佐山悠人
【さやまゆうと】
 <皇帝>の騎士、故人
 殺戮の魔獣王との闘いの余波に巻き込まれ家族を失い、復讐に狂った“只の人間”
 最初から最期まで全能力が感情のみという騎士の中でも際立って異端の能力構成をした人物。
 その憎悪は完全に狂気の域にあったが、親を魔獣に殺された子供に対して「復讐等望まず、幸せになりなさい」、「自分のような者に成り果ててはいけない」と言うなど、自分の生き方が間違っている事は自覚していたらしい。
 果ては心身共に擦り切れ、何故憎んでいたのかさえ忘れてしまいながらも復讐に突き動かされ続け、DB-345:狂笑鬼との闘いの後に死亡、身寄りも無かった彼の墓は後に騎士団本部によって立てられたという。

 ―――紛れも無い人間で、何一つ特別な物を持たず、なのに生き残って“しまった”からこそ、狂気に果てた一人の男。
 その最期に彼が何を合間見たのか、知る者は今や、誰もいない。

名前:
コメント:
 PL的には色んな意味で思い入れある子。
 イカれたコワイ子でしたが、誰よりも優しいいい子ダッタンデスヨ?(或亀)

タグ:

騎士名鑑 辞典
最終更新:2014年01月17日 22:33