●19『暴走のモーブ』帯分数（違）
教室、テストの点で凹むえみり。正確にはママンの怒りを恐れるえみり。あるある。
きりえ・りりさは高得点組。さつきはえみり以下、きりえ曰く「いろいろ最低」らしい。
意外なキャラ立てであった。
そんな話をしている内にチャイムが鳴り、各々の席に戻るのだが。
きりえの机には一通の手紙が、いつの間にかあった。差出人はタケシ。
前回、結構な引きだったんです。全力で死亡フラグ臭さを振りまいていたタケシ。
顔をあわせた第一声が詫びの言葉だったりします。
が。
正義とかまどろっこしいんで世界ごとブチ壊すと宣言した彼は九人に分身。
全員が同じ能力、という事が無かったので安心しつつも、少々ややこしいさを感じる。
全員がクリスタライズ＆サイラーニング無効。何、それー。
２ターン目で色々と仕込んでいると、３ターン目。そのもくろみが完全に潰えた。
だって、りりさの目の前で十字型に密集しやがるんですよ？
榴弾砲（Ｍ投L1）を撃ち込めと言わんばかりじゃないですか。
熱血をかけたが一体も落ちず、さらに一部はバリアに弾かれた。
複数を一気に削れたのだから問題なし！ だといいなぁ。
本体のみ待機して一斉に動き始めるが、一気に潰していく。
武装追加の事を考えずに動けるのと、敵の攻撃力をなめていられないのが原因でさくさく進む。
どこまでもＨＰを増やしてもらえないタケシ本体は、ターンが回って来ないまま撃沈。
酷いよさつき。
それはさておき、最後の最後まで嘯き続けるタケシであった。
キャラとしての扱いと、ゲーム上での扱いが真っ二つな男である。
ラーニング：ジャンプボム（タケシの必殺技。弾数制限ありだが使い勝手の良い貫属性）
●20『鉄壁のショッキングピンク』アスパラガス
タケシの情報提供によって教授の居場所は（おおむね）判ったため、『説得』に向かう事に。
それはさておき、連休中の江里家。朝食中、毎度毎度の親子の会話。若ェ夫婦だなオイ。
道中。山を四つほど越える羽目になった一行は疲労を訴えていた。
もとい、えみりだけお疲れのご様子だった。猫も背負ってるしな。
一方。新兵器の開発にいそしむマコト。力久・脅威のメカニズムである。
あいかわらずドジッ子ではあるが。
戦闘はザコのみなので、つつがなく終了。
広範囲ＺＯＣで守られた長射程とか、面白い配置はあったが砲戦で片が付く
入り口は力技で穴を開け、アジト内へと突入。
取得オーブ：耐性=火 ＺＯＣ（範囲２） ハンマー投げ（２Ｐ）
●21『激動のスチールグレイ』（チョコレート）
教授のアジト内。腹が減ったの何のと言い合いながら進む四人組。緊張感のなさは相変わらず。
床が開いてあらわれるマコト。間違いなく教授の趣味だ。
17話よりははるかに広い部屋での待ち伏せ。
「鉄壁の守りと、重厚な砲撃陣、これを越えてこちらに来ることはできんッ！」
マコトの豪語の通り、長距離ロボをＺＯＣ持ちとバリア持ちで庇う陣形。
じゃあ向こうから来てもらおう。
一部をきりえで引き寄せてみたり、格闘タイプのは来るまで待ってみたり。
さらに狙撃で少しずつ切り崩し、マコトは新必殺技を一度だけ放つもそこでターン終了。
サイキッカーの皆さんにデータを奪われる教授。
帰って来るなりその追撃を命じられるマコト。
そこへ踏み込む四人組。いい具合にヌケているのが素敵です、教授。
世界征服の野望が潰えた教授は自爆装置を「ぽちっとな」。
死ぬとなったら娘に謝ってみたり、定番街道まっしぐらで素敵です、教授。
これで教授の手勢は壊滅、残っていた戦闘ロボも勇者パーティの手勢に。
いわば分裂抗争編終了、みたいな。
すんでの所で転移するえみり。四畳半へ到着。
教授も一緒なんだけど、マコトからしてみれば生きてるとは思えないわけで。
こういう具合に行き違って、対立が深まってしまうのですね。現実って酷いなー。
教授は只見さんが先手打ってたお陰で、元の職場に復帰しました。なんてこったい。
取得オーブ：必殺飛び道具
●22『進撃のホリゾンブルー』
戦力補充のために次々と鬼を呼び出すサーラ。
