作者名

Bitplane(ビットプレーン)
別名義...愛新覚羅溥儀(アイシンカクラフギ / アイシンギョロ・プーイー)、p.p.(ピッピ)、Process 2.3.1.、judithz

詳細

1998年からBMSを制作している作曲家。「BMS作家における鬼才は誰か」と聞くと氏の名前が挙がることが多い。
音楽サークル「Irrelevant Stems」(※1)のメンバー、BMS辛口レビューサイト「club Stubborn」(クラスタ)元レビュアー、
サイト「同人音楽超まとめ」の中の人、BOOTHのWeb即売会「APOLLO」の企画者と、様々な経歴を持つ。

ジャンルはプログレッシブ・ジャズ・アンビエント・現代音楽など幅広く扱い、それらの流れを汲んだ、極めてレベルの高い作品をリリースしている。
聴きなれない効果音を使ったり、不協和音を巧みに使うなどとにかく印象に残る作品が多く、しばしば「前衛的」と称される。
なかでも、Process 2.3.1.名義で制作した代表作「チョウの標本」はBM98時代のBMSでは革新的なもので、クラスタ最大の衝撃作としてBMS史に名を残している。
「チョウの標本」は当時の界隈に浸透していた「BMSの低容量化」に対する意識を覆したとされ、1999年の作品とは思えず「オーパーツ」と評する者もいる。

2001年のB-1 ClimaX System-CではATM氏と名義を交換し対戦。「klimt」を発表するも、BGAに「Armytom Presents」と書くはずが、「Atmytom Presents」と誤植してしまうお茶目な失態をやらかしている。(結果は愛新覚羅溥儀名義のATM氏が勝利)
2002年に発表した「Egypt」は作品性が大きく評価されている一方、当時のBMSプレイヤーの判定の仕様とVERYHARD判定が組み合わり、とてつもなく狭くなった「エジプト判定」なる凶悪な判定にプレイヤーは阿鼻叫喚した。
「Egypt」はBMSで最も完成度の高い楽曲の一つとして語り継がれている。

その後はしばらくBMSを離れ、サークル「BITPLANE」(※2)として活動していたが、2009年の5鍵盤onlyパッケージ「plutout4」で「海獣の子供」を発表し復帰を果たす。
その後はBOF / G2RシリーズにてBMSを制作し、BOF2010ではチーム「大人数チーム」の一員として変わらぬ健在ぶりを見せつけた。
現在はBOFU2015の「Neo Atlantis」でBMS制作がストップしている。
2018年6月、BM9820周年を記念してBM98時代の氏のBMS(未公開作品を含む)が収録されたzipファイルを限定配布した。

ちなみにパンツは断固として履かない主義であり、「太平洋のプロパンガス」と呼ばれ恐れられる。なお試合には間に合う模様。

・BMSイベントにおける主な実績

BOF2010...BMS「Caterpillar Song」(全278作品中...Score:8位(補正:5位)/ Average:5位)(全95チーム中...Score:7位 / Average:3位)

代表作

チョウの標本、「無垢」について、klimt、Egypt、Caterpillar Song

脚注

※1
愛新覚羅溥儀氏、RANDO:氏、xra氏、darkvirus(Masayoshi Minoshima)氏、izko氏、asha氏の6名で構成されたサークル。
楽曲はインディーズ音楽サイト「muzie」に投稿され、「Egypt」やxra氏の「LISA1997」のロングver.などを発表している。
「muzie」でジャンル「ノイズ」を浸透させた第一人者である。
※2
「東方インストアレンジ3大ヤバいサークル」の一つに数えられ、spctrm(com)氏が運営する「fromadistance」、corvus(amo)氏が運営する「schwarzwald」の2サークルも選出されている。
なおこれらのサークルの運営者はいずれもBMS作家である。

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最終更新:2021年05月17日 19:11