一言でいえば「学園退魔物」。
SRCはもちろん、ここ数年様々なメディアで人気のジャンルだ。

  • キャラクター
このジャンルにおける王道、というかお約束に忠実。
キャラの味付けは、ガンガン系やライノベ系のそれに近い。
あと、既に同様のツッコミが出ているかもしれないが、青雲は「神社」なのに「住職」?
「宮司」とか「神主」じゃないの?

  • 戦闘
データ設計は大味だが、独特のシステムとバランス設定ゆえ、さほど気にはならない。
戦闘も、計算されたバランスの中で戦略を練るというよりは、キャラの育成を楽しむタイプ。
難易度に関しては、高いとも低いともいえない。
無限地獄である神社の地下に潜ることで、資金と経験値を稼ぐことができるからだ。
したがって、時間さえかければ誰でもクリアすることができる。
しかしその一方で、地下で鍛えておかないと、理不尽な戦力差での苦戦を強いられることも。

  • ストーリー
キャラクター同様、お約束に忠実。
物語の進行にともなって新キャラが次々と登場するため、感情移入に難がある。
比較的「濃い目」のオリキャラであることも手伝って、戸惑うこともしばしば。
その点からも、神社の地下に潜って、能動的にキャラ特性を掴もうとしなくてはならない。

  • 総評
以上、減点材料と思われる部分ばかりを挙げてみた。
しかしながら、全体に見て、非常にハイレベルなシナリオである事は間違いない。
特に、物語を進めるうえでの会話運びの巧みさには、唸らされる事が多い。
オリキャラもの、現代ものを作ろうという人なら、一度は触ってみるべきだ。

  • ファ○通的に採点すると
主観評価では7。ただ、最近の流行などを考えると、客観評価で+1できると思う。

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最終更新:2007年08月29日 21:53