この現場がさつきの言っていた『奈落の穴』であるようだ。
大物を召喚するために『穴』を広げた結果、さつきに察知されてしまう。
場面転換、大学病院。アイテムショップ兼ラボ。
『穴』を塞ぎに行こうと呼ばれるりりさ。そこへ転移装置を渡してくれる教授。
親らしい事をするじゃないか。ちょっと驚き。その分、只見氏が壊れ気味だが。
# 転移装置のお陰でアイテムショップへの往復も楽々だ。
山中で混成部隊と遭遇。鬼・ロボ・サイキッカー・光霊と大盤振る舞いである。
マップ右、飛行型の鬼三体が非常に怖い。+65%の即属性、射程1-4。（以下、即鬼）
脇に引属性持ちのサイキッカーが控え、その射程圏内に入ると三連発を食らう羽目に。
左側から進行するにも、中央に鎮座するＺＯＣ持ちロボが邪魔。
それを片付けてから、と思っているとサイキッカーに引っ張られて即三連発となる。
この罠にりりさがはまり、戦線が決壊。次いでえみりも倒れる。リセット。
それでも左は手薄であるので、そちらから攻める。
えみり・きりえで突破口を開き、さつきがＳＰで強引に突破。その後を追うりりさ。
マップ左上を制圧し、次は鉄壁をかけたりりさが中央上の槍鬼を引き付ける。
槍を一体倒して道を開け、右上の光霊をクリスタライズ。
光霊を削るために動いたさつきに、右の槌鬼が反応。
同時に中央の石属性サイキッカーもＥＮ切れ。
熱血・閃きをかけたえみりが引属性サイキッカーを反撃で撃沈。
それによって出来た移動の余地を通り、中央付近に再布陣。
えみり・きりえで即属性を平らげ（バリア等で防げるから）、
残りはさつき・りりさで（事故が怖いから。あと、毒持ちはりりさには怖くない）。
即鬼最後の一体をクリスタライズして終了。
この激戦を評して、きりえ曰く「何か、手ごたえないなー」
いえ、おなか一杯です。ボスなしでこんなに苦戦するとは思わなかった。
しかもこれ以上の本隊が控えてるって？ 勘弁してくれ、俺じゃ胃を壊す。
取得オーブ：吸奪属性２Ｐ 即死属性
新規パーツ：ハンマー（２Ｐ） ビーム砲
●23『封印のセルリアンブルー』
『奈落の穴』でなおも召喚を続けるサーラ。
そこへ現れるルカだが、様子がおかしい。新しいアジトまで既に用意してしまっているとか。
「造作も無い」なんて小物じみた台詞まで吐く始末。あーあ。
足止めのために居残るサイキッカーに「さつきを狙え」とアドバイスするサーラ。
それに素直に従い、スタートイベントでさつきを対岸に引っ張ってくれやがった。
マップ上方にさつき、残りが下端と完全に分断される。
敵が一斉に動いたお陰で、さつきは完全に囲まれ、りりさは即鬼に睨まれる形に。
りりさがＭＡＰＷで即鬼を落とす（ついでに槍鬼を削る）。
さつき、「殲滅」を初使用。Ｇジェネ的ボーナスステップを得られるＳＰだ。
敵フェイズで削っておいた鬼の一体を倒し、次いで（りりさが削った）槍鬼を撃墜。
合流に成功。ついでに３体ほど落として動く余地を作る。
貫属性の槍を持った鬼と縛って引き寄せて斬る鬼が新登場。しかもＨＰ五桁で二体ずつ。
後者は引縛属性武器の威力が低く、きりえのバリアを抜けないのでまだ良しとしても、
前者の槍はりりさですら耐えかねるダメージを与えてくるので厄介極まる。
きりえで眠らせ、えみりの即死魔法がヒット。縛る奴一体撃沈。
集中のかかったさつきが一方的に殴る。貫槍撃沈。
りりさは根性で耐える。
真っ向からの叩き合いで、何とか終了。
肝は冷えたが、前話の嫌らしい配置ほど苦戦はしなかった。単に強い方が楽って何なのさ。
無事『奈落の穴』は封印され、重石に使われていた霊刀もゲット。
戦いづめでお疲れの一行は、とりあえず下山する。
一方、ルカとサーラは新たなアジトに到着するが……！
取得オーブ：貫属性２Ｐ ＣＴ+20%
霊刀ゲット：Ｊ属性・２Ｐ必殺技・命中時気力上昇
●24『決戦のスノーホワイト』
街の上空に浮かぶ『岩の塊』、勇者ルカの新アジトにして世界制覇の拠点である城。
それを知った四人組はおおわらわで向かうのだが……
二人乗りのヘリに四人と一匹詰め込んで、りりさが操縦するので三人すし詰め。大変だ。
