣けてくるのでこれは○だと思う。

演出

とにもかくにもこのシナリオはこれに尽きると思う。
真っ直ぐな熱血展開に、熱い一枚絵。これらの勢いで細かいアラを押し流している。
逆に言えば、これに流されない人にとってこれは余り歓迎出来るレベルの作品ではないと思う。
とりあえず、六話までやってみて、俺、流されても良いや・・・と思えた人なら最後まで駆け抜けられる気がする。いやまだ最終話やってないけど。

総評

全体の感想としてはとにかく演出面。一枚絵の数とカッコ良さ。特にメダロット系は特筆物かと。
最初にDLページ見たときはやべえ、地雷踏みそうか?と思ったし、実際一話終わった辺りでは割とアレな雰囲気だったが、進めれば進めるだけこれはこういう楽しみ方なのか、というのがわかったシナリオ。
個人的には結構な良作だが、上で述べたように色々と粗い部分も目立つシナリオ。改造不可なのに祝福覚えたり、装備しても効果が無い奴にまで装備出来るアイテムとか。

悪口ではなく、子供向けの王道アニメを見るような気持ちで、腰を据えず軽い気持ちでやると良い。



後やたら主人公が外道(褒め言葉っぽい?)と言われるけど、別に外道ではないと思う。

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最終更新:2009年04月22日 16:16