【修羅】2007/06/15公開分(~3話)

プレイ日:2008/01/02


翔氏製作の版権巨大作品。スーパー系中心とのこと。オリ主人公もそっち寄り。

プレイ前、サイトの更新&掲示板が放置されてるのが気になったのでブログなどを覗いてみる。
…どうやら作者は演劇方面で頑張ってる人で、リリース直後からずっとパソコン使えてないという状況らしい。売れない役者は大変だ、頑張れ。

パソコンが使えない=修正できないのだから、ミスや誤字は仕方が無いとして基本的にレビュー考慮外にした。


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~3話の味方は、スーパー的に大雑把な(褒めてる)オリ主人公に加えて+マジンガー軍団5体&ゲッターGという見慣れた面子。
リアル系はスポット的に、原作ではソロモンにて地味に散った誰かさんとかアメリアーッさんとかお前は俺の――さんとかエマさんとか出てきたぐらい。

対する敵は主に戦闘獣と機会獣と埴輪に恐竜。+1年戦争ジオンMS少々。
一部の強戦闘獣にちょこっと人格付けされてるのがちょっと新鮮だった。
(グレマジ原作未見なのだが、これは原作再現だったりするのか?)


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戦闘に関しては今のところかなり温め。
なにせ、気力さえ上がっていればボス(ミケロス等)の攻撃だってダメージ3桁以下なんだから。さすが序盤スーパー系。辛いのはボスボロットぐらいかw
そのため、面白さはあまり無い。注意するべき所としては、乱数保存だってことぐらい。

使用データは詳しく見てないが、地獄城版をそのまま使用っぽい。作者の戦闘部分へのこだわり具合として解釈する。


まだ序盤なのでストーリーらしいストーリーは無いのでスルー。


セリフ回しは微妙。細かい所を気にせず、大体の話を理解するぐらいに留めておくべきか。
特にガンダム系ネームドのセリフ全般に微妙な違和感がつきまとう。スーパー系メインで正解だったと思うようん。

…というか、連邦の量産機がジェガンなのに、エマさんたちが乗ってくるのは黒Mk2、ジオン残党はあくまでもザク2である時点で作者のUCに対するこだわりのなさが良く分かる。
いや、確かに数段階改造すればSRCデータ的には肩が並ぶけど…ね。


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ミスやバグを除いても、全体的に粗が目立つ。
敗北条件を研究所への敵侵入にしてるのに敵の思考モードが通常のままだからあんま怖くないとか、破壊キャンセルを使ってないとか。
あとは、顔も立場も性格も性別すら不明な段階で「主人公の名前を付けてください」と聞かれてもぶっちゃけ困るぜ?

シナリオ作りに慣れてないことに加えて、おそらく他シナリオのプレイ量が少ないんじゃないかな。


大きなミスこそ見られないものの、突き抜けた特別な何かも感じられない、というのが主な印象。

やる気はあるかもしれないが、こだわりは感じられない。作者自身、あまり高い目標は掲げていないのだろう。


俺自身が、どちらかというと趣向がリアル系寄りで、マジンガーもゲッターも飽き気味であることを差し引いても、
このままの調子で行くのであれば、完結しても「完結した凡作」止まりになりそう。
良作を目指すのであれば、話こそ序盤も序盤だが、そろそろプレイヤーをひきつける魅力を示しておきたい所。

言い換えれば、プレイした人に、積極的に他人に勧めたいと思わせるシナリオを目指すには色々と足りない。
適当にそれっぽく遊べるSRCシナリオを目指すのであれば、現状で構わないのかもしれないけども




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なお、タイトルについては添付テキストによると、
実はSRWC3のフォルカを主役としたシナリオの予定でした。
第1話なんかは主人公が違うだけで、ほぼフォルカのまま作成していたのですが
フォルカと修羅の連中を扱いきる自身がなかったので今の形となっていたりします。
とのこと。
ならそのうちタイトルも変えようよ。今のところ修羅っぽさ無いし

これもあまり印象は良くない。上に書いた「粗」(むしろ「こだわりのなさ」か?)の一つ。
主人公やタイトルって作品の看板だから、もっと大事に扱うべきだと俺は思うんだ。




最後に、
作者のシナリオ作成環境の復活を祈る
テレビもパソコンも使えない環境なんて俺にはとても耐えられそうにない…

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最終更新:2008年01月17日 22:35