Ｑ．ヘリはどこから調達したのですか？
Ａ．さつきの家にありました
Ｑ．何故さつきの家にヘリがあるのですか？
Ａ．大物の鬼にはヘルファイアミサイルを叩き込みます
（ д ） ﾟ ﾟ
飛び出した目玉を拾っている間にヘリが落とされました。下手人はマコト。
何とか城に着地した四人は彼女の説得を試みるが、
完全に誤解してしまっているマコトは話を聞いてくれない。
顔を出したサーラによる増援の光霊と共に戦闘突入。
光霊は二種類。1000点の固属性と、ゾ害属性持ち。りりさには辛い敵だ。
一斉に動くお陰でやりづらい事この上ない。
分断しようにも一斉に動かれてはどうにもならないし。
４ターン目プレイヤーフェイズ開始時。マップ右下で、みっしりと詰まってしまった。
スクリーンショットかアスキーアートで見せたいくらいだ。
仕方ないのでＭＡＰ兵器を乱射、さらにさつきが殲滅かけて大暴れ。
５ターン目ＰＰ終了時には光霊各１とマコトだけに。
そのマコトも、絶妙なタイミングでＥＮを使い果たし行動不能。
全員で一回ずつ攻撃したら落ちてしまいましたとさ。あっけない。
この期に及んでうだうだ言うマコトを転送装置で教授のラボへ強制送致。
りりさとマコトの会話の間に回りこみ、後ろから蹴りを入れるえみり、外道。
転んだところを転送され、親子再会。
教授は意外な（でも、そう意外でもない？）発言でマコトを諭すのでありました。
取得オーブ：1000点の固属性 ゾ害属性２Ｐ
●25『侍衛のライラックヘイズィ』
いきなり複雑なマップ。城の内部は迷宮になっているのか。
きりえならずとも「何だこれー」であるが、えみりはその構造を記憶しているらしい。
すなわち、ここは魔王の城だったのだ！
もうね、あの『声』の正体も判ろうというものですよ。ええ。
隠し通路を抜けて玉座の間へと向かう四人組だったが、
「必ず通らざるをえない」広間でサーラが待ち構えていた！
味方は右下、上方やや右にＺＯＣで庇われた砲撃ロボ。
左手に鬼、中央にサイキッカー。左上にサーラと光霊（新規）。
ほぼ、純粋なパワーで仕掛ける布陣になっている。
敵フェイズ、ほとんどの敵が行動。
手数が追いつかないため、またもＭＡＰ兵器連打コースになる。
ＳＰが心もとなくなったが、大物鬼*2が残っている状態でサーラ射程内になる。ピンチ。
などと思っていたら、サーラは攻撃反射以外怖くなかった。
りりさに20点しか通らないんじゃ、時間稼ぎも容易というもの。
一斉に殴り、撃沈。
さっさと逃げようとしたサーラはとっ捕まり、四人組に同行させられる。
だが、妙に義理堅いサイキッカーによって救出され、四人は伏兵で取り囲まれる。
釣り野伏だ！
卑怯の何のという会話に割り込む声、そしてビーム。人、それを増援と言う！
現れたマコトが突破口を開き、四人組はルカの元へ。
勘違いするなとか何とか、様式美丸出しのマコト。さすが教授の娘。
マコトvsサーラ、戦闘開始！ と思ったら件のサイキッカーがアポートで邪魔に入る。
さらにさらに四人組の前に転移、足止めロボまで召喚。
結構な長期間に渡り、八面六臂の大活躍。名前も顔も無いキャラだが、輝いてる奴だ。
それにひきかえ、こちらは八方ふさがり。足を止めざるを得ないかと思いきや。
全方位レーザーがサイキッカーの一体をしとめた。タケシまで乱入だ！
ここに来て揃い踏み、というかお前無事だったんだな。研究員のおねーさんのお陰か。
心身ともに問題なくなったようで、良かった良かった。
今度こそ、マコト＆タケシがサーラを止めている間に。勇者ルカとの決戦へと向かう！
熱いねー。
取得オーブ：全武器+100
●26『勇者のエメラルドグリーン』
六畳間でルカに呼びかけ、気力の尽き果てた彼を乗っ取った声。
その正体はやはり、先代の魔王であった！
なんだってー、とは言えないわな。これだけ匂わせて来たんだから。
納得の行く筋立てと演出であるから、全く文句は無いが。
ずっと魔王の手の内だったという事実に忸怩たるものがないでもない。
かなり凄まじいやり取りの後、戦闘へ。
