【東方真英梁】
正面戦士氏製作の全30話+ex7話の完結シナリオ。

主要参戦作品の中で実際にプレイしたことがあるのはシレンのみ。東方はSRCシナリオを何個かやったことあるのでキャラの判別は可能。プリンセスうぃっちずはエロゲということしか知りません。

【やる前に】
Readmeに使用オプション書いてあるのは好印象。
難易度選択あり。命中率予測がNormal以上、ダメージ予測がHardで非表示になるので注意。
とりあえずHardでやってみることに。

【1話】

Talk かれん
これは、御堂真樹が…:;魔女界を救った割にはヒロインとくっつく事もなかった。
そんなパラレルワールド…;:今日も彼は普通に学校へ行き、平和に暮らしていた。
End

いきなりそんなこと言われても何がなんだか。とりあえずプリっちのエンディング後の話だと理解。

Talk かれん
作者が若干以上暴走しているから、:引き返すなら…今のうち
End

この時点でイヤな予感がし始める。導入はなんか面白いことないかな~とか言ってた主人公が望みどおり(?)いきなり東方世界に飛ばされてしまうことから始まる。飛ばされた先でモンスターに襲われるが、通りがかったアリスに助けられることに。
で、戦闘。2対5ってことで楽勝かと思いつつステータスを確認すると…

ボスLv76 HP…52672
ザコ1Lv74 HP…6960
アリスLv77 HP…52088
真樹Lv1 HP…3838

OK、落ち着こう。深呼吸するんだ。いーち、にー、いーち、にー……
…忠告に従って主人公は後ろに下がらせる。主人公は攻撃力800の無消費しか持っておらず、必然的に敵の掃討はアリス任せに。突っ込ませれば楽勝だけど、いかんせん相手のHPが滅茶苦茶ある上、有効打を与えられるのがアリスだけだから時間がかかる。結局ボスを撃破するのに11ターンかかった。

アリスの強さにほれ込んだ主人公。お前が欲しいィィィ!とばかりにいきなり「結婚してください!」コールを連発。
この時点で主人公のテンションについていけるか不安になる。
この後ボスが復活して連戦。げんなり。
2回戦目から真樹も戦闘に参戦できるようになる。攻撃力は無いが、ダメージ無制限魔弾属性75%反射と75%広域阻止が鬼なので落とされる心配はなし。逆にアリスは力を吸い取られて弱体化…って、随分落ちたなオイ。他のキャラとの整合性とれんのか?…とか思ってたら後の話でつじつま合わせしてた。
ボスの方はも弱体化したため、問題なく倒せる。

戦闘終了後、アリス弱体化の責任を取らされ、このままじゃ夜道の一人歩きも心配よ、ってことでアリスの魔法具を取りに帰ることに。
原作知らないが故の疑問なんだけど、主人公が持つ正宗=アスラーナでいいのかな。

今回の主人公語録。

Talk 真樹
<B><BIG>結婚して下さい!</BIG></B>

【2話】
特に言うことはなく。戦闘は1話みたいな超HPじゃないので安心した。あと、アリス増援時のマップ攻撃はspecialpower 必殺をかけた方がテンポがいいんじゃないかなー。特にボスも居ない雑魚戦は、サクっと終わらせたい。
真樹が幻想郷に来た理由を調べることに。

【3話】
前の話で召喚理由を調べるとか言ってたのに、まずやることが仲間を集めることなんだろーか。普通は調査とか詳しい人に話を聞きに行くとかじゃないかな。
不思議なダンジョンというセリフでシレンキターとwktkしてたのに、出てきたのはシレンモンスターのみ。ただのザコとしての出演なのかな?
この話から魔理沙が仲間に。高火力マップ持ちなので敵は大概吹き飛ばせる。唯一注意したい洞窟マムルはアリスの固属性武器で対処しよう。
魔理沙もなんだか不調であるらしく、幻想郷に異変が起きてるからじゃね?って結論に。
そんな結論が出るあたり流石1年に2回の高頻度で異変が起こる世界だな。
魔理沙はマスタースパーク、ファイナルスパークが優秀なので最優先で育成。

魔理沙に向かっていきなりヒロインになってくださいとか自己紹介で英雄だ!とか言っちゃったり、主人公のキャラについていけない。原作でもこんなんなのか…?

【4話】
異変といったら巫女だろうってことで、霊夢に話を聞きに行く一行。
…なのになんで巫女と戦わなきゃいけないんだろう。
負けたらゲームオーバー、勝っても「ふーん、勝手にすれば?」みたいな感じだし。
いや、この無軌道ぶりが東方らしいと言ったらそうなのかもしれないけど。

今回の主人公語録。

Talk 真樹
 <B>よくぞ聞いてくれました!</B>
 俺は戦わなければならない!;:なぜなら、悪と戦うことが俺の宿命であり、課せられた使命!;:恐怖と絶望の淵に立たされた人類を救えるのはこの俺だけ!

なぜにそんなにテンション高いんだろうか。
逆にこちらのやる気パラメータが0になったのでここで終了。


【演出】
豊富に添付されている66曲のmidiが生かされてないのが残念。パイロット側のmidi指定がされない上、KeepBGMもされないため、盛り上がる場面で流れた曲がターンが変わるとMap1.midに戻ってしまう。このせいでプレイテンションが下がった。
画面演出は4話時点では特に見るべきところはないと思う。


【戦闘】
難易度は高くないが面倒。つまり作業感がする。マップ曲が変わらないのも一つだが、主人公の防御性能が高すぎるので戦術が主人公に隣接しつつ突貫で固定されるのが大きい。まあ、この戦術だとターン数がかかりすぎてexステージに行けないけど。
あとHardだと命中率・ダメージ予測非表示なのがストレスがたまる。仕様といっちゃそれまでだけど、個人的には戦術とかでどうにもならない部分なので難易度の上げ方としてはあまり好ましくないと思う。


【総評】
序盤のみだが、『真樹を東方世界に放り込んだらどうなるか?』といった印象。
逆に言うと東方およびプリっちを知っていないとかなりキツイ。特に主人公の言動が自分には合わなかった。参戦作品が別に好きではない自分としては先を進めようという気にはならなかった。
個人的には人にお勧めはできないが原作ファンならば別の評価を下すかもしれないので、参考程度に考えて欲しい。

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最終更新:2007年08月31日 15:21