661 :名無しさん(ザコ):2006/05/10(水) 17:15:22 ID:gAztfYak0
ttp://www.gsc.jpn.org/c-board.cgi?cmd=one;no=2515;id=
ダークフォースレジェンド。
個人的にはシステム周りを差し引いても
まぁまぁの内容だったと思う。

「プレイする前に」
容量7MBということでもしやと思ったが、やはりthumbs.db混入。
合わせて1Mくらいはあった。残りはMP3が2つ入っていた。
版権曲ではなかった。まずは一安心。
だがしかし、容量がでかいファイルが入っているのであれば、DLページに
「MP3有りマス」位の記述は欲しいかもしれない。

どうでもいいが、Readmeにファイル名を併記するのなら拡張子もちゃんとつけたほうが
いいんじゃなかろうか。


「オープニング」

不必要な三点リーダのある文章が微妙に引っかかる。
小さな島に小さな町があるらしいんだが、どうみても小さな島にでかい家がある。
マップの構造はもう少し考えて欲しかったなー。

音楽はほのぼのしてていい。癒されるなー。
しかしHideで進められるのは久しぶりだ。なんか落ち着かない。

で、パンをまともに作れないパン屋がコントを繰り広げた後、
野生のモンスターらしきものが出た。普通は避難するもんだろうと思うんだが、
村人は普通に追い払えるらしい。なんか調子が狂う。
しかし親父さん、「ほれっ、木剣だっ!」って、せめてナイフを渡してやれよ。

「このステージにはボーナス条件があります」の文だけのために
いちいちHide→Showはちょっとうっとうしい。

等身大オリシナリオで各キャラにBGMがあるのは新鮮。
気力の増減もオリジナルパターンらしい。減る条件は気属性なので分かるが、
増える条件がシナリオ内で明示されていない。
どうやら回避時気力増加などの特殊能力が非表示でついているらしい。
どうでもいいが、シナリオ内でキャラが気力とか言うのはどうなんだろう。

ノートン先生(いや、先生じゃないんだが)は主人公より遥かに弱いらしいが、
その割に潜在力開放持ってたり(主人公も持っている)、無消費火力は同じだったり。
あまりというか、シナリオの描写ほどは差を感じない。

ボスが底力持ちで追い詰めると微妙に強い。
でも主人公が強いので気にならない。
というか66%3回連続外すノートン先生モエス

ラストに何だかよくわからない奴が意味深なことを口走ったりして終了。
オープニングなんだが途中から1話だったらしい。


「第2話」
妹親衛隊とかのお約束のネタをかましたりしつつ、ストーリーに進展。
1話の怪物がボコボコにされているのを見て、木剣持って突っ走るパン屋。
今回は戦力差が半端じゃないというか、勝つの無理だろこれみたいな相手。
勝たなくてもいいのだが、勝たないとボーナスがもらえないらしい。
というわけで、底力などをフル活用しつつ頑張ってみるも、
3回挑戦して3回失敗したのであきらめた。気力をどう増やすかが勝負っぽい。
村人の大群を見て逃げる当たり、実はそんなに大した奴じゃないのかも。



「総評」
ストーリーはありがちだが、悪くない。
2話にしてはちょっと登場キャラが多い……気もしなくもない。
システム面で気になる部分が多かったので、つい1話からいろいろ書いてしまったが、
センスのいい音響や、基本的ながらよくできた演出など、
見るべきものは多いと思う。
すでに完結したもののリファイン版なので、あとはテンポよく更新されれば
そこそこのシナリオになるんじゃなかろうか。



【ダークフォースレジェンド】リファイン版
等身大オリ。最新話までプレイ。人形劇はそれなりにやれている印象。
が、ステージクリア時、行動終了状態のキャラが灰色のまま動き回るのは意外と萎える。

全体的に台詞や設定になんとなくチープな感じを受けるが、即投げるほどではない。
ただ、「主人公やその友人は一般人なので敵を殺す覚悟が出来てないので動けなくするだけ、
でもとどめは仲間の戦士が刺す」っていうのはいろいろどうよ、って思った。
まあ、序盤に忘れられたような設定だったが。

ストーリーは、雰囲気が先行してて物語に最低限必要なリアルが足りない。
ご都合主義というか、深く考えたら負けというか。
一応伏線らしきものはあるんだが…。バトルシーンがそれなりに見られるのが救い。

戦闘は、毎ターン自動で気力がガンガン上がるが、必殺技を使うとガクンと下がるというもの。
ザコ相手に必殺技を連発してると、いつまでも気力が105あたりをウロウロする羽目になるので注意。
最初は通常技のみでザコの数を減らして気力を溜めていき、
ボスには能力値上昇&自動SP発動コマンドのアルティメットモードを発動させて攻めれば楽。

ユニットランクも出撃選択もないので調整がしやすいらしく、難度は慣れれば丁度いい~ヌルイくらい。
難点としてはボーナスも大して難しくないので便利すぎるアイテムまでが苦労もなく転がり込んでくるので有り難味がねえ。
移動力+4のアイテムとかはどう見てもオーバースペック。あえてよく言えばストレスフリーだが。

ただ、あるボスが「毎ターン気合必中激闘狙撃覚醒を自動発動」とか空気の読めないことしてくる変なメリハリがきいてる罠。
グレファルうざいよグレファル。

キャラクター、主人公チームは可もなく不可もなくなところ。日常会話はやや寒く。戦闘時はなかなか熱く。
全体的に燃えキャラが割と上手いと感じた。
特にロシュ総括副隊長とDDのギガ=レッスウェルは「漢」なパワーがあっていい。敵だけど。援護の鬼だけど。
あとはノーズ=ハッナー(趣味、鼻の手入れ)。
ただし、覚えきれない・使い捨て・FEシリーズ1面のボス並の知性、の中ボスどもが多すぎる。
はっきり言って容量の無駄。

個人的な見所はヒロイン(多分)を終盤までひたすらに「クレイジー女」呼ばわりし続ける主人公。どんなツンデレだ。
まあファーストコンタクトが動物虐待の場面を目撃するとこで、しかもその場で殺されかけ、あとは会う度に
「チマツリニアゲテクレルッ!」とか
「さぁ死ねっ!今死ねっ!すぐに死ねっ!シネェェェェェッ!!」とか
叫ばれつつ襲いかかられたら、別にDQNでなくともそうはなる。
しかし、そんな感じのクレイジー女が後半に行くにつれていろいろと変化していくわけで。
その過程が、心情の変化やら動機付けやらが思ったより練られていて(ぶっちゃけ本筋より)面白い。

気になったこと
強化コマンドのアルティメットモードを発動すると変身扱いでユニットが変わるんだが、
そのせいで一部戦闘会話が発生しなかった。対応してるステージもあるけど、してないのもあった。
具体的には14話。実はボーナス取得に関わってくるので落とし穴だった。

あと、少しヤボだが「14歳の一般人の少女(味方)の装甲=戦闘装備の弓兵(ザコ)の装甲」っていうのはどうなんだろうね。

結論としては「楽しめる要素は結構あるが、地雷判定されることもありうる」といったところ。
過度な期待を持たずにやれば得した気分になるかもしれない。
リファイン前のは未プレイ。
でもこれをプレイした感触で言うなら、期待薄。作者の人も不満があったからリトライしたんだろうし。

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最終更新:2008年03月19日 17:36