【少年と定規とSRC島】
等身大オリ系の学園シナリオ。
異能力者達を隔離したSRC島という施設での生活を描く
ドタバタコメディ。

  • ストーリー
「『定規』を持つ事で常人を越える身体能力を発揮する」特殊能力を持つ主人公の『少年』が
特殊能力者達の学園都市、『SRC島』に住む事になる。
元々住んでいた村では特殊能力のせいで迫害されていた主人公が
同じ特殊能力者達と触れ合う事で友情を知ったり……というような話。

結構重い設定の割に軽いノリで進行するのは好感触。
ただ仲間が皆個性派ぞろいなのでかけ合いパートは好き嫌いが分かれるかも。
(自分は電波系ヒロインが苦手なのでちょっと辛く感じてしまいました)

  • 戦闘
戦闘のバランスはよく調整されている。
難しくも無く、かといって作業という程でもなく。
まあ普通の戦闘といえばそれまでだけども

  • 演出
タイトルコールが少し凝ってる他は特にこれといって凄い演出がある訳でも無い。
ただし基本的には人形劇を使ってストーリーが進むタイプなので分かりにくい訳でも無く。

  • まとめ
学園シナリオに手を付けたのは初めてだったけど特に説明不足でもなく、
全体的にそつ無くこなしていて好印象でした。


ttp://yamachan.x0.com/test/read.cgi/idobata/1182350106/l50
↑の270です。あっちに長々と書くと鬱陶しいと思われるのでこちらに書きます。

  • 一話

※終了メッセでバグがありました↓
C:\jyougi\Data\System\Exit.eve:51行目
「おゝとも智」というパイロットが定義されていません
50: しかし……ともちゃん先生って小さいですよね
51: Talk おゝとも智
52: そう言う事は、思ってても口に出したらいけませんよ



物語の始まりということで、この作品の舞台はこういうところですという描写が必要になってくると思いますが、
一話の最後の少年を入学勧誘する場面できっちりと説明されていたのでわかりやすかったです。

気になったところは

#############

攻撃 宗太郎 敵:

Hide

Talk 啓次
って、なんで定規なんかで戦ってるんだ
End

Show

Talk 宗太郎(攻撃) 中央
大丈夫!! たぶん折れないから
End

Hide

Talk 啓次
そんな問題じゃない――ッ!!
End

Show

ClearEvent

Exit

###################

ここでHide→Showを連発して使っているので、チカチカして目が痛かったです。

あと疑問だったのがこの村、この子が居なくなったら魔物をどうする気だったのかなと。
どっか別のところから魔物を退治してくれる人を派遣してもらうんでしょうか?
でなければ、無料で魔物を退治してくれる主人公を簡単に手放さないような気もしました。

~~~~~~~チラ裏~~~~~~~

姑の小言のようなものはこっちに
  • いきなり見ず知らずの人にエロ本はないだろうに。
 でも田舎の子供ってこんなもの?(偏見かも)

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  • 二話

一番ポートのアナウンスで、複数のイベントが同時刻に行われているという描写が、
港という場所を生かしているので個人的には好きです。

さて、一話でも感じたのですが各話のタイトルが見辛いです。
どの辺が見づらいかというと、文字が太く重なっているために文字の細かい部分が潰れているせいだと思います。


戦闘に関して。今回は一話と違い、頭を使う必要があるのがおもしろかった。
(といっても敵の射程を測って、ひらめき使うだけのものですが)


~~~~~~~チラ裏~~~~~~~

  • 少年のスカウトは直に少年を迎えにいった方が良かったのでは?
 おそらくは村から一歩も出たことが無さそうな少年を、一人で港に向かわせるのは危険ではないのだろうか?

