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**■概要
BMS (Be-Music Source)は「beatmania」によく似た、同人音楽ゲームの譜面フォーマット(.bmsファイル)のことを一般に指します。
BMSをプレイできるソフトウェアを「BMSプレイヤー」と呼び、有志によって数多くのBMSプレイヤーが誕生しています。(beatoraja、Lunatic Rave 2など)
譜面に配置されたオブジェクトに合わせてタイミングよく入力デバイスを叩くことで、クリアゲージを伸ばしていきます。
最終的にクリアゲージが一定以上に達していればクリアとなります。
ちなみに「BMSは太〇の達人でいう太鼓〇ん次郎」と言われることが多々ありますが、1からプログラムを構築した上で似せた、所謂「クローン」にあたるため、権利的な立ち位置としては"グレー"となっています。
(上記のことから黙認という状況が保たれているため、権利的に問題のある違法なBMS作品やBMSプレイヤー、スキンに対し、BMS界隈は非常に厳しい姿勢を取っています)
**■BMSを遊ぶには
BMSを遊ぶには「BMSプレイヤー」と「曲データ(BMS)」と「入力デバイス」が必要になります。
「入力デバイス」は「専用コントローラー」と「キーボード」の2種類が一般に知られ、自分に合うものを選んでみると良いでしょう。
**■BMSプレイヤー(本体)の入手
本体はPCのスペックやプレイ環境によって最適なものが変わってくるので、色々試してみると良いでしょう。
[[ここに>BMSプレイヤー&ツール]]本体の一覧があります。
初めての方は基本的に[[beatoraja]]を選ぶといいでしょう。
「どんなBMSを遊べばいいか分からない」「とりあえず遊びたいけど面倒な導入は嫌」という人は、BMSと本体(Lunatic Rave 2)が同梱されたスターターパッケージ「[[BMSSP>http://www.yamajet.com/bmssp]]」がオススメです。
**■曲データ(BMS)の入手
曲データ(以下「BMS」)は音声ファイル(BGMやキーを押した時の音)と譜面で構成されます。中にはBGA(Back Ground Animationの略称。アニメーション)が付いているものもあります。
このBMSを探すことが何より最大の楽しみでしょう。苦労して探して、好みのBMSを見つけたときは本当に嬉しくなるものです。
さて、BMSを探すといっても最初は難しいものです。以下のサイトを参考にしてみると良いかもしれません。
-[[Be-Music Report>http://www43.tok2.com/home/melodina/bmr.cgi]]...BMSの情報サイト。最近公開されたBMSやイベント情報などを随時更新。
-[[THE BMS OF FIGHTERS Terminal>http://www.bmsoffighters.net/]]...年に一回開催される、おそらく国内最大規模のBMSイベントのポータルサイト。
-[[BMSサイトとか>https://srdbms.otodo.net/]]...BMSの保管サイト。入手困難になっているBMSが数多く保管されている。
-[[GENOCIDE>https://nekokan.dyndns.info/~lobsak/genocide/]]...BMSの難易度表などがあるサイト。スターターパッケージを配布している。
-[[Wayback Machine(IA)>https://archive.org/web/]]...アーカイブサイト。URLを入力することでそのサイトの過去を調べることができ、数多くのBMSがここに眠っている。
サイトによっては見つけ出すのに時間がかかるため、ページ内検索を活用しましょう。
**■BMSの導入
手に入れたBMSをBMSプレイヤー(以下「本体」)で遊べるようにファイルを移動します。
BMSは主にzipやrar形式で圧縮されているので、[[Lhaplus>http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se169348.html]]などのファイル圧縮・解凍ツールを使って解凍しましょう。
(一部の圧縮ファイル(昔のBMSに多い)は解凍すると[[ダバァ>https://w.atwiki.jp/laser_bm/69.html#id_61fdbc6a]]してしまうので注意)
解凍してできたファイルをフォルダごと移動します。使用する本体によってBMSを入れるフォルダが違うのでそれぞれの本体の説明書をご覧下さい。
**■キーボードで遊ぶ
初期設定では狭くて叩きにくいため、BMSプレイヤーの設定画面で対応するボタンにキーを割り当て、叩きやすい配置にしましょう。
有名どころでは「皿左shift、鍵盤は左からz、x、c、space、j、k、l」の構成が知られていますが、その他構成を含め一長一短なので、自分に合う配置を探ってみると良いでしょう。
