-THE RIDER HEAVEN-

なんかいっぱいライダーがいてみんな敵同士だぜーでも一部にはいい奴もいるぜーな龍騎以降二次創作でちょっと流行った設定なシナリオ。
わかりにくい別名付けまくりの特殊能力とかいきなりアレされかかるヒロインとか、いい感じにそういう系。
実はこういうのも生暖かい目で行く末を見守るって意味じゃ嫌いじゃないんだぜ!

第1話「変身」
なんかブータニアス(アルファシステム)みたいな無駄に渋い喋る猫がいるんですが。
主人公はハバネロが好きらしい、お腹壊すぞ。
怪人に襲われそうになってたヒロインを助けるために変身ってかっこ悪っ! これじゃライダーじゃなくて戦闘員その1だよ主人公!
そんな戦闘員その1君だけど、吹L2属性の武器で反撃を封じられるし高威力の無消費武器があるので戦闘は楽。
甲斐性なしさを博士と猫にいぢられておしまい。

第2話「日常」
マッドサイエンティストな人登場。正直この人の変身した姿の方が百倍主役っぽい。
怪人と治安維持部隊の戦いに巻き込まれる主人公の友人達。怪人に襲われ、治安維持部隊には容赦なく発砲され……っておい! 守らないならまだしも積極的に民間人に攻撃するなよ治安維持部隊! 「やり方が過激で問題になってる」らしいけどそんなレベルじゃねー。
猫は二本足で立って戦えるらしい。更にブータニアス度が上がった。もしくはマスター・シャーフー。
チキンな俺は漁夫の利作戦でいこうかと思ったけど、悠長に構えてると友人が死ぬ(主に治安維持軍に蜂の巣にされて)ので両軍の間に飛び込んで無双モードに。主人公の吹属性武器と猫の引属性武器を活用してなんとかクリア。NPC保護系の戦闘は苦手です。
友人の一言、「もうワケワカメです」に同感。死語だけど。

第3話「強欲」
もう一人のライダー登場、そして主人公怒りのスーパーモードに、な話。強欲ライダーも主人公よりは見栄えいいな、なんだこの主人公。
とりあえず主人公が覚醒した!ってタイミングで「COUTION」は勘弁してくれ。英語使うなら辞書くらい引け、引かないなら日本語で書け。
戦闘はボスライダーが防御回避してくるので鬱陶しいことこの上ない以外は特になし。せっかくだし追加された必殺技でとどめ。

第4話「迷心」
しっとライダーツンデレ妹と、怠惰ライダーシスコン兄貴登場。
シリアスなシーンで「気力が30くらい」「それは通常攻撃も満足にできない」はやめい、不意討ちで笑っちゃったけど。
ヤンデレっぽい少年まで出てきたところで次回へ続く。

第5話「血縁」
いきなり「全てを覆い尽くす白夜」で吹いた。なにこの光速の異名を持ち重力を自在に操る高貴なる女性騎士。ゲストキャラとはいえ射程12M全とかあまりにもアレで、どうしたものか。
うるわしき姉弟愛を見せ付けられて「嫉妬心 俺の心に 嫉妬心」状態になったしっとライダーをなんとか助けてめでたしめでたし。

まとめ:
特殊能力とか武器とかキャラの言動とか、実にラノベ的。特撮らしさはほぼ皆無。
客観的に見た出来は、推敲してるのか?ってくらいやたら多い誤字と全編漂うアレな感じに耐えられるなら、やってみてもいいんじゃね?程度。RIDERとかいって全然ライダーしてないんで、特撮ファンにはお勧めできない。

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最終更新:2007年11月23日 11:37