ナァカルエナジー


ただのエネルギー。どういった形状・性質なのかは説明なし。使い方は石油に似たようなものらしいが、化石燃料ではない。この世の全てが持ってる『存在することそのものの力』。この世が存在する限り、無限にあり続ける『存在』のエネルギー。それを大気や海水、人間たちなどから少しずつ取り出してチャージしている。抽出して蓄える技術はまだまだ発展途上。時間をかけて、少しずつしかチャージ出来ない。多用するとすぐに底をつく。結構、ケチケチ運用しなきゃならない。

創造神


神様と呼ばれる存在はこの世界に多く存在しているが、アリアリたちにとって『創造主』と呼ぶ神はただひとつ。それが創造神である。この世界を護り、人間たちを導き、繁栄させた神様。大地と生物、そして現代でも知られている多くの神々は全部創造神様がお創りになられたと伝えられている。『神様の中の神様』キングオブゴッズ。かつて創造主として全世界で信仰されていた。奴隷たちは今でも毎日お祈りしている。中央議会の元老院の奴らも創造神を信仰している(と思われる)。概念的な意味での『創造』をしてくださった。

神奥百科全書


帝国に古来より伝わる、神に与えられた書物。形状はそれぞれである。いつから存在するのかは誰も知らない。帝国に伝えられる神話では、7万年ほど前にこの世界の創造神に授かった云われている。
書物の形状だと1冊あたり1兆ページ以上、1ページが30億㎡以上となり、書物として存在できなかった為。それで創造神が別のものに記述情報を収めた。創造神によりこの世に遣わされた存在、主に神々や聖獣といった人知を超えた存在の力、いわゆる「奇跡」と呼ばれる力を人間の身で自由に行使する方法をまとめた書である、らしい。“人の身でありながら神の奇跡を扱う方法”が書かれている。一般的な読む事は不可能な為、“情報を解する”ことが出来る者だけがその力を引き出せる。“神奥百科全書を解する能力”を備えていれば、書を側に置いてあるだけで自然と力の行使方法を理解し(基本は触らないと理解出来ない?)、その『奇跡』を自らの能力として扱うことができる。どのくらいの距離を『側』と認識するかも書によって違う。十数種類の百科全書それぞれによって必要な才能の質は変わってくる。数は限られるが奴隷全員が扱える百科全書もある。炎を起こしたり、衝撃刃を発生させたり、比較的単純な奇跡を扱うなら一般人でも使える者がいるかもしれないが極々僅か。戦闘や護衛の力に大きく影響するほど強力なもの。蔵書庫にも神奥百科全書については、ただの風聞の記録が多い。
12000年前の最終戦争で更に数種類、中央議会に奪われた。
もともとは、創造主が自らの御子・分身である『世界の神々』の力を記述化して収めた百科全書って言われてるんだけど、でもそれは『神の奇跡を行使する方法』なんて内容なだけあって余りにも膨大な情報量だから書物の大きさもとんでもないものだったらしい。人間どころか、創った神様にとっても大きくなりすぎたくらいだった、って言い伝えもある。それではとても人間では読めない。だから神様はその書物の膨大な情報を他の器に収める事にした。実際に奇跡を発動するには『命令』が必要になる。『命令』は書と奇跡の名を声に出すだけ。ただ、その発動命令には、ちゃんと『行使の意思』を込めて言葉を紡ぐ必要がある。はっきりと命令することが必要。ただ、声の大きさは関係なく、強い意志を込めた命令ならば口の中で囁く程度の大きさでも問題ない。だから使うつもりがない時に書や奇跡の名を声に出しても発動はしない。いきなり意図しない奇跡が発動することはない。目で読むのではなく、心で感じることで初めて理解できる書物。同じ書でも『奇跡ごとの相性』まである。神奥百科全書1つにつき、1種類の奇跡、ではない。秘められた奇跡の数は、神奥百科全書によるらしい。1種類しか奇跡がないものもあるかもしれない。神奥百科全書を扱える人でも書や奇跡の種類によって細かい相性が複雑に関係してくる。人間の力だけでもある程度再現できちゃうような単純な奇跡なら『解する能力』もそれほど必要としないようで、一般兵でも使える人間がいたりするが、それでも数は極少数。逆に、複雑な行使方法を持つ強力な奇跡ほど扱える可能性が少なくなる傾向。手元にあるものでさえ、どんな奇跡を扱えるのか全て把握出来てるわけじゃない。ある程度、理解出来てるつもりの神奥百科全書でも、実際に何種類の奇跡が記述されているかわかっていない。文献だけじゃなく、映像に解説付きで記録に残されていたりもする。その中では現在の奴隷騎士団の誰も使えない奇跡の存在も確認できる。実際に12000年前に新たに見つかった奇跡もある。全13巻だとか全25巻だとか、実は100巻以上あるとか、様々な説があって実際にいくつあるのかは不明。本当に厄介なのは、帝国側が知らずに、中央議会だけが効果を知っている奇跡がある場合。わからないから警戒しようがないから。

虹の泉

帝国が滅ぶ前にあったものでアリアリによって復元された
沈む前は七色に輝く水が張られていて1分経つごとに7パターンに色が変わるように人工的に色を付けていたらしい

肉球撃(ネコパンチ)

番外編でイザナヒメが使った。前足での攻撃。
その後、本編でも使用されるが最新鋭の戦闘機を破壊するくらいの威力がある

箱舟(ノアシステム)


『奇跡の力』を技術に応用して開発した。奇跡の技術応用で実用段階に至ったもののひとつ。アリアリの人生で最大の発明かもしれないもので、最近になってようやく完成した。鯨の記の奇跡のひとつである、地と天を担う輝者の力を応用して作り上げた技術。本来は“鯨の記”を持ってしても広範囲の陸地自体を持ち上げて、飛ばして、更に浮かせるなんて事は(現在の)王室奴隷騎士団の誰にも出来ないことだが、奇跡の応用技術研究のおかげでそれが可能になった。アリアリがエデン地中に仕込んだ『箱舟』に向けて【地と天を担う輝者】を発動すれば浮遊島となる。結局、“鯨の記”の力を借りてるのでアリアリの技術が奇跡を上回ったわけではない。ものすごく大量のナァカルエナジーを消費する。