コンプレッサーの掛け方~声量の揺らぎを無くそう編~
初心者にありがちな声量の揺らぎ。前半は声量があるのに後半はバテて弱々しい。
そんな経験誰もがあるはず。コンプレッサーはそんな惨めな思いをふっ飛ばしてくれるすばらしい性玩具です。
簡単に言うとコンプレッサーとは、波形の触れ具合によって音量を下げてくれるエフェクトです。
まず最初にコンプレッサーの各値の為す意味について触れなければなりません。
ACID標準の「トラックコンプレッサー」を例に取って説明します。
上から順に
入力ゲイン
どれぐらいの音量でそのエフェクトに音を流し込むか。ノーマライズしてあれば0dbのままで問題ありません
出力ゲイン
どれぐらいの音量でエフェクト後に音を出すか。コンプレッサーを掛けると文字通り音量が元より小さくなるので、程度に応じて上げましょう
スレッショルド
コンプレッサーのキモ。音の圧縮をどの程度の音量で始めるか。
量(たいていの場合レシオと書いてあります)
スレッショルドが反応して音を圧縮し始めたら、どの程度圧縮するか。
アタック
スレッショルドが反応して何秒後に圧縮し始めるか。
リリース
スレッショルドが反応してから何秒間圧縮を続けるか。
声の圧縮に於いてはアタックは0で構いません。
リリースは200から300で、場合に応じて変えましょう。声の起伏の間隔など
重要なのはスレッショルドとレシオで、私の場合は波形を見てスレッショルドを決めます。
声を圧縮するエフェクトですから、声の大きくなっている部分を圧縮して声の小さい部分に全体のバランスを合わせれば良いわけです。
今日の更新ここまで。mp3うpしたいのに場所がない件
最終更新:2008年12月04日 08:34