監獄幼稚園
■概要
模造クリスタルによる作品及びそれに関連する設定群。
従来の作品に多いある意味マンネリ化したキャラ付け・設定を排し、
新しい様式を確立することが目的。
二人の仲の悪い女の子がクラスメートの男の子をめぐって争い平和な学校生活をめちゃくちゃにするスタイル。
作品全体を通じて伝えたいことといったものは(現在のところ)見られず、
A氏が言う脱意味、無意味、あるいは超意味的な作品を目指していると思われる。
私立監獄幼稚園という超スパルタ式の教育をする幼稚園を舞台に、
ヤマダとシャグネスという2人の超人的能力を持つ少女達が
周囲の園児や教師達を巻き込んで繰り広げるドタバタ劇。
各話毎にヤマダが殺人兵器を使用し、これがクライマックスとなる。
なお、殺人兵器は毎回違うものが使用される。
殺人兵器で殺されるのはシャグネスでもヤマダでもなく、
二人の争いに巻き込まれたクラスメイトや教師であると思われる。
直接的な表現(血や内臓など)はない。
殺された人物も次のエピソードでは復活する。
ストーリーは各話毎に独立しており作品内での時間が流れない。(ドラえもんやサザエさんと同じ)
キャッチフレーズ
「大人から子供まで楽しめる内容で全員ぶっ殺す。私立監獄幼稚園」
「かわいくないは、悪。」
■監獄幼稚園について
- 全体的に灰色のコンクリートで構成されている。
- 上から見ると「H」の形になっている。
でも別にヘリコプターが降りて来たりするわけじゃない。
建物がなんか文字をかたどってたりすると
意味深で不気味な感じがするから。
「Hell」のHだとか、「Help」のHだとか
「Homicide」のHだとかを連想するとなおよい。
でも本当は全然意味ないので注意。
- なぜか地下室がある。
- 食堂、職員室など重要な部屋はほぼ地下にある。
- 職員室は迷路のようになっている。
- 地下にはなぜか独房がある。(言うことを聞かない児童を閉じ込める)
- また指導室という名目で、拷問部屋もある。
- 年少の教室は地下室にある。年中・年長は地上階。
- 授業では言葉遣いやマナー、さらに書き取りや足し算引き算まで教育する。(音楽もやる)
- 窓がない(もしくは少ない)
- 緑がほぼない。
- 中庭に枯れた木が一本残されている。
- 空は常に曇っている。(園長先生がキレると嵐になる。)
- 遊具が少ない。
- 砂場とグヨグヨゆれる動物の乗り物(あれ名前なんていうんだろう)がある。
- グヨグヨゆれる動物の乗り物はなぜか全部、首がもげている。
- 砂場は湿っぽい。
- 塀が高い。刑務所並みに高い。
- 門には有刺鉄線。
- シャグネスたちは年長である。(年上の児童がいると不都合があるため)
- シャグネスは幼稚園で寝泊りする。(家がない)
- ヤマダも家がないがそれを偽って入学申請をしたので
いつも家に帰るフリをして幼稚園の近くの公園の
丸い窓のある、砂場と滑り台のくっついたような
半球の遊具の中で寝泊りする。
なんにせよ公園に住んでる。
■登場人物
- シャグネス(新型先天性ヒト遺伝子奇形症候群、SHAGNES)
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通称シャグネスと呼ばれる病気の女の子。
食欲がすごい。何でも食べる。
お父さんとお母さんはいない。(生まれてすぐに食べた。)
怪力で、体がメチャクチャかたく(強化ゴム的な硬さ)
刃物や弾丸などは皮膚に食い込んで貫通しない。
髪の毛はピアノ線のように鋭く切れる。
謎の反発力により低空飛行が可能。
圧倒的パワーにより幼稚園を支配している
性格は尊大で無口。
その人類をはるかに凌駕する戦闘能力から
「新しい人類」としていずれ人間を滅ぼすのではないかと
危惧したWHO世界保健機関から命を狙われている。
核を製造できない日本が