  • 髪の赤い女の子関連
 ・目が見えない? 目を瞑っているように見えるので、一言見えるか見えないのかのやり取りがほしい
  盲目なのかどうかは最初見て気になったので。
 ・主人公+女の子+眼帯の男の会話が、個人的にはノリで騒いでいるだけにしか見えず、
  テキストを読むのが途中で辛かった。もっとシンプルな会話で済ませてほしい。
 ・主人公が視覚遮断~と言っているに違和感。専門用語っぽく聞こえ、専門家のように感じた。
 ・セクハラ描写は好きになれません。

~~~~~~~~~~~~

能力の説明や、行使(この話の場合は盗みだが)でSRC島には多種多様な能力者が集まっているというのは充分にわかった。
ただ、能力者は性格に難有りな人ばかりなのだろか?

―――――――――――――

  • 三話

この回で島に到着。
新しくネクラ少女と筋肉女、鎧男とロリ先生が登場。
あ、ちなみに主人公含め名前があいまいになってきているので、
今後もキャラのことを書く場合はそのキャラの特徴で紹介したいと思います。
(多すぎて名前を覚えきれないんだ。しかもみんな一発変換できない漢字ばかり使ってるからメンドイのヨ)

さて、主人公が島に来て友達が増えていくというのが今回の話です。

街に出てわいわい騒いでいる学生らしい場面から、郊外では戦闘が起きるというイベントに移るというのが
SRC島らしさを出していてわかりやすかったです。

今回の戦闘は防戦で主人公が来るまでは我慢。その後は力押しで勝てました。

戦闘に関して追記
  • ネクラの能力の説明が無いので、最初扱いに困った。
  • 筋肉のサマーソルトスピリッツのアニメが無い。

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風邪引いた。ゴホゴホッ
  • 四話

冒頭で猫の名前を設定することに。
ふと浮かんだ「カブレラ」という名前を付けてあげた(愛称はカブ)

この話はそのカブが妙な機械の一部を見つけたところからスタート。
どうやら、この機械のせいで島の女子高で事件が起こっているらしい。

今回の話、女子高→寮などと場面転換が連続しておきてるのが気になった。
一度や二度ではなく、それ以上の回数で起こっているので落ち着かない。

それと事件捜査というシリアスな場面なのに、緊張感がまるで無いというのもマイナスポイント。
もっと、機械が危険だという表現が作中でほしかった。
出てくるキャラがふざけているのでぜんぜん事件を負っているという気になれない。
逆にギャグならギャグで前回のように島巡りするなりで、キャラを生かしてほしかった。


ともかく、多少強引ながらロボットが暴れているので戦闘開始。
あれ? 前回までの筋肉たちは? 筋肉にの性能には魅力を感じて資金を投入したんですけど、欠席?

戦闘は(↑のせいで)思ったより苦戦。ロボが近接戦闘できないとはいえこちらの主力は主人公のみ。
苦戦を強いられたものの、主人公の活躍で何とかクリア。ライトセイバーを持ってるお嬢さんも使えた。

~チラ裏~
エロと覗き魔がうっとうしい。どこでもこいつら出てくるとやる気無くす
~~~~~

戦闘に関して気になったところ
  • 覗き魔の分かち合おう~のアビリティのメッセがない
  • 雑魚ロボのビーム攻撃の演出が時間が掛かるので短いのにしてほしい。

陰謀渦巻く島内という感じで最後は〆。
展開的にシリアスに持っていきたいのか、ギャグに持っていきたいのかわからない話だった。

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  • 五話

風邪は治ったようです。

久々にやったから大分シナリオの内容を忘れていた。
SRC島の話だよね?
で、今回は鎧男が赤髪に心無い言葉を浴びせてそれが問題になるお話。

というか、こいつも能力者なんだよな? そこが疑問だった。

『能力を持って困ってます』というネガティブ面での話を正面からストレートに扱っているので、
その辺が好印象だった。主役不在なのが個人的にはマイナスではあるが。

戦闘の方は今回辛い。
鎧、赤髪、ネクラ、カメラじゃどいつもこいつも主力にはなれん。
この面子で持久戦は辛い。赤髪も気力がたまらないと炎だせんし。
戦闘メインの話じゃないんだから、こういった持久戦でストレスたまるような難易度にする必要はないのでは?
あと、カメラの戦闘アニメが抜けてた。スクープだかって武器。
こういうのは指定されていないと、気になるほうなのでガッチリとしてほしい。
それと、ハリセン突撃とかメッセで表示されたんでそっちにも何らかのミスがあると思われる。

戦闘終了後、強敵が登場して次回に続きます。

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  • 六話
赤髪、おまえそんな過去が……へビィ過ぎるぞこれは。
などといった感じで前回の続き。

前回と今回の主役は完全に赤髪ですね。準主役が鎧男。
サブキャラをきっちりと紹介している辺りが、シナリオとしてはしっかりしていると感じた。
あと、個人的にノべライズゲーム風に心情を語る演出が好きです。

戦闘の方は今回面子が揃っているので楽勝。
主人公、筋肉、それに新たに加わったロボを中心にザコを一掃し、中ボスモンスターも撃破。
赤髪もカメラと一緒に後方支援として使用。鎧は完全に回復役でした。

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  • 七話
姉さん、事件です。いや、姉さんなんか誰も居ないんだけどさ。

また女子高で事件らしい。不審者に女子高生が襲われてるそうな……。
警察とかいないのかしら、この島には。学生が不審者退治するのはありがちだけど、
治安組織が皆無なのはフォローほしいところ。

今回はライトセイバーのお嬢さんがメインの話。
まあ、メインといってもほかのキャラより少し目立っている程度だったりするんですが。
しばらくはサブメインの話が続くのかな?

戦闘の方はロボ中心に敵スライムを撃破。
お嬢さんはなかなか気力たまらないので使いづらいです。

この回はつなぎの話っぽくあっさりとした話の展開だった。
しかし、なんか主人公との会話が薄い様な気がするのは気のせい……ではないな。
おそらく下着ドロのくだりや、覗き魔やエロの会話が脱線している会話の割には長いせいだと思われる。
結果、本筋の会話が薄れてるんだな。
主人公とお嬢さんの関係の話を中心にしたいのなら、もっと二人だけで話せば話の狙いがわかりやすくなると思います。
というわけで、次話に期待。
―――――――――――――

