【殲血戦鬼エングライフェン】

一話完結となる前日談『天馬博士と吸血鬼』でデビューを果たし、後に
SRC幻想機人大戦にも参加、なにかと苦心しつつも活躍を重ねている模様の
アン武氏が送り出した一作。これは、後に繋がる氏の味と世界観を伝えるものになるだろう。
っつーワケで、今後の期待と出だしを感じるためにプレーしてみたが、良い点も悪い点も
結構転がっていたのが事実。
氏や他のプレイヤーに対するプラスにならないかと、いろいろ書き出してみた。

○良く感じた点
  • 一騎討ちの戦闘についてチュートリアルを導入してあるその姿勢
  • 気合入れちゃってるOP。あの選曲がこの作品のメインテーマで固定されそうだ
  • 要所で確認できるミニゲーム。読み進めるだけではない楽しみを摂取できる
  • 各種戦闘アニメ。程よき派手さと外部効果音の取り入れ方は新鮮な楽しみをくれる
  • 何気なくストーリーも楽しみの一つ。クドさより丁寧さが先行しており、読む目と進める手が止まらん。
ムクロ本人も何かしら「読める」点はあれど、どう真実とやらと向き合ってくれるかは
予想するよりは生で見れる日を待つのが熱そうだ

●悪く感じた点
  • 解説つきチュートリアルがあるのは良かったのだが、戦いを有利に進める手引きみたいなものは
欲しかった。もっとも、特殊なシチュエーション続きが多いので入れれなかったというのも考えられるが
  • アビリティと武装数の多さに関しては無双ゲースタイルが基本or一騎討ちで使うことによる戦略性に
転用できる、と思いたい。が、武器属性過多な印象はあるのは気になる。ダミー属性にも解説をつけて
貰えた方が、ルール解説があるとはいえ有り難いのだが…
  • ヒントコーナー、終えた後はBGMを戻すという配慮があってもいいかも。すぐに戦闘すれば
切り替わるとは言え、あのタッチのBGMなんで気にはなる。超☆天才は好きだけどさ!

×バグ類
  • 一話後半一戦目は「人質をもどす」で、普通形態でクリアしないと誤動作を起こす
  • 真属性か何かで説明文をつけるときにミスっている感じ

大きく気になったのはこの点。

総評
導入に関してはストーリー・演出面では特には問題は見当たらない出来栄え。
ただ、それ以外で、キツいところが多そうなのは否定はできないと思う。
根性で乗り越えれるかラフに勧めれる気構えの人だったら、一度触れてみるのはアリだろう。
ついでにイージーモードも実装されたらしいので、難易度だけで倒れかけた人も
そこから入り込めれば、どうにかなるかもしれない。

なんだかんだ言って、精進も成就も期待したい。
この人は周囲とか流れとかプレッシャーに潰されるべきタマじゃねぇ…そう思いたい。

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最終更新:2008年11月30日 13:41