概要
テイルズオブ現代用語集は、
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リックェのロマンシング現代用語解説の補完用の用語集です。同コンテンツの更新にあわせて過去に掲載した現代用語をまとめていきます。
「ロマンシング現代用語解説」の解説
異世界アイドマの13歳の少年バズ・マーケティング。
13才の彼は普通の少年だが、ひとつだけ他の人々と違うところがあった。それはこの世界の誰もが使える力「アンドゥ」を使えなかったこと。
毎年、夏を迎えて最初の満月に行われるコピーワンスの祭り。親代わりの長老ステルスにもらったお小遣いを握り締めていつものように駆け出す。
しかし祭りの影には、機工騎士オスプレイが暗躍していた……。
出典
- Vol1.アイドマ (8/11) 〜神々は広く虚ろな砂の地に、名を与えた〜
- Vol2.バズ・マーケティング (8/25) 〜行ってきます!じいちゃん〜
- Vol3.オスプレイ(9/8)~異変~
- Vol4.エクステリア(9/15)~伝統衣装を纏った少女~
- Vol5.ベストジーニスト(9/29)~白のふわふわ~
- Vol6.iPS(10/13)~細胞~
- Vol7.ブラウザ(10/27)~勝負~
- Vol8.ファンド(11/10)~ここは酒場だぜぇ?~
- Vol9.ポップアップ(11/24)~冷静でいて過激~
用語
アイドマ
神々が作った世界。大地のほとんどは砂漠に覆われていて人類未踏の地は数多く残されている。また3本の大河が流れているが上流や下流について知っている者はいない。人々の多くは川のそばに街を作って漁業、農業、炭鉱などをして暮らしている。 初出典Vol1
アイバ
落葉樹。樹高は4~5mほどになり、1年ごとに枝いっぱいに白い花をつける。
果実のうち、果肉を取り除いた種子を食用にする。塩をまぶして炒りそのまま食べたり、栄養が豊富で高カロリーのため粉末にして備蓄食料としたりする。 初出典Vol5
iPS
組織。”細胞”と呼ばれる3名構成を最小単位とし、各構成員は伝令を下位の細胞である3つの”娘”細胞に与える。さらに必要に応じてさらに下位の”孫”細胞へと指令は伝達される。機構騎士団は最上位細胞の3名の構成員について調査をしているが手がかりがつかめないでいる。初出典Vol6
アセットライト
カブ科の根菜。煮込み料理が有名。アセトキシナーゼが多く含まれていて食べると二日酔いにならないといわれている。
初出典Vol8
アップグレード
サイラにおいて、序盤のブラウザ(陣形)の構築の進行。相手と自分の進行度合いの違いが序盤の有利不利を決定付けるためアップグレードの度合いの簡易計算法がある。初出典Vol7
アンドゥ
焼きすぎたパンやすりむいた膝を「元に戻す」ような力。まじないや魔法のようだが、アイドマに暮らす人々は誰しも生まれながらに使う。 初出典Vol1
ウッドデッキ
メルクマールの織り糸のスカート状の伝統衣装。もともとは一枚の大きな布を紐やピンで留めていた簡素なものだった。初出典Vol4
エクステリア
コストコの町に住む少女。バズ・マーケティングとは幼馴染の1つ年上。初出典Vol4
エクスプローラ
サイラのブラウザ(陣形)のひとつ。<案内人>二枚を二段目と三段目までひきあげた陣形で前方と横どちらからの攻めにも強いが、近年、アップグレードのスピードを重視する戦術との折り合いが付かず下火になってきている。初出典Vol7
エピジェネティック
マリの街の老舗バー。冒険者達の社交場。両替商と郵便局も兼ねており世界中の情報があつまる。初出典Vol6
オスプレイ
砂漠の町と町とを結ぶキャラバンの警備隊の機工騎士を名乗る。身の丈ほどもあるティーザーを操る。初出典Vol3
オルト
アイドマを流れる3本の大河のうちのひとつ。また、アイドマ創世神話によると同名の変革神の名でもある。川の始まりはオルトの涙だと信じられている。 初出典Vol1
クロスサイトスクリプティング
サイラにおける基本戦術のひとつ。アップグレードの先行している側から駒交換に持ち込む、相手が駒交換に応じれば駒得に、応じない場合は相手のアップグレードが遅れる。火狐クロスや案内人クロスが定石であったが、近代に入って、対応戦術のタグブラウザが確立され下火になっていた。初出典Vol7
コストコ
オアシスの小さな町。人口は200人程。周囲は砂を掘った堀で囲われていて跳ね橋を通じて出入りができる。夏にはコピーワンスの祭りが行われる。初出典Vol2
コピーワンス
コストコの町、夏を迎えて最初の満月に行われる祭り。オルト神を讃え川の恵みに感謝したのが起源とされている。名物のメルクマールを振舞う慣わし。初出典Vol2
サイラ
ボードゲーム。チェスのようなルールで駒が盃になっていて相手の駒をとったとき相手の酒を飲み干すルール。
コングロマリット