  • 八話

僕の期待通りにはならず。駄目でした。
勘違いしてたのかな。赤髪みたいに今度は剣のお嬢さんの話だと思ったのに、
全然そういった話は進まず。むしろまたキャラクターが増えちゃったよ。
しかも戦闘でも大して役に立たず。将棋で言うと歩が増えただけ。
ト金(気力がたまらないと)にならないと使えない。

もっと主人公とサブキャラのつながりを大事にする話にしましょうよ。
やる側としては主役に一番感情移入しやすいんだから、そいつを中心にして話を進めるべき。
確かに今回新キャラと絡むといえば絡むんですが、それにしたって描写薄すぎ。
もしキャラと関係を深める描写を作るなら、最低でも、丸々一話使って主役とそのサブキャラの
関係強化の話を作るべきだと僕は思います。

毎度毎度主役とサブの描写があっさり終わることが多いため、
主役がキャラと交遊しても全然成長していないように見えるんですよ。

新キャラを出すなとは言いませんが、もっと脇のキャラとの関係を重要視してください
赤髪の重要な語りの時も全く主役は絡んでなかったはずですし。
なんか島に来てから少しは成長しているような気はするんですが、じゃあどうやって成長したのかと
問われれば?マークが付くんです。せいぜいが島の人と触れ合いましたといえるだけ。
じゃあどうやって触れ合ったんですかと言えば、ただ一緒に事件を解決して共に戦ってるだけ。
そんなんで交友関係が劇的に広がったり、深くなるのはシナリオの構成として甘すぎると思います。
もっと、そのサブキャラの悩みを聞くなり、それで主役が苦悩して一緒に協力して問題を解決するぐらいでないと
キャラ間の深い関係ってできないと思います。

あまり文をまとめる力が無いので、何を言っているかわからないかもしれません。
でもここに書いてあることが作者さんの次の作品に少しで生かされれば幸いです。

戦闘は勘違いしていたため苦戦。5ターン耐えればよかったのね。
5ターン以内にあのロボのHPを削らないといけないのかと思ってましたよ。
おかげで最後に突っ込んだお嬢さん撃沈。初治療費を払う羽目に(結構なお値段だった)

―――――――――――――

  • 九話(未クリア)
とりあえず、やめろと言われればやめますんで。
ちなみに、惰性ではなくシナリオの先が気になるから遊んでいるのですよ。

で、九話なんですが初ゲームオーバーくらいました。
前半はスクラムを組んでザコを掃除していたんですが、後半に先生が乱入。
どうやら戦う羽目になったらしい。先生はなかなかの能力。
だがこちらも仲間は豊富。取り囲んでボコボコに……って、あれ? 4人しか居なくなってる?
お、お嬢さんにロボやカメラさんは何処へ……? ま、まあいい、こっちには主人公に筋肉の姐さん。
それに攻撃反射ができるネクラ。あと一人メガネが増えたけど、こいつもそこそこ使える。
まあ、大丈夫だろう。とりあえず、敵の攻撃を反射→先生回避
ありゃ、当たらないか。ならメガネの遠距離攻撃→先生回避
あ、あれ? じゃ、じゃあ姐さんの熱血付きの必殺技→切り払い!+先生の攻撃がクリティカルヒット!!
え、ええ!? こ、この状況は……

あっさりと次の先生のターンで姐さんが撃沈。
セーブしてなかったからまたザコ戦からやり直しです(´;ω;`)

―――――――――――――

  • 九話(クリア)

戦闘は↑の後に、再び先生に挑んでクリア。
ネクラでひたすら反射(ランダムの方、反射すると先生が勝手にくっちゃべって、
最後にダメージを受けるのに笑った)して、最後に総攻撃でクリア。

シナリオは急展開。敵のロボどもが女子高にムラムラと集まってきた理由が明らかに。

核心に迫る話なワケですが、僕としては最初は急な話の展開についていけず、置いてけぼりでした。
特に先生登場と、その後の主人公の核心に迫る推理のくだりの辺り。
一回目はえ?え? なんで? と思ってる間に先生に教育的指導を受けてゲームオーバー。
二回目にもう一度、九話の最初から進めて状況を把握。
主人公が病院から出た後の心の中での推理を聞いて、なんとなくそうなんだと理解はできた。

でもいきなり、地下に能力者が封印されています。なんていう推理は突拍子が無いかなと思った。
そもそも僕はSRC島というのは能力者でも島をでなければ自由に行動できる
(例・公序良俗に反する覗き魔が、特に厳しい罰を受けることもなく欲望のままに活動している)
と、認識していたことから出た違和感だと思う。
まあ、島を丸ごと無くすみたいな能力の持ち主なら封印されると言うのもわかりますが、
それだったら島外に運び出されるでしょうし。
この辺りは主人公の勘が鋭いで片付けるしかないのかな。
まだ封印されているのが何者かはわからないのでこの辺りは次の十話後に話の続きを。

もしそいつが同じ思いで孤独を感じてるなら、それは嫌だ~
から続く主人公の先生に対する啖呵は好みの展開でした。
いろいろここで体験したことが、ここで生かされてるなあと思った。

あれ、やっぱり感想文になってるな。どうやったらレビューと言える文章になるんだろう?

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最終更新:2008年12月27日 13:16