ラインナップを見た時点ではどうかと思った参戦作品、案外どころかかなりいける。巧い。美味い。

だがしかし、頭から湯気が出て自分のシナリオが手につかん。
キャラクタに殺意を覚えるってのもなかなか無い事だ。さっさと『アレ』を殺させて下さい作者様。



題名に含まれている三つがメインで話が進む
結論から言うと話の運び具合はかなりうまい方だし、おそらく次回のGPではかなり上位に食い込む
高レベル作品だと思う。特に日常会話のクロスオーバーが絶妙。
戦闘自体もそこらの敵数わんさかシナリオよりは練られていると思う。戦闘のバランスで難点を
上げるとすればシタン先生とシーラ様強すぎ。特にシーラ様はミフェラリオ積みすぎ。Dataフォルダを見ると
シーラの強さは意図的らしいんだが……
この二人を見てるとグランパスがかわいそうになってくる上にロボがかわいく見える。

 ただ、作者のさとを氏の言うとおり版権キャラをかなりいじくっている。ギャグキャラとして
崩してるならかわいげがある。それだけでこの作品を万人に太鼓判を押して勧めることをためらわせてしまう。
エヴァンゲリオン、Gロボはいいとしても生粋のハガレンファンにはかなり微妙なシナリオだと思う。
原作と比較して、彼らはかなり弱い存在。
特に十傑集や九大天王に手も足も出ないマスタング大佐や実際とは違うキャラを家族にしている
ヒューズ中佐、俺は悪くないと思ったが、それだけで投げてしまう人も出るんじゃないかなと感じた。
 エヴァンゲリオンもゲンドウの鉄拳制裁と仕出し弁当ネタなど絶品のイベントはあるんだけど、
たいやきのせいでレイとアスカがピエロにならざるを得ないのがあまりにかわいそうには感じた。
二人とも恋の鞘当てをするようなキャラじゃないからなお感じる。後はヒューズ中佐は原作以上の
不幸な展開を予感させているにもかかわらず、なぜ保護者の役所をミサトから取っちゃったのかなと
いうのが疑問点。まあ、保護者の数は有り余り気味なので問題はないんだけど、わざわざミサトと
展開を同じにする必要はないんではないかな感じたけど、これは今後の展開次第かも。ひょっとしたら
ヒューズ中佐、死なないのかも知れない
とりあえず加持とミサトは登場しないだろうね。

 KANONに関してはコメントが難しい。正直ギリギリだと思う。とかく超人扱いされがちな
主人公を廃してたり、一部の例外を除いてただの登場人物に徹してるあたりは好感が持てるが、
こいつらが普通の戦闘系キャラと肩を並べている地点で不愉快になる人もいることを考えると
難しい。舞はしょうがないにしてもたいやきや栞が正直今後どうなるか怖い。

 そんな中、ゼノギアスは個人的にはツボでした。原作と中身が違うグラーフにしびれたり、ただ
シタン先生、家族で声優ネタはないだろ。後はシオンと先生をあえて親戚にするのはあえてなんかなあ

最後になるが、バビル2世のアイコンをビッグファイヤとして使うのは間違ってはいないんだろうが
果たしてやっていいことなのかな?と疑問に思った。まさろ氏は申請すれば許可はすんなりくれるだろうが
無許可だとしたらセーフなんだろうか。他のキャラは設定こそ違うが版権キャラの同名のキャラとして
扱われているがこれだけが例外だったのかと思った。まあ、このシナリオではではアニメのバビル2世そのものが
ビッグファイヤと言う設定にしてあり、Gロボのビッグファイヤとは別なんだといえば抜け道はありそうではあるけど。


まとめとしては、やってみて損はするとは言わないが、お前が必ず面白いと言うだろうとは断言できない。そんなシナリオ

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最終更新:2007年08月29日 19:13