マリ以南では伝統的に使用される香辛料。(※コングロ=火、マリート=マリの、大地の)またこの香辛料を使った煮込み料理全般を指す。アセットライトのコングロマリットなどが特に有名。初出典Vol8
コントロール
アイドマを流れる3本の大河のうちのひとつ。また、アイドマ創世神話によると同名の支配神の名でもある。人々にアンドゥの力を与えたとされる。 初出典Vol1
ステルス・マーケティング
コストコの町の長老。バズの親代わりをつとめる。 初出典Vol2
タグブラウザ
サイラの戦術ひとつ。序盤に急戦に持ち込まれた際にブラウザを柔軟に切り替えるための陣形構築。近年、確立されクロスサイトスクリプティングによる勝率の低下をもたらした。初出典Vol7
DNA
アイバの蒸留酒。アルコール度数82度の強烈なフレーバーが魅力。現在ではソーダや水割りで飲まれるが伝統的にはストレート以外で飲むのはマナー違反だった。初出典Vol6
ティーザー
通常片刃の刀剣類の総称。腕の長さ程度のものが一般的。古くはペイオフ青銅製のものが使用されていたが、今日ではペイオフ合金の研究が進み用途にあわせて様々な金属のものが存在する。初出典Vol3
テラス
メルクマールの皮革の上着の伝統衣装。布の中央に頭を出すためにあけたいわゆる貫頭衣が起源になっている。袖は縫わずに撚った皮ひもで止めているのが特徴的で、もともと袖が無かった名残である。初出典Vol4
デル
アイドマを流れる3本の大河のうちのひとつ。また、アイドマ創世神話によると同名の破壊神の名でもある。川の終わりに水はデルに飲み込まれるのだという。 初出典Vol1
バズ・マーケティング
コストコの町に住む明るい性格の少年。両親はなく、彼を育てたのは町の長老。ステルス・マーケティング。
なぜか全くアンドゥが使えない。13才の夏、旅立つ。 初出典Vol2
ファイアフォックス
サイラのブラウザ(陣形)のひとつ。<火狐>二枚を三段目までひきあげた陣形で、正面からの攻撃に強く、各種プラグインを使って柔軟に攻めに転じることができる。初出典Vol7
ファンド
アブラナ科の植物で苦みが特徴。アルコールの吸収を促進させる効果がある。
初出典Vol8
ブラウザ
サイラにおける序盤の駒の配置。攻め易さ、守りやすさ、構築の早さ、あるいは相手の対応戦術によって選択されうる。初出典Vol7
プラグイン
サイラにおける戦術。ブラウザのアップグレード段階を各手順ごとにまとめ、進行状況に合わせて流動的に入れ替えることで安全に手早く構築を進める。初出典Vol7
プラスミド
酔っ払い。iPSの情報を握っていると言ってバズをサイラ勝負に誘う。初出典Vol6
ペイオフ
金属。安価ながら加工しやすく腐食に強いので、もっぱら他の金属との合金に用いられる。
特に、ペイオフ黄銅、ペイオフ青銅、ペイオフ白銀は、硬貨などに使用され日常でもみかける機会が多い。初出典Vol2
ベストジーニスト
機工騎士団の勲章のひとつ。警備任務で警備対象を守って負傷した際に贈られる。機工騎士団と提携している各種店舗で1%の割引がうけられる。初出典Vol5
ポップアップ
バラ科の南国の植物のうち花びらを砂糖漬けにしてジュースを作るものの総称。またはそのジュース。
初出典Vol9
モダンブラウザ
ブラウザの種類やバージョンのうち、Web標準に準拠したWebブラウザの総称。
初出典Vol9
メイサ
街道。砂漠を横断する直線的な道で砂塵で道が覆われるのを防ぐために両脇に防塵林としてアイバの木が植えられている。風が吹いてアイバの花びらが散る様子は情緒的である。初出典Vol5
メルクマール
家畜。アイドマでは人々が最初に、食肉・食卵用に家畜化した鳥類だとされる。2年ほどで人の背丈ほどまでに成長するがその身はパサパサしておいしくないので食肉用には生後9ヶ月ほどのものが向いている。初出典Vol3
マリ
中規模の貿易都市。夏の木が生い茂る。人口は2000人程度。特産品はアイバの缶詰やアイバの木材の家具など。初出典Vol5
ローラ
幌馬車。本来は4頭立ての馬によって走る馬車を指していたが、機械動力が普及するにつれて本来の馬車の意味で使われることは少なくなった。機工騎士団ではローラの機械動力のことを逆に馬と通称することがある。初出典Vol5
ロジスティクス
古式銃を模した9連装の近代銃。半世紀ほど前に美しいレリーフとその装弾数の多さから人気を博した。銃弾にはマスキュリン火薬の専用の実包を使用するが、マスキュリン火薬の生産がほぼ停止している現在、もはや観賞用以外での用途はなくなってしまった。初出典Vol3
ワンセグ
地域によってはサイマルとも呼ばれる節足動物。体長は2cm程度。触覚を持ち足は12対ある。攻撃性は低く基本的には人間にとって無害であるが、異様な外見や這い回る様子から「背中にワンセグが這い回るような」という嫌悪感の表現がある。
最終更新:2012年12月14日 00:23