レギュラー2人の掛け合いはテンポも軽快で、読んでて楽しい。
ヘルプの文章に引いてしまう活字離れ世代も、これなら無理なく学べるだろう。

しかし、時折、応用的・発展的な内容に触れているのが気になった。
最低限度、本当の基礎だけに抑えるべきだったのではないだろうか?
会話文のコツや演出技法は、基礎を抑えた上で、個々人が独自に磨いていくもの。
それは教わって身につくものではないし、基礎を抑えれば、教わらなくても身についていくものだ。
自動車教習所に喩えるなら、『路駐のコツ』や『速度超過は何キロまでOKか』までもが講義内容に盛り込まれている…というイメージ。
対象である初学者に、多くを求めすぎなのだ。

また、所々で、キャラクターがナチュラルに方言を使っているのも気になった。
文法ミスや、日本語の誤りではないので、問題はないんだが…書いた人気付いてなさそうなだけに。

結論:
真面目にSRCを学びたい初学者よりも、『今更聞けない基礎の疑問』を抱えた中級者向け。笑いのネタを楽しむ意味でも

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最終更新:2007年08月29日 14:19