USB接続では全押しに対応していないため、PS/2接続のキーボードでプレイするのが好ましいですが、発狂譜面などの上級者向け譜面をプレイしない限りは特に気にする必要はないでしょう。
(USB接続でも全押しに対応するモデルが存在しますが、高価なものが多いです)
**■専用コントローラを繋いで遊ぶ
快適に遊ぶにはIIDX専用コントローラを使って遊ぶのが良いでしょう。PS2の専用コントローラをPCに繋ぐ際は、PS2のコントローラ端子をPCに繋ぐ専用のコンバータを使います。
音ゲー用途にも遅延等の問題なく使えるコンバータはサンワサプライの&bold(){[[JY-PSUAD11>http://www.sanwa.co.jp/product/syohin_m.asp?smartphone_f=True&code=JY-PSUAD11]]}やエレコムの&bold(){[[JC-PS101U>http://www2.elecom.co.jp/peripheral/gamepad/jc-ps101u]]}が有名です。ただ、現在では国内の主要な周辺機器メーカー製のコンバータはすでに生産終了しているので、中古品やノーブランド品しか出回っておらず、品質が安定していなかったり不具合が生じてもメーカーのサポートを受けられない可能性があります。
また、海外で自作のアーケードコントローラを販売してる人もいます。ほとんどのコントローラでアーケードと同じマイクロスイッチ式のボタンを採用しているので操作感や感度は良好、見た目もクール、接続端子はPS2コントローラとUSBどちらもあるのでIIDXでもプレイできます。
しかし大きな打鍵音とコントローラの大きさや重さと値段で悩まされることになるでしょう。
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**■概要
BMS (Be-Music Source)は「beatmania」によく似た、同人音楽ゲームの譜面フォーマット(.bmsファイル)のことを一般に指します。
BMSをプレイできるソフトウェアを「BMSプレイヤー」と呼び、有志によって数多くのBMSプレイヤーが誕生しています。(beatoraja、Lunatic Rave 2など)
譜面に配置されたオブジェクトに合わせてタイミングよく入力デバイスを叩くことで、クリアゲージを伸ばしていきます。
最終的にクリアゲージが一定以上に達していればクリアとなります。
ちなみに「BMSは太〇の達人でいう太鼓〇ん次郎」と言われることが多々ありますが、1からプログラムを構築した上で似せた、所謂「クローン」にあたるため、権利的な立ち位置としては"グレー"となっています。
(上記のことから黙認という状況が保たれているため、権利的に問題のある違法なBMS作品やBMSプレイヤー、スキンに対し、BMS界隈は非常に厳しい姿勢を取っています)
**■BMSを遊ぶには
BMSを遊ぶには「BMSプレイヤー」と「曲データ(BMS)」と「入力デバイス」が必要になります。
「入力デバイス」は「専用コントローラー」と「キーボード」の2種類が一般に知られ、自分に合うものを選んでみると良いでしょう。
**■BMSプレイヤー(本体)の入手
本体はPCのスペックやプレイ環境によって最適なものが変わってくるので、色々試してみると良いでしょう。
[[ここに>BMSプレイヤー&ツール]]本体の一覧があります。
初めての方は基本的に[[beatoraja]]を選ぶといいでしょう。
「どんなBMSを遊べばいいか分からない」「とりあえず遊びたいけど面倒な導入は嫌」という人は、BMSと本体が同梱されたスターターパッケージがオススメです。
-[[BMS Starter Pack 2022>>https://trialgabber.github.io/BMS-Starter-Pack-2022/index.html]]...beatorajaと2018~2022年までの楽曲が同梱された、最新版のスターター。今から始める人はこちらの方がおすすめ。
-[[BMS Starter Pack 2009>>http://www.yamajet.com/bmssp/]]...LunaticRave2と比較的古い楽曲が含まれるスターター。LR2の方を使いたい人向け。
**■曲データ(BMS)の入手
曲データ(以下「BMS」)は音声ファイル(BGMやキーを押した時の音)と譜面で構成されます。中にはBGA(Back Ground Animationの略称。アニメーション)が付いているものもあります。
このBMSを探すことが何より最大の楽しみでしょう。苦労して探して、好みのBMSを見つけたときは本当に嬉しくなるものです。
さて、BMSを探すといっても最初は難しいものです。以下のサイトを参考にしてみると良いかもしれません。
