2006/06/12(月) 18:53:32 ID:DQz1QnQY0

-Crisis Another Story- 鳥達の軌跡 Recover

○Page1
<シナリオ>
士官学校生の主人公達が、突如現れた謎の化け物と戦うことになる
という、一種の王道な話。

<戦闘>
戦闘は味方側の負ける要素が無く、作業間が漂う。
その上、敵が全員融合(6%)&射程5縛武装持ちであったり
妙に分散して配置されていたりで少々面倒。

#『士官学校で就職相談』『携帯電話逆探知で位置特定』
#『科学者志望の主人公がロボを楽々操縦』『キャラが楽屋裏的会話』
#『ロボット3体を一人で持ってくる仲間』などツッコミどころが多い。
#シリアスな話なのに
、ノリがどこまでも軽いことも気になる。
#化け物に襲われて命がけの状況で
「戦うのメンドクセ」
#などと何度も言う主人公達には
、正直好感を持てないよ。
#あと
、仮にも軍の学校の生徒が、グラサンかけるのはどうかな、と。
#某赤い3倍の人じゃないんだから


○Page2
<シナリオ>
主人公達は、他校の生存者の救出に向かう。
ネットダイブなどという新規設定も登場。

<戦闘>
なぜか戦闘前にアイテムが配られ、任意で装備可。
どうやら作者氏は、Option アイテム交換を知らないらしい。
新たな種類の雑魚が出てくるも、能力は前回の敵とほぼ同じ。
前話からの問題点だが、全機のユニット性能が全く同じな上
各パイロットの能力に大して差が無く、SPも似通っているので
SRPGの駒としての魅力が乏しい、というのも厳しい。
なお、前回に引き続き、全敵が融合&射程5縛武装持ち。

#冒頭
、相手の安否を確認するための通信で『メーデー』連発。
#電話における
『もしもし』と同じ感覚で使っているっぽいね。うん。
#設定の説明は唐突
。延々とテロップで語られる。
#てか
、いつ誰かが死んでもおかしくない状況なのに、皆呑気を越え不謹慎。
#人の生き死にが関わっている時に
、平然と面倒だって言動したり。
#遊び感覚で救出作戦に参加するのも
。ピクニックじゃないんだから。
#ギャグと
、本筋のシナリオは、きちんと線引きすべきでは。
#楽屋裏会話も結構あったりで
、その辺の区分が曖昧。
#登場人物が多過ぎることも気になる
。現在、ざっと15人ぐらい。


○Page3
<シナリオ>
救出作戦Bパート。謎の人物の暗躍など様々な伏線が張られる。

<戦闘>
親玉を倒すまで、雑魚がターン毎に出現。
肝心のボスは、マップに表示されておらず
特定座標(ノーヒント)への進入イベントで出現するため
プレイヤーは、マップの隅から隅まで動き回らねばならない。

#マップのサイズは20
×20なんで、進入イベントが指定された特定座標を
#ノーヒントで発見する確率は
……酷く大雑把に考えると、1/400かー。
#なーに
、作者もそこは分かってる。きちんとエリアで指定しているさ。
#などと淡い希望を抱きつつ
、マップ下よりローラー作戦を決行。うん、座標指定。
#大丈夫
。味方は8体いるんで、最悪50ターンで終わります。
#自分は
、何ターンかかったか分からなったけど。
#3ターン目でバイツァ
  • ダストが発動しているらしく、決して4ターン目にならないんですよー。
#おそらく
、無限増援のルーチンのためか。あ、ボスはザコの高ランク版でした。


○Page4
<シナリオ>
救出作戦完結編。誘拐。

<戦闘>
拠点防衛マップ。いつも通りの2種の雑魚のほかに、ボスも登場。
性能は、HP10000、運動性225、サイズSS、緊急テレポート、再攻撃Lv1、SP使用。

#凄い
。救出対象のモブからさえも、危機感が感じられない。
#今回のボスの性能だが
、これは、もはやギャグのレベルだと思う。
#まあ
、こっちも運動性は150あるんですがー。
#味方の必中もちは一人なので
、事前準備無しではクイックロード必須。
#……かと思わせといて、威圧が効きます。いい救済措置だ。少し借りるぞ。
#既に人出しすぎ感が漂う中
、ここにきて多くの人物新規登場。


