2006/06/14(水) 18:19:14 ID:NU7Ld+bk0
いつかゾンビ屋れい子と覚悟のススメを軸にしたシナリオ書いてみたいな。
っというわけでレビューす。

『ZombieCrisis』
1話まで公開の時点で一括9MBと我が目を疑うデータ量。
明けてみたらMIDIフォルダが6ファイルで7MB(w
ご時世ってやつですかねぇ・・・。

  • 概容
システム重視で雰囲気重視。
ある程度実在銃火器の知識を持っていないと戦闘がイメージしづらいかな?
会話シーン等は説明的でキャラクターの体温が余り感じられず。


  • システム
戦闘は総じてMAP兵器主体。
SPはオリジナル。所持SPは全員共通で、消費量で特徴付けされている。

HPで3つのオリジナルシステムが掲げられているが、ユニークなのはAPシステム。
あらゆる行動がENを消費し、ENが続くかぎり連続して行動できる。
説明見てると面倒に思えたが、動かしてみると非常にシンプル。


  • ストーリー

「プロローグ」
前提抜きで理解しづらいキャラクター会話の後、
かなり読む気しない小さくてたくさんな文字の背景説明がじわっと流れる。
2回じっくり見てようやく全容把握。
背景説明とキャラクター会話ザッピングさせるとかすればもうちょっとわかりやすいのに。

「Chapter1」
シンプルな脱出ステージ。
他の特殊システム持ちシナリオの例に違わずチュートリアル含みな為、冗長且つ内容薄。
BGMや背景等、素材的な演出は頑張っている。ホラーな雰囲気は十分。


  • 戦闘デザイン等
ゲームシステムの根幹をいじってしまった為、バランス取りが難しいようで。
SPインビジブルか宝箱から入手できるコンカッションボムを使うと
単体攻撃連射でごっついボスモンスターが無抵抗で倒れてしまうのは拍子抜け。

ザコとの戦闘も、味方キャラクターの運動性が高すぎて反撃選択を全回避する事で簡単に有利な状況が作れてしまう。

マップデザインやオブジェクト配置には結構気を使っていると感じた。


  • 総括
現時点ではストーリー重視な人にはオススメできない。
システム面で頑張っているので、ホラーな雰囲気さえしっかりキープできていればそれだけで及第点なシナリオになると思う。
複雑そうなシステム等、ぱっと見の敷居の高さはフェイク。
未プレイな人は軽い気持ちで一度やってみるといいと思う。

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最終更新:2007年08月31日 20:48