【Vanaheim】
 結論から言うと面白かった。荒廃系の世界観なんだが北斗の拳のような世紀末世界ではなく、化け物はいるけど
それなりに余裕のある世界観。軽めに話が進むので絶望系世紀末が好きな人にはお勧めはしない。

第一話
 八年の時を経て立ち上がった戦士、闘蘭と主人公?の梓が出会うお話。
 箱庭で育った少女は戦うため村を旅立っていくのだった。村人の正体やら謎を残す終わり方ですた。
 戦闘は……気を抜くとやられる難易度。これは搭乗機の性能が装甲1000運動性85というスーパー系とも
言えないしリアル系とも言えない、さりとてグレー系というにも何か物足りないような……という感じのステータスだから。
攻撃力は一応トップだが色々物足りない機体です、はい。

第二話
 狙撃手と少年強化兵の話。再起を誓った狙撃手ヴォルフは12あるシュナイダーと呼ばれる機体を集めている。
そのために旧ドイツへと向かう闘蘭と共に進んでいく、という話。
 侵入阻止のマップなのに味方を優先的に狙ってくるという微妙な仕様。

第三話
 スーパーロボ乗りの漁師が仲間になる話。銛一本で怪物に挑んで行く彼に敬礼。ドクターの電波具合が
足りない気がするのは気のせいだろうか。毒が足りない気がするのがちょっと不満かな、と。
 戦闘は基地を陣取ってやればなんとかなる。それでもヴォルフの回避が低くて、集中かけても
命中率60%程度だからよく落ちるけどw
ボスはHPが低くなると撤退。ただしスーパーロボット澪牙のパイロットがレベル6で
熱血を覚えるので上手くやれば落せるかも。
 自らの不調も省みず戦う闘蘭。良い話だと思いつつ死亡フラグが断ったと思ってしまう俺は相当汚れている。

第四話
 チンピラと電波の話。ごめん、メッセとか言動とかどう見てもチンピラです。梓といい新登場のキャラといい
なんでこう、妄想癖のあるキャラが女には多いのか。しかし一応キーパーソンっぽいかも?
 新興宗教カムイ教とかヴァイゼル粒子とか新要素盛りだくさん。そして戦闘後のエピローグは……ありがちながら
クルかも。カムイ教徒の異常性を表すという意味では大成功かも。
 話は良いけどキャラがどうにも好きになれないなぁ

第五話
 合体ヒーローVS合体怪獣。二大合体の頂上決戦、な話。新規参戦キャラが常識的なのは物凄く安心。チンピラに絡まれた
ヒロインを助けてそれがきっかけで、という分かりやすいフラグもすごい好き。
 合体怪獣はイベントほどのインパクトはなかったなー。こっちを一撃で倒すほどの破壊力もなし、あんまり強すぎても困るけど。

 とりあえず更新分はここまで。戦闘もヌルイわけでは無いがそこまで難しいほどでは無い良心的な難易度。キャラに関しては
少々薄味な気がしないでもない。もっとぶっ飛んだ博士を期待していたんだが。
派手な戦闘アニメはないけど特定キャラにはカットインが入っているので頑張っているのを実感できる。
最初に言ったが結構な良作。

 ただ話が話なので『ありがち』という印象は拭えない。今のところ、特に奇てらったような展開もないし。
とはいえ欝展開はそれほど好きじゃないのでこれくらいのほうが個人的には安心ですが。

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最終更新:2008年05月05日 20:42