政策 > 2010 > 05 > A70-LA 〈アンタレス・フローガ〉の運用局限に関する声明と、それに伴う第16ターン編成方針について

 この度、星鋼京において観測された〈青い雪〉について、宰相府にて研究中の異常気象解決チームより研究報告とそれに伴う提言を頂きました。

 それによると、星鋼京で観測された〈青い雪〉の原因は完全に特定されるに至っていないものの、
 観測によって得られた結果として、A70-LA 〈アンタレス・フローガ〉の運用が何らかの影響を与えている事が示唆されるとの事であります。

 また〈青い雪〉は世界が危機に瀕している時に、その反応として降るものであるという事実が確認されております。
 星鋼京政府は、現段階で〈青い雪〉が降る以上の影響が確認されていないものの、
 その危険性を重く受け止め、A70-LA 〈アンタレス・フローガ〉の運用を局限する事を決定致しました。

 よって、この第16ターンにおきましては、A70-LA 〈アンタレス・フローガ〉の運用を控えるを決定致しました。
 この対応につきまして、星鋼京の皆様におかれましては、ご不安を感じられる事もあるかと存じます。

 しかし、この第16ターンでは、主力としてA84〈RTR/リファイントモエリバー〉を運用致します。
 星鋼京の皆様によって新たに磨き上げられたこの剣を以って、星鋼京が皇帝陛下のご下命に沿い、
 帝國の剣としてその力が十分である事を証明させて頂く為にも、全力を尽くして参ります。

 皆様におかれましては、この度の星鋼京政府の判断について、ご理解を賜り、ご安心頂ければ、これ以上の幸いはありません。
 重ねて、よろしくお願い申し上げます。

  • 文責:星鋼京執政 吾妻 勲
  • 確認:星鋼京藩王 セタ・ロスティフンケ・フシミ


●1.)A70-LA 〈アンタレス・フローガ〉の運用制限
   A70-LA 〈アンタレス・フローガ〉こと「Antaresの軽装鎧」は、第16ターンにおいて運用を全面停止する。
  以降、同機は運用を局限するものとし、運用には星鋼京政府決定を必要とする。
  なお、運用決定に際しては、星鋼京政府より政策公示を行う。


★藩王のメッセージ

 国民の皆様、セタ・ロスティフンケ・フシミです。
 この第16ターンでの編成は、最新鋭機であるRTRにて行ないます。
 これは皇帝陛下よりの要望である“皇帝の剣”としてのお役目を全うするためです。
 此度、宇宙での交戦が起こる確率が高く、そのために帝國の空を護るため、航空機での編成を重視しました。

 〈青い雪〉などの問題も多くありますが、私は〈アンタレス・フローガ〉という機体を好んでいます。
 “鋼の国”の復権となる切欠となった名機であり、第15ターンでの八面六臂の活躍はNWの誰もが知っています。
 何よりも、皆が情熱を注ぎ、魂を込めたということを、私は知っています。

善き哉り、と私はそう思います。


 TLO……時空間操作技術、あるいはそれに類する技術を用いた超性能機は、危険な存在であると言われています。 
 使い続けることで、いつしか、この世界そのものに多大な影響をもたらしてしまうと、その様な研究報告もあります。

 ですが、帝國はTLOを禁じているわけではありません。
 竜も同じくTLOを絶対的に使うな、と延べている訳ではありません。
 それは何故か――理由は一つ、TLOが断じて悪ではないからです。

 ただ、過分に用いれば、それは身を滅ぼす劇薬であり、使用は最小限にとどめるべし――そう言っているのです。
 そして、それは宰相閣下をはじめ、竜も、そして皇帝陛下も同じ気持ちであられるでしょう。

 故に戦場の利、道義の理を持って、このターンは〈アンタレス・フローガ〉ではなく〈RTR〉での編成に踏み切ったのです。
 そのことを、どうか、国民の皆様もご理解頂ければ、誠にありがたく思います。

 私と妻であるクロも、この国より生まれ出でしものにに悪はなし、とそう思っています。
 私たちは、いま在る全てのものと共に付き合って行く術を常に望み、考えています。

 有事の際、帝國に危機迫れば、必ずやまた星鋼京最強の武の出番と相成り、その時にこそ、あの情熱は再び燃え盛るでしょう。

{
 ――星鋼京藩王 セタ・ロスティフンケ・フシミ}

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最終更新:2010年05月11日 19:47
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