万能能力の使い方
【ばんのうのうりょくのつかいかた】

騎士の能力は千差万別で、出来る事の範囲もまた千差万別である。
戦闘、精神操作、感知、解析、ハッキング、高速移動、社会操作......ただ一つの事を極めた特化型の能力者もいれば、
複数の機能を内包した装備品を持っていたり、卓越した知識や多くの使い魔を以てあらゆる魔獣に卓越した万能型の能力者もいる。
その扱いはプレイヤーによって様々であるが、万能能力者は特化能力者ができる事は彼らに任せ、出来ない事のカバーするプレイをお薦めする。


騎士の力は互角である。
幾つもの武術を修め、光速で移動出来、人間であろうが機械だろうが意のままに操り、宇宙の果てまで見通す目と、どんなものも解析できる頭脳を持ち、強靭な使い魔を呼び出し、社会の表と裏を影で操る組織を持つ者であっても、
このうち一つしか持たない能力者や、ただ殺意しか持たない死にかけの男と実力は変わらないのである。

しかし、能力のレベルが同じであれば、ゲーム上での固定値は同じである。
この理屈を通すと、万能能力者の炎は、特化能力者の炎と同じ威力を持つということにもなってしまう。
そして、万能能力者は他の事もできるから、ゲーム上は万能能力者の方が有利ということになる。
この傾向が酷くなると、万能型がいろいろやって封印するから、特化型は判定の時に適当な事書いて能力4加算してくれればいいよ。となってしまいかねない。


だからこう解釈して行動する。
「色々出来る万能能力は、出来る事のトータルでようやく特化能力と同等である」 と。
戦闘はその専門に敵わないし、精神操作はその専門に敵わないし、感知は、解析は、ハッキングは...全て同様である。
だが、代わりに彼らの出来ないことを、別の専門家には敵わないものの、なんとかフォローする事が出来るのだ。
そう考えると、何で色々出来る万能が、一分野のみ可能な特化型と互角なのか、理解出来るだろう。

魔獣戦線は騎士『全員』が主役の物語である。
各々が専門の力を発揮し、手の届かない所を補い合う事で、全員が主役の素晴しい物語を作れるのではないか。



(黒)
  • 結局のところ、大切なのはプレイヤー自身の自制心と譲り合いの精神なのかしらね? -- Daimaru (2013-12-29 12:57:32)
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最終更新:2013年12月29日 12:57