//-[[Be-Music Report>http://www43.tok2.com/home/melodina/bmr.cgi]]...BMSの情報サイト。最近公開されたBMSやイベント情報などを随時更新。(リンク切れ)
-[[THE BMS OF FIGHTERS Terminal>http://www.bmsoffighters.net/]]...年に一回開催される、おそらく国内最大規模のBMSイベントのポータルサイト。
-[[BMSちゃん>https://twitter.com/BMSChan]]...最近公開されたBMSのリンクをツイートするbot。
-[[BMSサイトとか>https://srdbms.otodo.net/]]...BMSの保管サイト。入手困難になっているBMSが数多く保管されている。
-[[GENOCIDE>https://nekokan.dyndns.info/~lobsak/genocide/]]...BMSの難易度表(更新停止中)などがあるサイト。スターターパッケージ([[2012版>https://nekokan.dyndns.info/~lobsak/genoside/]]、[[2018版>https://nekokan.dyndns.info/~lobsak/genocide/grade.html]])を配布している。
-[[NEW GENERATION>https://rattoto10.jounin.jp/index.html]]...現在も更新中の難易度表。ユーザーの投票によって譜面のレベルが評価されている。
-[[Wayback Machine(IA)>https://archive.org/web/]]...アーカイブサイト。URLを入力することでそのサイトの過去を調べることができ、数多くのBMSがここに眠っている。
サイトによっては見つけ出すのに時間がかかるため、ページ内検索を活用しましょう。
**■BMSの導入
手に入れたBMSをBMSプレイヤー(以下「本体」)で遊べるようにファイルを移動します。
BMSは主にzipやrar形式で圧縮されているので、[[Lhaplus>http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se169348.html]]などのファイル圧縮・解凍ツールを使って解凍しましょう。
(一部の圧縮ファイル(昔のBMSに多い)は解凍すると[[ダバァ>https://w.atwiki.jp/laser_bm/69.html#id_61fdbc6a]]してしまうので注意)
解凍してできたファイルをフォルダごと移動します。使用する本体によってBMSを入れるフォルダが違うのでそれぞれの本体の説明書をご覧下さい。
**■キーボードで遊ぶ
初期設定では狭くて叩きにくいため、BMSプレイヤーの設定画面で対応するボタンにキーを割り当て、叩きやすい配置にしましょう。
有名どころでは「皿左shift、鍵盤は左からz、x、c、space、j、k、l」の構成が知られていますが、その他構成を含め一長一短なので、自分に合う配置を探ってみると良いでしょう。
USB接続では全押しに対応していないため、PS/2接続のキーボードでプレイするのが好ましいですが、発狂譜面などの上級者向け譜面をプレイしない限りは特に気にする必要はないでしょう。
(USB接続でも全押しに対応するモデルが存在しますが、高価なものが多いです)
**■専用コントローラを繋いで遊ぶ
快適に遊ぶにはIIDX専用コントローラを使って遊ぶのが良いでしょう。PS2の専用コントローラをPCに繋ぐ際は、PS2のコントローラ端子をPCに繋ぐ専用のコンバータを使います。
音ゲー用途にも遅延等の問題なく使えるコンバータはサンワサプライの&bold(){[[JY-PSUAD11>http://www.sanwa.co.jp/product/syohin_m.asp?smartphone_f=True&code=JY-PSUAD11]]}やエレコムの&bold(){[[JC-PS101U>http://www2.elecom.co.jp/peripheral/gamepad/jc-ps101u]]}が有名です。ただ、現在では国内の主要な周辺機器メーカー製のコンバータはすでに生産終了しているので、中古品やノーブランド品しか出回っておらず、品質が安定していなかったり不具合が生じてもメーカーのサポートを受けられない可能性があります。
また、海外で自作のアーケードコントローラを販売してる人もいます。ほとんどのコントローラでアーケードと同じマイクロスイッチ式のボタンを採用しているので操作感や感度は良好、見た目もクール、接続端子はPS2コントローラとUSBどちらもあるのでCS版やPC版IIDXでもプレイできます。
しかし大きな打鍵音とコントローラの大きさや重さと値段で悩まされることになるでしょう。静音化の環境作り含めて腰を据えて挑む覚悟のある人はご検討を。