核に代わる大量破壊兵器として開発した人造生命体。
ヒトの細胞より細かい金属細胞で構成されており
人間よりもしなやかで強靭な筋肉をもつ。
性格はわがままで極悪非道。
人間が嫌いで、ついに研究施設を脱走。
その際、関係者と施設を破壊する。
ごく少数の人間しか知らされていない極秘裏の計画だったため
ヤマダの存在を知るものはほぼ全滅。
人造生命体の技術もほぼ白紙に戻る。
逃走中に右半身を破壊され
総質量が25kg程になってしまうも
子供サイズに肉体を再構築して復活する。
近くの幼稚園に潜伏しようとするが運悪くそこは監獄幼稚園であった。
初対面から無敵超人きどりのシャグネスのことが気に入らない。
WHOと取引をしてシャグネスを狙う。
毎回いろんな殺人兵器でシャグネスを襲う。
洗濯バサミの髪止めがチャームポイント。
シャグネスとヤマダのクラスの先生。
新任なので権力が弱く、他の先生たちから
誰もやりたがらないシャグネスのクラスを押し付けられる。
シャグネスに逆らえない。シャグネスのいいなり。
小声でぼそぼそしゃべる。常に怯えている。
監獄区の魔女。監獄幼稚園最強。
全身黒ずくめのおばあちゃん先生。
眼鏡で目が隠れて見えない。
顔が怖い。常に不機嫌。
園長先生にはシャグネスもヤマダもかなわない。
シャグネスを更生させるのが目的。
同じクラスの女の子。おとなしい。
セリフが「私の○○…」しかない。
ヤマダにハサミを奪われて
「私のハサミ…」とか
ヤマダの火炎放射器で、
持っていた折り紙が燃えて「私の折り紙…」とか。
正義感の強い少年。悪いことが許せない。
シャグネスやヤマダにも勇敢に立ち向かう。
子供向けのヒーロー番組に影響されまくり。
いつもひどい目に遭う。
大人ぶってるおませさん。
科学は万能だと信じている。
なまいきを言うが、実は非常に怖がり。
メガネっ子。
いつもひどい目に遭う。
無口。無垢。優しい。人見知り。
常に不安そうな表情をしてる。
困ってる人に影でそっと手を差し伸べるタイプ。
いつもひどい目に遭う。
シャグネスに「豆腐」と呼ばれている。
本当の名前はわからない。
シャグネスの奴隷。
ヤマダにも自分のものにしようと狙われている。
気が弱い。いいなり気質。
いつもひどい目に遭う
公園の近くに住んでいるすごく頭のいいお兄さん。
面倒見がよく、世話好き。
子供たちの人気者で、自治会からの信頼も厚く
親御さんからも子守を依頼されたりする。
人気者を独り占めしようとヤマダに目をつけられ、
いつもひどい目に遭う。
カズサお兄さんのガールフレンド的な何か。
性格が悪い。イジワルで子供嫌い。
カズサお兄さんの前ではぶりっ子だが
見てないところでは子供に嫌がらせをする。
なぜかシャグネスに匹敵する戦闘能力を持つ。
武器は普通のハサミ。
大人げなくヤマダやシャグネスとケンカする。
いつもひどい目に遭う。
ヘドロから生まれた怪物が、人間の姿に化けたもの。
その正体は遊星からの物体Xにも匹敵する
恐るべきゲル状モンスターだが
人間モードではただのコギャルにしか見えない。
肌の色が悪い。ゴム製の服の下がどうなっているのかは秘密。
服やスカートの中から、ヘドロまみれの空き缶や
自転車のタイヤなどのゴミが出てくる。
人間が何か小動物的なものに感じるらしく
どんな人間も子ネコかチワワのように可愛がる。
重度の失恋マニア。
男の子にフられると性的に興奮する。
そんなに出番ない。
監獄幼稚園の近所に住んでいる登校拒否の中学生。
ネルシャ意味なしの友達というか下僕というか微妙な立ち居地。
いつも暑苦しい格好をしている。
愛想笑いが得意で人付き合いが苦手。
悪魔崇拝者。
スケッチブック片手に街を徘徊する。
同じくそんなに出番ない。
■制服
グレーの制服。
男の子のズボンは
あの、いわゆるあれじゃなくてあれ、ショートパンツっていうの?
