【覇哮鉄騎ダイナスター】

現在4話まで更新。
全9~13話で完結予定らしいが最終更新からすでに一年以上が経過している。
更新再開を切に希望・・・。

<世界設定>
舞台は第三次世界大戦が終結した後の世界。
地球や社会のダメージは修復不可能となり世界中が無法地帯となっている。
(この設定は作者の言う「北斗の拳」へのオマージュと思われるが本作の世界は戦後も文明や社会がかろうじて形を残している様子で勿論ロボットや兵器も健在である)
プロローグの世界設定の説明が長すぎて飛ばしてしまうという話はよく聞いたり体験したりするが本作は定番とも言える世界観が幸いしてかプロローグは普通に理解して読みきれる長さである。

<第1話>
のっけから主人公が強盗の少女に襲われている・・・と思いきやその少女がならず者に追われていたりと無法地帯となった世界のわかりやすい縮図が展開される(?)。
(「北斗の拳」のオマージュを含むだけあってならず者は顔グラ、振る舞い共に結構えげつなくておっかない。)
主人公の成人男性は所謂「等身大ヒーロー」ではなく「王道レベル」な「無敵のヒーロー」。恥ずかしげも無く(かと言って押し付けがましくも無く)「紳士」を自称し自分の信条を語る爽やかマイペース野郎である。

一話目の戦闘はやはり低難易度。主人公とその秘書のどちらか一方でも撃墜されると敗北だが主人公機はまず落ちないだろうし秘書の戦艦も油断してると少々危ういがHP回復のSPを持っているので
大丈夫だろう。

<第2話>
この時点で主人公側のメンツは紳士な天然主人公、上品口調の天然秘書、まだ気持ちが二人についていけないツンデレの三人。

今度の戦闘・・・というより勝利への手順を見つけるのがなかなか難しい。一話のようになんとなくプレイしててはまずクリアできない・・・と思う。路銀を稼ぐ目的で交易商の輸送車(味方中立)を山賊から護衛するのだが輸送車は攻撃を三発も喰らえばアウト、それを一台も撃破されずに目的地まで送らなければならないのだ。
そのため味方機3機、主人公の援護防御、秘書のHP回復SP、今回のみの輸送車に指示を出すコマンドなどを有効に工夫して使わなければならない。

なお今回は伏線登場および主人公機パワーアップ(というかストーリー的には解禁というべきか)有り。

ゲストキャラの酒場マスターが定番ながらやはり良キャラ。

<第3話>
前回登場した「異構機関」なるワードは伏線かと思いきや今回の冒頭で主人公の目的と一緒に大まかに説明される。

戦闘は作戦のため主人公と二手に分かれた残りの二人が敵に囲まれてちょっとピンチな状況からスタート。

戦闘後、マセガキが旅に加わり主人公は軽いハーレム状態となる。今気づいたがこのシナリオのヒロインたちは顔の描き分けがされていなかったりする。まあ可愛いんだけど主人公に比べ愛着は沸きにくそうだ・・・。

<第4話>
主人公の知り合いでエンジニアの夫人を訪ね機体もらいマセガキが戦闘員確定となる。
今回、登場するのは主人公を付け狙う執念・敵対心向き出しの過激派ライバルキャラ。主人公が「平行線」と言うだけあってこいつの理屈もわからないではない。
とはいえ言いたい放題の過激野郎にはマイペースな主人公も割とヘコんでる様子?それでもなお自分の理想と信念を貫く主人公はカッコいい。

キャラ立ちした主人公、いわくつきの主人公機、作業ゲー気味にならないバランスのいい戦闘と個人的にかなり高評価なシナリオ。続きも気になるので更新停滞が非常に残念である。

<第5話>
今年の初めにめでたく更新された模様。
ヒロインによる主人公争奪戦とそれに全く気づかない鈍感主人公というお約束で始まる。

今回、新キャラが二人登場。
某三つ編みの死神的ポジションの兄ちゃんと非戦闘員の少女。二人ともライバル側と行動を共に。
作者が描いたヒロイン三人と違いこの少女は他の人が描いたようだがパッと見て顔グラのクオリティが名無し少女>ヒロインというのは・・・もしレギュラー化するなら少女の顔グラも自作した方が良かったかも。

最後は次回への引き。ツンデレの女の子らしさ特訓とは如何なるものなのか?
次回更新が今回ほどかからないと嬉しいですが・・・。

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最終更新:2009年02月14日 00:36