シナリオ
次々と説明なしにキャラが増えてゆく為
自分のような原作未プレイの輩には非常に厳しいです。
そして、それぞれのキャラの言動がなんというか……
とにかく、序盤から萌え掛け合い的な会話は勘弁してください。本当に。
その一方で説明不足も何とかしてください。謎会話をする前に。

システム面とか
戦闘はSPを使えば大丈夫という位です。
しかし、一部ヒントに攻略の際、非常に重要な事が書かれているのは……
皆が皆ヒントを読む訳ではないでしょうし。
データの方は別名指定で援護=お節介……結構アレです。
特殊能力も別に一人に一つ、変なものを付けなくてもいいだろう、と。
武装も一部キャラがおかしいです。特にあゆとやら、ちょっと表に出ろ。
あと、全体的に戦闘メッセージは、やめておけと思いました。
……三話はどうもおかしいです。低確率とはいえ、二体のボスが
超回避と緊急テレポート持ち。そしてコンティニューまで長い……

正直、自分は楽しめませんでした。
原作未プレイ者に対する配慮が乏しく。展開がさっぱりです。
なんというか、解らない部分が作者氏が意図的に隠しているのか
説明不足によって、引き起こされているのかも解りませんでした。
登場作品を知っている方ならば、また違った評価になるのかもしれません。

総評
「そこでそのパンダは駄目だろう」



原作知っている自分がレビュー。

今現在、サイト自体はなくなっていますが、ダウンロードは出来ます。

原作破壊系シナリオと作者は言っているが、シナリオはONEとAIRをベースにしたようなもの。
「永遠の世界」と「魔物」の説明はテロップで説明してくれる。テロップがいい感じ。
他のKEY系が登場する作品にありがちな萌え掛け合い的な会話もなく、問題なし。
プロローグやエピローグは背景は使わず、マップをキャラクターが移動することによってリアル感を出しています。
チップ変更によってドアを開閉したりと、なかなか凝っています。
永遠の世界との行き来の画像描写は中々凝っていて面白いです。

欠点は上の通り原作破壊なのか、秋子さんなどの謎がよくわからないこと(本来は先の話で書く予定だったのでしょうが……)です。あとこの作品の設定は夏で、浩平や祐一たちは作品中高校2年。浩平が原作で消えるのはだいたい2年の冬から春。浩平は祐一たちのクラスだし、いつ消えたのでしょうか……
とりあえず、多分に原作を良く知っている人向けでしょう。


戦闘面は、クリアするのはそれなりに簡単、全滅などを狙うと大変です。
ただ3話や4話や5話は気を抜いているとすぐやられます。
データの別名指定はされていません。戦闘メッセージは特におかしくありません。浩平は元々原作であの言動です。

欠点はあゆだけM直1~8という謎武装があったり、3話のボスが二人超回避をもっていたり、相手は攻撃力がザコでも1600~1800あったり(こちらは大抵攻撃力1500程度のキャラが多いです)ついには2200あったりして気を抜くとすぐやられたりすることなど、バランスがあまり取れていない感じがすることでしょう。

あと敵の行動パターンがシナリオ上書いていなくてヒントにほぼ全て書かれているので、ヒントはほぼ必須になっているのもあります。たいていの人は読むと思うので特に問題はないと思いますが、読まないで挑むと結構死にます。


総評として、細かな欠点はありますがKEY系が出てくる作品としては当たりの部類に入ります。それだけに完結しなかったのが残念でなりません。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2010年05月17日 16:45