ほんとに必要最低限の布地しか与えられてない
あのズボンじゃなくてちゃんと半ズボン程度の長さがあるヤツ。
でもデフォルメキャラにはあんまり関係ない。
全体的に、よくわからん水色のすっぽりかぶるあれ(引用者注:スモック)が灰色になっただけ。
その下から男の子ならズボンが
女の子ならスカートが見える。
服にボタンはあってもいいけど、名札は要らないと思う。
名札って何かかわいい感じがする。
あと、誰が描いても同じようなキャラになるようにもっとデフォルメする。
色も、極力影をつけない。二色程度にする。
パワーパフガールズとか究極。(円ツールと直線だけで描けちゃう)
まぁ、あそこまでやらなくてもいいけど。
あくまで目標。
私立監獄幼稚園 Episode21
w 2007/3/13 (Tue.)
教室で、男子たちが合唱している。
不機嫌な顔をしているシャグネスを取り囲んで歌っている。
ヤマダの顔が画面いっぱいに映る。
ヤマダ:うるさーい!
ヤマダは男子たちの元へ寄って行き、
彼らを、シャグネスの側から離れさせようとする。
ヤマダ:行け!向こうへ行け!
逃げる男子たちの最後尾にいた豆腐が、
ヤマダに殴られる。
豆腐:あー!
豆腐はその場にうずくまる。
ショウコ先生:32ページの問1が分かる人……
病気の子:ゲホゲホ……
椅子が飛んできて、ショウコ先生のすぐ横を
通り過ぎ、黒板にあたる。
ショウコ先生:ひゃあ!
ヤマダが、シャグネスに向かって撃った
光線が、ショウコ先生に当たりそうになる。
ショウコ先生:あー!
ショウコ先生が教室の外に逃げる。
シャグネスが、両腕を左右に伸ばし、超能力(?)で、
周囲の子供と机を吹き飛ばす。
教室の中がほこり塗れになり、子供たちが、
咳をして、目をつむる。
病気の子が、激しい咳をする。
サテリィが、病気の子の側へかけ寄り、彼女の背中に手をあてる。
サテリイ:大丈夫?
教室にいる子供たちは、咳を止め、サテリィの方を向く。
ヤマダも、シャグネスも、驚いた顔をして、サテリィを見ている。
ヤマダ:何ていった?サテリィ……
サテリィは自分の口を押さえる。
ヤマダ:サテリィ、喋ってみて、もう一回。
何も喋らずに震えるサテリィ。
ヤマダ:さっきみたいに喋れよ!
ヤマダがサテリィの頭を殴る。
サテリィの頭のリボンが床に落ちる。
サテリィ:私のリボン……
ヤマダ:ちがーう!
場面が、監獄幼稚園の外に変わる。
グヨグヨの遊具に、サテリィと病気の子が乗っている。
病気の子は、激しい咳をしだして、遊具から降りる。
サテリィが病気の子の側へ駆け寄る。
咳をした病気の子の痰が、サテリィの顔にかかる。
病気の子:ごめんなさい……ゲホゲホ
私……ゲホゲホ……体が強ければ……
ゲホゲホ……いいのに。
サテリィが病気の子の背中を軽くたたく。
2人とも笑顔になり、サテリィは自分のリボンを
片方はずし、病気の子の頭につける。
2人が手をつないで歩いていく。
ヤマダが目の前に現れ、2人は歩くのを止める。
ヤマダ:喋れサテリィ!