魔王、決闘空間を形成。また宇宙マップか！ しかも魔王だけ気力ＵＰか！
さらにはザコなしか！ やっとれんわ！
さつきとりりさで大技を誘い、ＥＮ切れを狙う。しかる後にきりえが劣属性を打ち込む。
自然回復する分のＥＮはえみりが奪属性で削る。割と完封。
そしてお約束、第二形態へ。
魔王曰く「おぞましい姿」だが……四人組の感想は酷いものであった。手加減しろお前ら。
さらに、もう一形態あるとえみりにバラされ動揺する魔王。
あんまりだ。あのサイキッカーに土下座して謝れ。
緑色の塊にしか見えない魔王の周りを、蟻型のザコ*8が取り囲んでいる。アブラムシ？
蟻は射程2-5の不止属性武装を持ち、援護防御。ＨＰは500だが装甲が3000とふざけた数字。
魔王は2-4の劣毒止と1接、さらにＭＡＰ回復を持つ。
固属性取ってないと詰みですか？ この期に及んでオーブを取れるというのも面白い。
敵フェイズ、いきなりえみりに迫る魔王。せっかちというか何というか。
それに「ついて回るだけ」の蟻も何だか可笑しい。武器に先反属性しかないからだが。
えみりに回避系オーブをつけまくり、さらに固属性で蟻を一匹ずつ潰す。
その間にさつきは適当な蟻を殴り気力を上げ、きりえも魔王に劣属性を打ち込む。
９ターンかけて蟻を全滅させ、魔王に挑まんとしたのだが。
ダメージが出ない。耐性=武突実が辛い。宇宙Ｂも辛い。
そこへ救世主・スペースオーブ（蟻から作成：4マス以内の味方に宇宙適応付加）が！
ダメージの桁が変わったよオイ。一気に第二形態終了。
第三形態。マップの色も変わって盛り上が……らんな。
過去に一度負けてるだけに、定番の脅し文句も全然しまらないし。
扱いに反してユニットのスペックは本物。あの世でタケシに詫び続けろ。
引っ張って爆撃する技とか、吹き飛ばしてからさらに転移させる技とか
ひたすら斬り続ける技とか。もう大盤振る舞い。
りりさ・さつきを隣接させ、その後ろにきりえ・えみり。
後衛は魔王に隣接された時点で死亡が確定するので位置取りに苦心。
思いっきりぶん殴ったら落ちた。と思いきや。
魔王はまだ形態を「こんなこともあろうかと」隠し持っていたのだ！
第四形態。三体に分裂した魔王。各々弱点あり。
中央には3000連というシンプルな武装の、雷に弱い人型。
左にＭ直持ちの火属性、右に引属性持ちの冷属性。引っ張って撃つ体勢か。
左の火にりりさの脱力（Ｍ直に気力制限あり）、中央をきりえが眠らせる。
２～３ターン稼げるだけでも楽になるね、と思いつつ弱点属性で殴り、撃破。
さらにさらに、まーだ変身する魔王。最後っぽく、逆にシンプルになってみました。
シンプルに強い魔王最終形態。何せ二回行動。
Ｄ属性と吹属性のＭＡＰ兵器二種を持ち、遠距離ならば先属性で近距離では再L16で反撃。
おまけにＨＰは?????と来たもんだ。
Ｄ属性は食らうのを覚悟して突っ込み、きりえの盲属性で被弾率を下げる。
りりさはＳＰ切れまで真っ向からの殴り合いを展開し、その後吹き飛ばされ退場。
さつきは刀を持ち替え斬りまくるもＥＮ切れ。
そこへ満を持してのえみりの最大火力で〆。全員力尽きる寸前の勝利であった。
あ、レオナールのＳＰ使ってないや。
最後の最後の最後まで情けない魔王。えみりには手の内が割れているので、完全に詰み。
ルカがようやくヒーローらしく決めて、完全決着。
翌日。四人組はきっちり無事だったのでありました。脱出手段も複数あるしね。
さつき曰く後始末も済んだそうで、安心して買い食いに出かける一行。
生き残った面々は平穏を取り戻したとさ、どっとはらい。
エピローグで、日常に戻っていく様を描きながらリザルト発表。
- さつきの刀を一振り回収し損ねた模様、ってどこで手に入るんじゃー。
- りりさのパーツは問題なく入手。只見氏も「コレで最後」と宣言してたしね。
- きりえの回収率、100%。後半、彼女の絡め手に頼り通しだったな。
- えみりの回収率、92%。どれを取り逃したか覚えて無いぞ。
ごちそうさまでした。
最終更新：2007年12月12日 22:19