○Page5
<シナリオ>
誘拐された仲間の救出。

<戦闘>
大量のザコと戦闘後、前回のボスと再戦。

#人がプログラムでプログラムが人で
#シナリオが
、盛り上がってきてるらしい事は分かるんですが
#相変わらず雰囲気がグダグダなので
、正直引き込まれない。
#キャラが多すぎて判別も難しいし
#良くも悪くもいつも通りな戦闘
。ボスも同じだし。


○Page6
<シナリオ>
続救出。初めて化け物たちからボスが登場。

<戦闘>
ボスといつものザコとの戦闘。
ちなみに、ボスは、他の敵に比べて、味方から一番近い位置に。

#急展開
#序盤のグダグダとのギャップが
、シナリオを印象的にしている。悪い意味で。
#戦闘は
……ボスが、ほぼザコのコンパチなんで新鮮味はあまり無い。
#いざとなりゃ
、威圧も効きますしねー。さすがに今回は使わなかったけど。

―公開分はここまで。さてSRCを終了……

…………ソコデサクシャ orz



○まとめ
『融合』が、だいきらいになりました。
ザコに持たせるものじゃないですよ。特に射程5武装なんかと一緒には。
敵の射程が長いこと、こちらの近接武装が弱いことから
ザコ戦は、自然と射撃戦主体になるのに、そんなの付けちゃ。
加えて、6話までで、敵ザコが2種(ほぼ性能差無し)で
ボスが1種、味方機は2種じゃ、戦闘も作業的に感じられるってもんです。

シナリオは……いや、皆呑気すぎ。絶望的な状況にあるはずなのに。
各人から、悲壮感どころか、危機感すら感じられないような。
漂流教室ばりに、内部争いまで描けとは言わないけれど、この雰囲気では……。
序盤の違和感を引きずったまま、シナリオに引き込まれませんでした。
まあ、高校のクラスメイトをモデルにしているらしいですから。
キャラが人肉食らったり、ペストにかかったら、また別のところで問題が起こりそうですけどー。
登場人物が多すぎるのも、おそらくはそれが原因か。


まさか、こんなゲームを作ることになるとは思いませんでした。
まさか、ゲームのキャラが「高校のクラスメイトがモデル」だなんて…(笑)
身内にしか配らない予定でしたが、何故だか評判(ウケ?)が良いので、
一般公開する事にしました。

結局のところ、この部分が、最初で最大のミスなんでは。
身内向けに作った物を一般に公開しても、良い評価はされづらいですよ。
多くの人は、内輪盛り上がりだとしか感じないでしょうし。

学生時代にノリで作った物っぽいので
何かしらの勢いは感じられるかな、と思っていたのですが
それもあまり感じられなかったのがー。




(笑)―――っ!! (がたがた)―――っ!! (げふぅ/吐血)―――っ!
携帯電話の使い道はまだあるぜ――っ!! てめぇ… なめとんのか?
ザコに装甲はいらねぇ! 魂のはいった融合なら―― どんな攻撃でも防ぎきるぜーっ!!!!
う… ぎゃああーっ!! ごが ごががあっ!! ぜったい全滅はしねぇから!!
メーデー殺法か! 自分の手をよごさぬ他者の世界観を使ったてめぇこそ闘士じゃねぇだろ
男なら足かせひとつで勝負せんかい! なにが皇帝気質だ てめえの技量はでたらめだよ サニー威圧!!
わたしは許しませんよーっ! こんなビームサーベルじゃあザコも殺せねえぞ――っ!!
て…てめえは百足じゃねぇ…な…ム…百足なら…糸は吐か…ねえ…
いったい作者はなにモンだ―――っ!? ばかぬかせーっ!? テロップで語る者が描写する者に勝てるわけがない!!
下からローラー作戦を開始したら心がくだけるからね うっぎゃああっ! やかましい!
すげえ縛武装をもってやがる うげら!! んならザコの種類増やしてみろやーっ!!!!
なめんじゃねえ… おれはまだ社長のままだ うろたえるんじゃねえ――っ!!!
ザコどもはビームと自動反撃にまかせる 先生の教えだーっ!!
いったいなんのレベルだよてめ―――っ!! あんなSPを使うわきゃね―――っ!! 融合すんじゃね―――っ!!
う… ぎゃああーっ!! 悪いな おれは作者じゃねぇ 登場人物の把握はできねぇ相談ってもんだ
うぎゃっ うぎゃっ うぎゃーっ!! 高校のクラスメイトがモデルってなんだ!?

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最終更新:2007年08月31日 20:33