ヤマダたち3人の向こう側に、シャグネスと男子たちがいる。
男子たちは、シャグネスの為に合唱している。
ヤマダが病気の子の首をにぎり、
病気の子の頭にドリルを押し付ける。
そして、ドリルを、何度か回転させる。
病気の子:あー!
震えて、何も喋らないサテリィ。
ヤマダ:喋らないと、こうしてやる!
ヤマダが、病気の子の頭を殴る。
病気の子の頭についていたリボンが地面に落ちる。
サテリイ:私のリボン……
ヤマダ:ちがーう!!
病気の子が、ヤマダに頭を殴られ、地面に顔が埋まる。
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=ja&ct=clnk&cd=1&gl=jp
から引用
(意見と注釈)
まず、記事編集ありがとうございます。
このガイドの目的の一つとして、同人誌への収録(予定)があります。初見の人への紹介と啓蒙のためです。
その上で、本家からの引用は必要最低限としてなるべく自分たちの言葉で記述していった方がいいのではないかと思います。
今回の記事については失われたログのサルベージということで消したりする必要はないと思いますが、今後その他の記事に関してはできるだけ引用丸写しは避けるべきじゃないか、と意見させてもらいます。
(つまり、この記事が悪いと言ってるのではなく、今後同じノリで丸写しを多用しないようにって念のための意見です)
そして、この丸写しの部分に関しては同人誌に持っていくときは省いた方がいいと思うんですが、他に反対意見等ある人はお願いします。(p)
自分もそこについて考えたのですが、少なくとも同人誌への収録において、この内容をそのまま載せるわけには行かないと思います。
しかしながら、ログが消えてしまって本家では確認できない内容であるので、ここで見れるのは正直ありがたいです・・・。
単純に自分のマンガ製作の参考に出来るし・・・
俺の意見は元の失われた引用自体は助かるということ(著作権的にどうよ?といわれると何にも言い返せませんが・・・)
そして、同人誌への収録にはこれらの内容をまとめた紹介文を改めて考えるべきだということです。
もぞくりの設定文はそれ自身が作品のひとつでもありますから、CD収録用の原稿には引用はなるべく避けるべきでしょうね。
〈いちはら)
この記事を書いた者です。
自分は同人誌に参加するつもりはないのですが同人誌を作る際の参考&最近もぞくりに興味を持った人のためになれば(同人誌を買う買わないに関わらず)と思い製作しました。
このWIKIを同人誌へ収録するということは知らずあくまでデータベースだと思っていました。
最初は自分なりに要約してまとめるつもりだったのですが、原文の時点でキャラと舞台設定が非常にまとまっていたのでそのままコピペしました。
(ログのサルベージが著作権的にどうかというのは自信が持てませんが、金を取らなければ白に近いグレーのような気がします。)
以後はなるべく自分の言葉でまとめようと思っています。
ご心配かけてすみませんでした。
このwikiについては同人誌の後も存続させる可能性もあるようです(未定)。
ただ神経質に意見した理由として、主に次の理由があります。
(1)同人誌を発行する上で、少なくともサークル申込み時には本名を伴うので、ある程度の法を遵守する責任が発生すること。
(2)可能性として、悪ノリした人がこれを前例として次々コピーを乱用するようなことは避けたい。
(3)個人的感情で本家の一ファンとして、作者達に嫌われそうな(可能性の高い)行為はできるだけ避けたい。
やはりログを持っていなかったので内心では大変ありがたかったのですが、そういう立場上の問題からあえて意見させてもらいました。
水を差すような形になってしまいましたが、わざわざコメントまでしてもらってありがとうございます。協力自体は本当に嬉しく、助かっています。これに気を悪くせず、また何か分かることがあればお手伝いください。(p)
最終更新:2008年06月08日 21:59