09/03/16

SRC学園の殺人鬼キャラを集めてみました的シナリオ。

一話完結ワンショットにバトルロイヤルという題材は
向いていなかったのではないかと思う。
誰が死に、誰が生き残っていくのか、どちらが強いのかという
バトルロイヤルの醍醐味がまったく活かせない。

着想は悪くないのだから、複数話使って、
PCに殺人鬼が一人ずつ追い詰められていく様子や、
殺人鬼同士の戦いを描けば面白くできたのではないだろうか。

とにかく13日の金曜日にリリースするというネタありきで
面白さとかは割とどうでもいいのかもしれないが。


しかし、さっくり遊ばせるネタシナリオというにも
「……」多用の鬱陶しい喋り方のPCたちが状況説明を
長々続けるところでダレが来たので、
このあたり必要最低限にして殺人鬼の見せ場にでも回してほしかったところ。
誰得お色気も何度もやらなくていいから。


ただ、注意書きまでしつこく用意されて売りっぽいのに残酷描写が……
というかむしろ文章関連が全体的に……

プレイして最初に想起されたのが「リアル鬼ごっこ」。
あそこまで酷くはないが、普通に読んでるだけで不協和音があった。


例えば

 「普段は13日の夜にのみ殺人をしていた……」
 「しかし、13日の金曜日は別だった……」
 「彼は、その日になると一日中人を殺し続けた……」

「普段は」文を「しかし」で打ち消しておいて結局殺すんかい。


 「13日に俺を目の前にして殺せなかった奴はいねぇ」

「俺を目の前にして」るのは相手、「殺せなかった~」は自分だから
「殺されなかった奴は」が自然かなー。


雰囲気が全てのシナリオでプレイヤーに突っ込みを担当させてはいけない。


戦闘ももう一工夫ほしかった。
一目でまともに戦うのを放棄させてはいけない。
殺人鬼同士の殺し合いを傍観してイベント戦闘でトドメだけさしていくPCたち、
相性によって早い段階で脱落する13金男。

あと、アニメでエラーが数個出る。
テストしようぜ。


まとめ
ネタシナリオを作るときでも、ここを抜いてはいけないというものがあるようだ。
とりあえず推敲とテストプレイはしてほしかった。

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最終更新:2009年03月16日 23:34